小さい声でもあげてみよう

ゲイでドクター。そんな僕の地味ぃな日常。

それから。

2005-11-24 09:03:30 | いまのこと。
昨日から悶々とした気持ちを抱えたまま朝を迎えた。
夜はあまり眠れなかった。

当直を終えた先生からメールが来て、一緒に昼飯を食べに行って
そのままゲーセンに遊びに行ってさらにドライブへ。

久々にゆっくり先生と遊ぶことが出来たけど、頭の中半分は

今、自分が先生に伝えたいことは何なのか、
それを、どう伝えたらいいのか、

ってことをずっと考えていた。
ドライブの最中、ふとした話題から先生が「即ヤリ上等!」
のようなコトを話して、やっぱり僕はそこが一番引っかかった。
その場でそれをきっかけに自分の考えを伝えられれば良かったのだけど、
考えが整理できずにただ「うーん・・・」と渋い顔をすることしか出来なかった。

用事があった僕はそこでいったん先生と別れて夜に再び会う事に。
もう、いろいろ考え過ぎて精神的に消耗してしまって、
とにかく、どんな結果になろうと夜には何かしら伝えるしかないな、
なんてぼんやり思った。そうしないと自分が持たない。

夜、先生はDVDをもってうちにやってきた。
話をしたかったけど、DVDを見始めてしまってまた言いそびれた。
とても、映画どころじゃなかった。
映画が終わると同時に僕は限界。思い切って口を開く。

『先生にとって「即ヤリ」が当然の事、ということが自分にはつらい』

『先のことはわからないけど、春になって先生と離れる事になっても
自分は先生と別れたくは無い』

回りくどくならないよう、感情的にならないように、
でも自分のなかで特に引っかかっていた2点だけ伝えた。

先生の反応は・・・正直よくわからなかった。

自分が舞い上がっていてよく覚えて居ない、ってのもあると思うけど。
笑って「大丈夫だよ」って抱きしめらてくれた、と思う。
それに「そんなヤリまくってるわけじゃないって」「セフレはいないから」
というようなことも言っていたような。
さすがにそれは昨日あんなメールを見てしまった後なんで
ホントかよ?とは思ったけど。
もとから飄々とした人だけど、腹の底が読めない。

とりあえず、自分の思ったことは伝わった、と思いたい。
なにより、独りで悶々としていたものを吐き出すことですっきり出来たのは
良かった。限界だったし。
少なくとも今は僕と付き合い続ける気があるんだ。
はー、別れる事になったりしなくて、ホントよかった・・・。

結局、第一ラウンドは引き分けで終了、というところでしょうか。
今後、折を見て相手の価値観をもっと見極めつつ、自分の考えを
伝えていく必要はありそう。今回はその第1歩、だったと思います。

今まで人間関係でこんなにストレートに相手に思いを伝えたの、
初めてだったかも。疲れた・・・。