逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

能登の地盤沈下(海水流入)半年後にやっと報道

2024年05月29日 | 放射能と情報操作

日本政府(岸田文雄首相)を筆頭に石川県(馳知事)も与野党もマスコミ有識者など全員が、一人の例外もなく「何か」を極度に恐れる能登半島地震の奇々怪々  オワタ\(^o^)/

能登半島の北側海岸線が4メートル隆起したことは早くから報じられていたが、・・・半島南部では逆に大きく地盤沈下していた震度7の能登半島地震(★注、シーソーと同じで片側が上がれば、必ず反対の側は逆に下がる簡単な原理 (^_^;)  

地盤災害ドクター横山芳春@住宅の災害リスクの専門家@jibansaigai 5月28日

七尾市沿岸部にて、これは存じませんでした。満潮時に民家付近にまで浸水があるようです。 沈降によるものであれば今後の進行や、高潮や豪雨時に浸水が拡大することが非常に心配です。

 
本日の満潮でこんな感じ浸水ヤバイ 雨が怖いよー助けてくれー
【石川】七尾・石崎漁港 浸水被害 地震で物揚場沈む 修復時期は未定:北陸中日新聞
 

【石川】七尾・石崎漁港 浸水被害 地震で物揚場沈む 修復時期は未定

5月25日 中日新聞WEB
能登半島地震で石川県七尾市の石崎漁港の物揚場(ものあげば)(船の接岸場所)が沈み、海水が港周辺にあふれる被害が出ていることが分かった。住民によると、地震後に何度か浸水し、24日の満潮時には物揚場から50メートルほど離れた市道にまで海水が達した。潮位が上昇する夏場は浸水範囲が広がる恐れもあり、修復が急がれるが、港を管理する県によると、修復時期は未定だ。
 
港は特産品のナマコ漁が盛んで、周辺には水産加工業者の工場や住宅が立ち並ぶ。物揚場の総延長は813メートルで、本紙が確認した浸水被害の原因となっている物揚場は石川県漁協七尾支所から船揚場までの中央に位置する数メートル。地震前は海面から1メートル前後の高さがあったが地震直後にコンクリートが崩れ、海側に沈んだ。
 
気象庁のデータによると、24日は七尾湾で満潮時に潮位約50センチを観測。海水が岸壁横の臨港道路や市道、周辺住宅地に流れ込んだ。通行しようとする車が引き返したり、大きな水しぶきをあげて通行したりしていたほか、小さな魚が泳ぐ姿も見られた。日本沿岸の潮位は秋まで上昇するため、今後、浸水範囲が広がり、民家の中まで浸水する可能性もある。市は排水ポンプを設置したが、作業した市職員は「まず浸水を防がないと、排水しても意味がない」と話す。
 
住民も不安を隠せない。無職男性(85)の自宅では玄関先の階段の2段目までが水没した。「出かける際には長靴が必要だ」と話し「地震発生後から断続的に浸水している。いつまでこんな状態なのか」と憤る。男性の妻(81)は「例えば今後、夜中に大きな地震が来て、急いで避難しなければならない時、水に足をとられ、けがするかもしれない」と顔を曇らせる。
 
県によると、港では物揚場以外にも隆起や沈下、崩落など約30カ所の被害を確認。現在は修復に向け、費用や期間などを査定している段階で、修復完了の見通しは立っていない。応急的な対策として、土のうの追加などを検討している。(染谷明良、安里秀太郎)
5月25日 中日新聞
 

海水が流入した道路を水しぶきをあげて進む軽トラック=28日午前11時半、七尾市石崎町© 北國・富山新聞

住宅街に雨と海水 七尾・石崎漁港、市道冠水

5月28日 北國・富山新聞

28日の石川県内は前線を伴った低気圧の影響で雨が降った。能登半島地震で岸壁に亀裂が入った七尾市石崎漁港では、住宅街に入り込んだ海水が雨で増水し、市道の一部が冠水、住宅内まで海水が押し寄せた。県七尾港湾事務所は土のうの追加設置を進める。

