あまくさ人のひとりごち

あまくさ人のひとりごち、つまり独り言です。
撮りだめした写真も併せて載せます。

第458回 高校生が大麻栽培

2009-08-26 19:31:44 | くまもと

高校生ら大麻栽培の疑い 熊本市の山中で │ くまにちコム


酒井法子や押尾学の問題で、すっかり国民の関心事になった感のある薬物汚染。
まさかくまもとでこんなことをやる連中がいたとは思っても見なかった。


事件の舞台となった金峰山といえば、熊本市を代表する山。
頂上には放送局のアンテナが立ち並び、そこから熊本全土に電波が送られる。
言ってみれば、熊本版東京タワーというところか。


ワタクシは実家が熊本市なので、
小中学生時代には、よくこの金峰山で遠足をやっていた。
山の中腹には少年自然の家があって、小学生の時に泊まったことがある。
そこからさらに上の方に向かうと、「猿滑り」と呼ばれる難所にさしかかる。
岩がゴロゴロしている急斜面。
頂上への早道であるが、メチャクチャきつい。
そんな思い出深い金峰山の麓でこんなことが起きていたとはね。


それにしてもビックリしたのが、押収された大麻草。
育ちも育ったり、3mを超えるものもあったという。


主犯格は23歳の無職の男だが、共犯に高校生もいたとか。
でっかく育てて、校内で売りさばくつもりだったのだろうか。


大麻に限らず、薬物に手を出すのはよくない。
しかし実際には、相当大勢の人が薬物に手を出している。
その数の多さはもはやタバコ並みだ、という人もいる。
てことは、使用している人たちを犯罪者扱いするのは、もはや無理があるのでは?
だったら、ある程度の使用は認めた上で、乱用しないよう指導していった方がいいのでは?
実際、ヨーロッパではそういう更生のしかたをしているようだし。


と、今朝の熊本日日新聞で、大学のセンセイがおっしゃっていた。
それが正しいかどうかは、ワタクシ専門家でないからわかりません。
ただ言えることは、それでもクスリに手を出さないに越したことはない、ということ。 



第457回 シャレにならんぞ福岡県警

2009-08-26 06:53:59 | 九州・沖縄

asahi.com(朝日新聞社):血中アルコール、基準の4倍 飲酒ひき逃げ容疑の警官 - 社会


「全く関係ない。車は盗まれた。」


飲酒運転で国道を逆走し、車と衝突。
50代の女性にけがを負わせた上、その場に車を捨てて逃げた
巡査部長の言い分である。


捕まった当初、酒のにおいをプンプンさせていたため、
飲酒検査をしようとしたが、この巡査部長、頑として断ったという。
そこで10時間ほど経って血液検査をしたところ、
上の見出しのように、基準値の4倍のアルコールが検出された。


10時間経ってそうなのだから。
また、事故直後まっすぐ歩ける状態じゃなかった。
あるいは、ろれつが回らなかった。
という証言から推測するに、相当泥酔した状態で運転していたと考えられる。 


以前から肝機能障害や胃潰瘍を患っていたため、たびたび休むことが多かったという。
家人から「健康を害するくらい酒を飲んでいる」と相談を受けた県警は、
上司が何度も自宅を訪ねたり、面接をしたりするなど、指導はしていたという。

それでも、この結果である。
飲酒検査を頑として拒否したのである。
そして、上のようなことを言って、容疑を否認しているのである。
ムチャクチャ悪質ではないか。

今朝のテレビでコメンテーターが
「そこまで指導をして、なおかつ飲酒をやめないのは、この男が不満分子だからだ」
「そうとう組織に対して腹が立って仕方がなかったから、飲酒を繰り返しているのだ」
「そう考えると、根はそうとうに深い」
旨の発言をしていた。

本当にそうなのかはよくわからないが。
不満分子なら飲酒運転事故を起こしていい理屈にならないだろう。
折しも事件が発覚したのが、福岡市で飲酒運転による悲惨な死亡事故から丸三年がたった日。
しかも県警では、飲酒運転撲滅キャンペーンを展開していた最中。
シャレにならない。

福岡県警は、県警内に向こう3ヶ月間「一斉禁酒令」でも出して、警察官の禁酒を断行するくらいの姿勢を見せないと。
県民からの信頼は取り戻せないのではないだろうか。