逝きし世の面影

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152人になったフクシマの小児甲状腺がん

2015年12月07日 | 放射能と情報操作
『たった1年で39人が新たに小児甲状腺がんに!!!フクシマの真実を必死になって隠すマスメディア』

『終わっている挙国一致のマスコミ』
報道したのは地元福島県だけだったNHK放送
福島県のニュース 福島放送局
甲状腺検査2巡目の結果報告
2015年11月30日 NHK福島原発事故をうけて県が進めている甲状腺検査について専門医などで作る会議は2巡目の検査で新たに39人にがんやがんの疑いが見つかったことを明らかにしました。
これについて専門医らは「放射線の影響とは考えにくい」とする見解を改めて示しました。
原発事故で拡散された放射性物質は甲状腺に蓄積するとがんを引き起こす可能性があり県は事故当時18歳以下だったおよそ38万人を対象に検査を進めています。



30日は検査の内容を検証する委員会が福島市で開かれこの中で事故後行われた1巡目の検査であわせて115人にがんやがんの疑いが見つかったほか去年から始まった2巡目の検査で新たに39人にがんやがんの疑いがみつかったことが報告されました。

また、2巡目の検査でがんやがんの疑いがみつかった39人のうち19人については1巡目の検査でしこりなどは見つからなかった(A1判定)ということで福島県立医科大学の医師は「その後、新たに腫瘍ができたのではないか」という見解を示しました。




『新たに小児甲状腺がんが39人も見つかったのに「9人ががんと診断」との摩訶不思議な福島県内の放送』

去年8月24日に発表されていた対象者38万人に対して8割の30万人弱の検査人数の先行調査(一巡目、スクリーニング検査)では『悪性ないし悪性疑い』(小児甲状腺がん『確定』と『疑い』)の合計数は113 人だった。
一巡目検査の終了時点では、甲状腺の全摘出後の病理検査で小児甲状腺がんの結果が最終的に『確定』した99 人中、乳頭癌が 95 人、低分化癌 が3 人。良性結節(福島県立医大の誤診) が1 人だった、
今年8月31日発表時点での県民健康調査「甲状腺検査(本格検査・二順目検査)」実施状況では、新たに明らかになった『悪性ないし悪性疑い』の合計人数は 25 人。(手術実施 6 人:乳頭癌 6 人)

最新の11月30日発表(9月末までの検査結果)による現在わかっている甲状腺癌『確定』+悪性『疑い』 が152人。
そのうち
甲状腺の全摘出手術実施の子供が 124人(124人のうち悪性の乳頭癌 が120人)



『小児甲状腺がんの症状が悪化する速度が、急激に加速している』

1986年にレベル7の核事故を引き起こしたチェルノブイリ原発では、人口が福島県の5倍(1000万人)のベラルーシで小児甲状腺がんの発症数は2人。(事故前年は1人。前前年はゼロだった)
ところが事故の翌年(1年目)には2倍の4人に増え、2年目は5人、3年目は3倍の6人に確実に増えていく。
しかし、チェルノブイリから4年目(1990年)には突然29人(事故年の約15倍)に爆発的に増えている。
人口が200万人なのでベラルーシの5分の1しか無い福島県(しかも検査したのは全数ではない)で今回39人もが新たに小児甲状腺がんを発症した事実から分かることは、日本のフクシマは旧ソ連のチェルノブイリよりも(数十倍のオーダーで)遥かに悪い。
発症した39人の正確な検査日時は不明だが、今回の発表は今年9月末日までの数値なのでレベル7のフクシマの核事故から3年目(平成26年度)の2014年分の調査結果が大部分であると思われる。(4年目も含まれているが比率は小さい)
もしも3年目(2014年)分が大部分だとすれば、これから4年目(2015年)分が出てくるので驚愕的な数値になる可能性が高い。