漁港内の道路は海水であふれ、漁港から約100メートル離れた市道では車が水しぶきをあげて通った。漁港近くの50代女性宅には午前6時ごろから海水が流れ込み、ボランティアが駆け付けて排水作業を進めた。女性は「いつ家の奥まで水が入るか心配。どうにかしてほしい」と話した。

金沢地方気象台によると、加賀では午後6時ごろまで、1時間雨量が25ミリの強い雨となるところもある見込み。28日夜の始めごろまで低い土地の浸水に、夕方から夜遅くまで河川の増水に注意を呼び掛けている。(抜粋)

七尾の漁港 岸壁沈下・排水滞る 影響で周辺住宅街の道路冠水

1月1日の能登半島地震の誰でも一目で分かる被害(地盤沈下による海水流入)が、何故か理由は不明だが、半年後の今頃やっと報じる不真面目過ぎるマスコミ各社の奇妙奇天烈摩訶不思議な奇々怪々。魑魅魍魎の百鬼夜行状態。

早い段階で能登半島地震で現地入りした山本太郎を維新の会や産経新聞が口汚く罵り、しかも摩訶不思議な話だが地元石川県知事の元プロレスラー馳浩や岸田文雄首相が音頭を取って「能登に行くな」と繰り返し、みすみす見殺しにする奇妙で不気味なヒトデナシ。辻褄が少しも合っていないのである。

1月時点「地盤沈下」画像を一応は報じていたNHK

しかし「地番沈下」の言葉は何処にも無いので、視聴者がよほど注意しないと誰も気が付かない巧妙な仕組み ダメだこりゃ

石川 七尾 なまこ漁がこれから最盛期も 再開の見通し立たず

能登半島地震で被害が出た石川県七尾市の漁港では、これから最盛期を迎え、県内最大の水揚げ量を誇るなまこの漁を行う見通しが立たない状況が続いています。

七尾市の石崎漁港は例年、およそ80トンと県内最大のなまこの水揚げ量を誇る港です。

しかし、能登半島地震で岸壁にヒビが入ったり、津波によって一部の漁船が転覆したりする大きな被害が出ました。

地震の後、漁のできない状況が続く中、27日は石川県漁協の七尾支所に役員などが集まって会議を開き、今後の方針を話し合いました。

会議では津波によってがれきが海底に沈んでいるため、なまこ漁で使う網に被害が出るおそれがあるほか、岸壁が崩れる心配もあるとして、支所のすべての漁船が当面、なまこ漁を行わないことを決めました。

これからなまこ漁のピークを迎える時期に、再開する見通しが立たない状況となっています。

七尾支所によりますと、国は地震で被災した漁場の調査に携わった漁業者に支援金を払うといった対策を示していますが、作業の開始時期などがはっきりしていないということで、七尾支所の竹内大生運営委員長は「先行きが見えない中、仕事を提供してくれるのはありがたいが、早く収入を得るためにも、いつからその作業を始められるのかなどを示してほしい」と話していました。

1月27日 NHK

「隠せないものを必死で隠す」意味不明の、挙国一致の「大本営発表」不気味な体制翼賛会

漁港の岸壁が沈下していて、海水面と護岸の高さが「まったく同じ高さ」になっているのですが、今とは大きく違い1月時点では、何故かNHKニュースでは地盤沈下の文言が一切ない不思議。挙国一致で必死で隠していたのである。

半年が経ってから(もはや隠し続けられなくなって)一斉にマスコミ(★注、ただし、全国紙ではなく地方紙限定。テレビもNHK「石川」NEWS Webなど地域限定)が地盤沈下(海水流入)を報道しているのですから不気味である。

北陸電力発表はNIED2828ガルのたった14%(7分の1)

石川県能登地震M7・6(熊本地震の2倍のエネルギー)の、揺れの強さ「最大加速度」の最高記録が国立防災科学技術研究所(NIED)の志賀町2828ガル(地球重力1Gは980ガルなので約3G)なのに、・・・その後メディアや北陸電力は文科省所管の国立研究開発法人NIED(防災科研)発表を頭から無視する不真面目な態度に終始する不思議が続いている。たぶん何かの不都合が起きて情報公開が出来ないので困っているのである。超曖昧に、「珠洲市や輪島市は1000ガル以上」としか全てのメディアが発表していない。マスコミが一致団結?必死で具体的な数値を隠している不思議。

もっと不思議なのが北陸電力が発表した志賀原発の最大の揺れが399.3ガルの不可解???NIED2828ガルのたった14%(7分の1)その後、399.3ガルから2倍超の957ガルに、誰にも分からないよう密かに修正して、世間の目を誤魔化す算段らしいのである ダメだこりゃ\(^o^)/

@HayakawaYukio早川由紀夫@HayakawaYukio

テレビ出演したり防災服で新年会をはしごした首相は十分に変だったが、1月5日に与野党6党が国会議員現地視察自粛を申合せしたのが決定的だった。

この災害応急対策は初めから狂っている。

▼2024年1月1日能登半島地震の災害応急対策を写真4枚で見る。   
 
1月4日 (スーツ姿の)首相テレビスタジオ出演 (★注、熊本地震の2倍のエネルギーの能登半島地震は1月1日午後4時10分。人命救助の72時間のタイムリミットを知らない低能なのか、それとも知っていて無視したヒトデナシの何れか。あるいは両方)
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1月5日 首相新年会であいさつ(★注、被災現場入りは2週間も後なので岸田文雄の防災服はコスプレ不真面目パフォーマンス)
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1月5日 与野党6党が国会議員現地視察自粛を申合せ(★注、世襲の岸田文雄が根性なしの阿呆なのは仕方ない。情けないが6人全員が揃いに揃って根性なしのアホだった。密かに79年前の大政翼賛会的な挙国一致の闇「救国内閣」が成立していたとの怖い話。実は13年前フクシマ核事故時にも民主党菅直人首相が自民党谷垣禎一総裁に挙国一致の救国内閣を呼びかけたが自民党側が首相の椅子を要求し「副首相では駄目だ」と蹴って失敗。同じく自民党福田康夫首相が民主党の小沢一郎副首相での組み合わせで与野党大連立を画策したが失敗している)
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1月7日 陸上自衛隊が習志野で降下訓練始め(★注、千葉県の房総半島では無く大地震で道路網が寸断され陸の孤島と化した石川県能登半島で行ったら一石二鳥の実践的訓練ができる。上空からなら大災害の現状を把握できるばかりか、大勢の人命救助が出来て日本人の全員から感謝される絶好の機会を見す見す失っていた)
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登録しているボランティアは2万1500人。そのうち被災地に行けるのは金沢駅から毎日7時に出発するバス2台か3台に乗れる人だけ。まあ100人だ。珠洲や輪島に日帰りで行くのに7時出発は遅い。5時に出発したらどうですか。添付画像は2月5日16時の災害対策本部員会議での知事発言  2024年02月14日 | 放射能と情報操作 痴呆バイデン似の岸田文雄と与野党6党大連立

早川由紀夫背景写真 2024年1月能登半島地震で4m隆起してすっかり干上がってしまった黒島漁港(輪島市門前町)

「能登には来ないで」と言ってたのは、人が増えると管理する側の仕事が増えて担当者が疲弊するのを恐れたからだったんだ。管理しなければいいだろうに、そうはできないようだ。二番目の目的が治安維持のため。三番目が情報統制。被災者の願望は捨て置かれている。
 
「能登に来ないで」とアナウンスする三番目の理由が情報統制だと自分で書いたけど、このときは理解できてなかった。わかった。能登に来た人が不具合をSNSに書き込むと、行政の不手際だと広まる。これを嫌ったんだ。一番目の理由と同じく被災者保護より役人保護を優先してる。
 