しかも、今回新たに発症した39 人の初回検査(『先行検査』、『スクリーニング検査』、『1順目検査』)の結果は、A 判定が 37 人。(甲状腺に何の異常もない健康なA1 判定が 19 人、小さな病変が見つかっていた『要経過観察』のA2 判定が 18 人)
前回検査で要精密検査のB 判定(5.1mm以上結節または20.1mm以上の嚢胞)は、 たったの2人だけだった。
1順目検査では甲状腺に何の異常も見つからなかったA1判定の子供が過半数なのですから恐ろしい。
マスコミ全員で隠しているだけで、フクシマでは健康だった多くの子供達が極短期間に症状が悪化して、小児甲状腺がんが劇的に発症していることは誰の眼にも明らかな事実。
レベル7のフクシマの核事故から4年が経過して、放射能被害がいよいよ本格化し出したのである。
『小児甲状腺がん』の症状が悪化する速度が、(比較的穏やかに増加していた今までの4年間を過ぎて)、幾何級数的に急激に加速しているのである。
いよいよフクシマでは爆発的な小児甲状腺がんの発症が始まった。
ところが何故か、マスコミ全員で『無かった事』にして今までと同じように『安全安心。何の心配もない』と、『先送り』を続けているが、いったいこの低脳の悪党連中は何を待っているのだろうか。



『半年も前の5月17日に福島県検討委自身が認めていた津田教授の「福島県は他県の50倍」の事実』

2015年11月30日、第21回県民健康管理調査検討委員会の『記者会見』ではFFTV(フクロウFoEチャンネルの動画サイト)所属の満田夏花記者から、すでに、5月18日に甲状腺部会の『中間とりまとめ』で出されている『小児甲状腺癌の多発』の問題を質問するが、検討委はまともに返答をしない。
口先だけで不真面目にも誤魔化して逃げ回っている。
半年も前のこの『とりまとめ』内では、検査結果に対して『我が国の地域がん登録で把握されている甲状腺癌の罹患合計などから推定される有病数にたいして数10倍のオーダーで多い』とはっきりと書かれていた。
10月7日の『福島県は他県の50倍』との外国人記者の特派員協会(FCCJ)での記者会見で大騒ぎになった岡山大の津田教授と同じことが、半年も前にすでに福島県検討委内では出されていたのである。
5月15日付け甲状腺評価部会の『中間とりまとめ』では、『福島県は他県の数十倍』の理由として『放射線量、放射線被曝によるもの』か、または『過剰診断によるもの』か、というような続き(姑息な言い訳、意味不明の弁解)が書いてある。
FFTVの満田氏、
『今回の中間とりまとめの中で、ここが私は一番注目すべき点じゃないか、』
『今回・・・、ここの部分。
つまり現在生じている甲状腺癌の数が有病数と比べて多発であるということについては取り立てて書かれていなかった・・
・・なぜその辺を避けか・・お伺いしたい』
福島県検討委の内部資料で5月18日にあった津田教授と同じ『数10倍のオーダーで多い』事実が、11月30日発表の資料から丸ごと消えていた。日本的『事なかれ主義』での意味不明の先送りを繰り返しているのである。

『70年遅れの「悪魔の飽食」か、アウシュビッツのメンゲレ医師の再来か、』

星北斗座長:(一般社団法人福島県医師会 副会長 )
あのー、…なんか違う話を比べて気がして。
その、部会長がいる間に部会長にご説明頂いた方がいいと思うんですけど、我々が認識しているのはその、その、あ、紙が手元にないのでなんとも言えないですけど、そのゆぅ、一般的な統計として今まで知られているものに比べれば多いということは事実だということを言っているだけであって、それがその放射線の影響云々ということについては言及していなかったと思います、清水先生そこのところ覚えていたら(途中から凄い早口になる)
清水一雄:(日本甲状腺外科学会前理事長)
星先生のおっしゃった通りで、あの、サイ、私も覚えていますが、最終的に提出した中間とりまとめにはその数字だけだったと思います。
で、あのーー、別にそれは何も細工したわけじゃなくて、今日(突然小さな声)見たら出てなかったなということだけなんですが。
あの何れにしても、えーっと、予想を超えるような、超えるといいますか。「多発」が起こっていることは事実であって、それはですね、あの〜、被曝の影響なのか、それともスクリーニングバイアスといいますか、一生懸命いい機械を使って調べたからこれだけの人数が、専門家が調べたので、出てきたのか。
それは実はいま、出せません。
こんな検査をやったことは今まで無いわけですから。
これからそれを評価していかなければいけない。