今回の石川県の災害対応は、次が第三者によって評価されなければならない。 1)地震から2か月以上も「能登には来ないで」と広報したこと 2)地域外にホテル旅館を用意して二次避難を勧めたこと 3)いまも継続中の北陸応援割の効果
 
「1月1日のまま・・・」隆起したマンホール、使えない水道 能登半島地震からまもなく5か月 進まない復興の現実【報道特集】

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4 コメント

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ごり押し柏崎刈羽原発再稼働と『新潟日報』反原発特集 (ロハスな人)
2024-05-29 18:07:58
日本海側でも南海地震並みの津波被害がありうる…今回の能登半島地震ではその事実に多くの人が気付いたはずですが、能登半島近辺よりも地震リスクが高い?と想定される新潟県「長岡平野西縁断層帯」…東電がごり押しで再稼働に向けて動いている柏崎刈羽原発がまさにその地域にありますよね…。

新潟の地方紙『新潟日報』は“忖度?して”とても控えめに、しかし、『特集記事で柏崎刈羽原発再稼働に疑問を呈する』記事を書き続けています。

『 東京のために新潟を事故リスクにさらすな!ふざけんな! 』と本音では言いたいのでしょうが…『原発利権の本丸がアメリカ』(日米原子力協定)なのでしょうから…。

☆[知って備える!新潟の大地震・“最恐”編]被害最大は「長岡平野西縁断層帯」 新潟、長岡、上越…県内全域で震度7の衝撃、高い津波の危険性も

☆[誰のための原発か]能登の警告編<7>―地層処分 核のごみ最終処分場「適地」で震度7、「科学的特性マップ」の信頼性に疑問 東京電力柏崎刈羽原発の新潟から問う
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今も続く能登半島情報封鎖「能登に行くな」(能登に来るな)の怪 (宗純)
2024-05-31 16:57:36
早川由紀夫@HayakawaYukio 5月30日

「物見遊山にならないよう」は、観光してはいけないの意味だよね。では、いったいいつになったら能登を観光できるの?地震からもう丸5か月たつよ。 x.com/oic_kanazawa/s…

地震の専門家は地震の翌日から現地にはいってる。あれって、物見遊山と何が違うの?どちらも好奇心によるものだ。専門家の検分も、一般の観光も、まったく同じ動機による。区別できない。

テレビ新聞による取材と報道も同じ。物見遊山、すなわち観光と区別できない。

区別できるのは、復旧復興と炊き出しや寝袋などの生活援助。地震後1週間は救命もあった。

我が日本国では、アスペルガー火山学者早川由紀夫以外、人命救助では最優先の72時間のタイムリミットを無視するヒトデナシ能登半島封鎖が、半年も経った今も続いているのに、・・・・赤信号。みんなで渡れば怖くないの言葉のように、「見ざる言わざる聞かざる」「知らぬ。存ぜぬ。」と無視しているですから呆れるやら驚くやら。

リベラルメディアや有識者が大騒ぎする、国外のウクライナやガザ大虐殺とは別の、挙国一致の摩訶不思議な極秘戦争???が日本国内の過疎地の限界集落の高齢者対象に、水面下で起きているらしいのですから不気味。本体なら日本共産党など左翼護憲派が騒いで当然なのに一切沈黙している。

特に変なのが他の大災害では推奨している「ボランティア」を徹底的に排除している事が、正月早々の6党合意の自粛が決定的だったが、
ただし、能登半島側にも、外部者を排除するとの、他ではいられない動きがあった。
外から来たボランティアのネットへの画像投稿に対して文句を地元住民が言うなど???ネット画像でボランティアが笑顔だったとまで非難するが、悲惨な山岳遭難での悲惨な顔でいる方が余程悲惨なのである。
私も半世紀以上昔の幼い時分、疎開先の田舎で着るものも食べるものも無い状態で『赤だ』『貧乏人だ』と地元の子供たちの集団による激しいいじめに耐えて現在に至っていますが、実は疎開先とは能登半島地震で一番被害が大きかった輪島市の山間部の過疎地帯の町野町。

2012年08月02日 | 社会・歴史
イジメは日本の伝統文化https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/6be4072e491baeaf703bc3e3316d0b97
私は子供と田舎者が大嫌いなのである。
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遠い東北地方、関東や大阪にも、間違って緊急地震速報 (宗純)
2024-06-03 15:05:26
輪島と珠洲で震度5強、9分後にも珠洲で震度4 津波被害の心配なし
朝日新聞社6月3日
3日午前6時31分ごろ、石川県能登地方を震源とする地震がありマグニチュードは5.9と推定される、最大震度5強を観測した。
(9分後の)午前6時40分ごろにも能登半島沖を震源とする震度4マグニチュードは4.8と推定される地震で、(無関係な東北、関東や大阪にまで)緊急地震速報を発表している。

関東・近畿でも緊急地震速報、当初の推定は「富山湾でM7・4」…複数の地震発生が影響か
2024/06/03 12:16読売新聞
今回の地震では東北から関東、近畿地方にかけての広い範囲で、緊急地震速報が発表された。気象庁によると、富山湾でマグニチュード(M)7・4の地震が起こると推定されたためだが、実際は暫定値でM6・0だった。観測機器に異常は確認されておらず、短時間に同じ場所で地震が複数発生したことが影響し、数字が大きく出たとみられるという。

 同庁の原田智史地震津波監視課長は「原因については今後精査していく」と話した。

携帯やテレビの緊急警報から地域の防災放送まで、東北から関東、大阪など日本列島の大部分で気象庁(国土交通所の外局)による、狼少年のような悪戯?が起きたのですから不気味。フェイクニュースの極みのような話なのですから不思議である
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まともな方々もいるのです。が・・・ (ルンバよりは賢い積り)
2024-06-09 10:25:32
少し前の note での投稿ですが、大事なことが載っていました。一部分抜粋し貼り付けます。

知事たちの反乱とそれを黙殺するマスコミ - 消滅自治体の問題の地方への責任転嫁
世に倦む日日 2024年6月4日 15:19

>> 5/15、25道府県の知事が宮崎市で集会を開き、人口減少問題について討議した。「日本創生のための将来世代応援知事同盟」という団体が結成されていて、10回目の会議の開催となる。

>> 4/24 に増田寛也の「人口戦略会議」が発表した「744自治体が消滅する可能性がある」とする報告書に対応して、と言うより対抗して開かれた会議で、きわめて率直な反発が示されている。ほぼ全員が保守系知事で、多くが総務省を始めとする元霞ヶ関官僚であるにもかかわらず、「人口戦略会議」の無責任で冷酷な分析と、自治体間で人口を奪い合わせて傍観しているだけの政府に、業を煮やし、眦を決して立ち向かう場となった。

>> 増田寛也の「人口戦略会議」の報告書の方は、(中略)結果として、地方は努力不足でした、無能でした、よく頑張った自治体も一部にはあります、日本全体の人口が減るんだから仕方ありません、だから地方に金を配るのは基本的に無駄ですと、そういう結論と示唆になっている。(中略)能登の放置が「正当化」され、災害で壊れたJRの線路が見捨てられ、地方はインバウンドに精を出せという総括になる。

>> 地方の側の論理と抵抗を、最も強烈かつ先鋭に弁明している代表格が、島根県知事の丸山達也である。総務官僚上がりの保守系だ(中略)週刊文春の 5/3 の記事の中で、人口戦略会議の報告書を批判してこう言っている。「根本的なアプローチの違和感というか問題は(中略)東京以外は全部人口が減るわけでしょう。つまり、国の問題だということです。日本全体の問題を自治体の問題であるかのようにすり替えて言われているのは根本的に間違っている」「出生率が(中略)総じてどこも下がっていて、我が国の傾向なわけですよ。(中略)そうすると国の政策とか、日本社会全体の問題を解決しないといけないのに、自治体ごとに取り組まないといけない課題であるかのように、誤った世論誘導をしている」。こう断言して、政府だけでなくマスコミ批判の舌鋒をふるっている。
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