(この津田教授と同じ『福島県は数十倍』との驚愕の検討委資料に対する質問の前に有った朝日新聞記者からの、『悪性ないし悪性疑い39人について「臨床症状が出た人はいないのか?」』との当然の疑問に対しても、一切まともに答えない。
不真面目にものらりくらりと逃げ回るのである。)
清水一雄:それからもうひとつ、先ほどの質問で、「症状があったのかどうか?」ということがありましたけれども、
あれに関しましては、毎回申し上げているように、甲状腺の手術で、あるいは症状で、症状が出てからでは遅い。(検討委が今まで甲状腺検査の結果で即全摘出していた事実を公式には認めていなかったが、今回明らかにした意味は重い)
何を言って症状と言っているのか?
喀血なのか、痛みなのか、声なのか、あるいは苦しいのか、しこりがあるから症状があるのか、しこり、今回報告されている大きさとかそういうのを見ますと、私の経験で臨床症状があったとはとても思えないです。
あ、みたわけじゃないですけれども

『日本的「先送り」の超無責任。誰も失敗の責任を取らないムラ社会体質か・・・』

福島県検討委(日本政府)のトップですが、無責任の極みと言うか。原子力ムラの傲慢と言うか。反知性主義の鑑というか。韓国旅客船セウォル号の極悪船長のそっくりさんというか。
その場その場で口から出まかせの嘘八百。ヤクザな三百代言の橋下徹と同じで、これ程人間が破廉恥で無責任になれるものかと驚き呆れるばかりである。
我が日本国だけは世界の例外で『指導者には指導力が無い』、『政治家に政治力がない』、『責任者には責任が無い』(運命共同体的なムラ社会の)特殊な無責任社会だが、それなら最高責任者であれば有るほど、もっと責任が無い。
日本の場合、底辺部分の一般市民層は今でも健全だが肝心のトップとか中央(権力中枢の指導層や知的エリート)ほど中身が空っぽの空洞状態?なのである。(検討委ですが、もちろん放射能被害は誰よりも知っているが全員で口裏を合わせて『先送り』して誤魔化している)
2013年にOECD(経済協力開発機構)が初めて子供の学力テストではなく、大人の学力テストを行った結果では日本人が断トツの世界一だったらしいが、我が日本国では知識層のトップと一般庶民層が横並び。全員がドングリの背比べ状態なのでしょうか。
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現状認識問題。 (ネプギアソリッド)
2015-12-05 16:06:16
チェルノブイリの時がそうだったように、
大きすぎる身内や自分の不幸には気が付かない、矮小化してしまうのが人の性みたいです。
今の日本の現状認識の間違いは、

・中国国家は崩壊寸前
・米中冷戦が始まっている
・福一原発で被害は無かった
・日本経済は復活した

でしょうか。
第二次世界大戦の頃に「米英蒋は張子の虎であり一蹴りで壊滅する」とマスコミが喧伝していたのと同じです。
大和民族は普段は合理的で革新的ですが、
巨大な危機に直面すると健忘症というか現実否認で一気に劣化するみたいです。
管直人首相の功績 (古西)
2015-12-06 00:33:49
菅首相はおそらくパニック状態で、確か、福島原発付近は20〜30年人が住めないと、思わず本当のことを言って、マスコミや福島県知事などから非難されました。そして日本は、ヨウ素剤も住民には飲ませませんでした。
ソ連のチェノブイリの原発事故では、住民を強制避難させました。
日本とソ連のどちらが住民を大切にしているのでしょうか?
いずれは直面する過酷な現実 (こうじかび)
2015-12-06 06:13:13
この件を知り、大変な事態と予感したのは2013年の2月ですが、もはや隠しきれないレベルになっています。

しかし何事もないかのような今の雰囲気の多くは大手マスコミが報道しないからでしょう。この国は世論操作がわりと簡単にできるようです。

為政者等は福島の原発事故そのものを終わったかのようにしたいのでしょうが、この件だけは人間が対処できない「放射能の拡散」が相手だけにいずれは過酷な現実に向きあわなければならないでしょう。

まさに第2次大戦と同じ結末を繰り返そうとしている人間の愚かさを感じます。
致命的に政治判断が出来ない (宗純)
2015-12-06 15:43:46
ネプギアソリッドさん、古西さん、こうじかびさん、
皆さん、コメント有難うございます。

これは駄目ですね。もう完全に終わっています。
マスコミですが、フクシマの真実を報道する気が最初から少しもない。
多分子供たちの命や健康よりも、『一般市民がパニックを起こさない』こと(治安対策)を最優先しているのですよ。
韓国旅客船セウォル号と同じ状態に陥った今の日本ですが、完全に沈没しない限り、目が覚めない。
マスコミが駄目でもネットが活躍すれば良いのだが、・・・均質構造の日本では事情が同じ、
グーグルの『政治』 ジャンルのランキングで取り上げているのは、この『逝きし世の面影』だけですよ。
政治ブログなのに、政治的な判断ができないのですから無茶苦茶。
騙す方と騙される方の二者がいるのではなくて、双方馴れ合いの共存関係なのでしょうか。
醜い真実よりも、美しい嘘を信じたいのですが、これでは助かるものでも助からない。
政治ブログの質も致命的に低いが、もっとひどいのは反原発に特化したブログで、最後の最後のここにきて、にわかに怖気づく。
必死で押さえにかかってるのですね。
木下黄太のブログ が特にひどい。いまでは丸々が原子力ムラの隠れ村民の偽装工作ですね。しかも大勢を騙しているのですから罪が深い。

元々が悪質な原子力ムラの偽装ブログだったのか、それとも、その結果の恐ろしさに気が付いたので、薄めようと必死になっているのかは不明だが、救いようのない低能の悪党であることだけは間違いないでしょう。
いよいよ最後のカタストロフィは目の前であり、ほんの少しの時間が残されているだけ。ここまで深刻化すれば、今までのような先送りは無理でしょう。
悲しいです。 (ひよこせんせい)
2015-12-07 14:27:48
子ども達もそこご家族も、仕方ないと諦めなければならないのですか?
この事実を報道もしない、被曝のせいだとも認めない大人達は、何に何処に向かっているのでしょうか…。
今、大人として生きている私は、何をすればいいのでしょう。本当に悲しい…。
あまりにも見慣れたデジャブな光景 (宗純)
2015-12-08 10:35:46
ひよこせんせいさん、はじめまして。コメント有難うございます。

11月30日の検討委の記者会見での応答を見れば、実は口先では今までと同じで否定しているのですが、…
実質的には小児甲状腺がんの爆発的発症をフクシマの放射能であると認めている。
もちろん専門家もマスコミも全員が『もう、駄目だ』『終わっている』と知っているのですよ。
ところが、だれも口にしないで、表向きでは『安全安心。心配ない』との、何の意味もない気休めを言っている。
丸っきり韓国旅客船セオゥル号の船長と同じ判断をしているのですが、結果もセオゥル号を同じになります。日本では70年前にも同じことが起きていた。
「日本文化における時間と空間」加藤周一
2013年06月23日 | 文化・歴史
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/28d14142157fc73bec08215e377cee06
今の日本ですが、1945年8月15日の敗戦の少し前と酷似している。何から何まで少しも違いが無い。
世界の常識とは隔絶した特殊な日本的悪弊が蔓延して社会全体を蝕んでいるが誰にも止めれない悲劇。

全員でフクシマを『先送り』して、なかったことにしたいのです。
大概の場合には、 『時』はすべてを解決する万能薬であり、日本では 困ったときは『時』に解決を任せた。『果報は寝て待て』。
待っているうちに勝手に解決すればそれでよし。解決しなくても致し方ない。
『すべて自分が』と頑張らず、大きな課題は残しておいて後任者に華を持たせるのも日本的な美徳であり、実際、やろうとしても何も出来ない。
『忘却』こそが日本人の最終兵器で。人の噂も75日。
何があっても大抵のものは数ヶ月で、長くても数年で忘れられる。
たいていのものごとは、突き詰めればたいていの人にとってどうでもいいことなのだ。
どんなミスも犯罪も、しばらくたてば『そんなのもあったよねぇ』程度の小さな扱いになる。
思い出はすべからく美しい。
『美辞麗句』および『先送り』と組み合わせて使うとさらに効果が高い。
苦しみがつきまとう『記憶力』よりも、生残る為には『不都合な事実』を無かった事にする『忘却力』こそが精神衛生上大事だと心得ることが大切である。
先送りと忘却力で乗り切ってきたが、フクシマの放射能とアメリカ軍にだけは、日本人の最終兵器が役立たないで困っているのです。
安倍晋三に罰を… (天野)
2015-12-08 10:45:12
ウクライナ チェルノブイリの原発事故。もし、ウクライナが五輪開催に手を挙げても5年10年は無理でしょう。そもそも手を挙げる事も無いでしょう。
翻って我が国の安倍晋三。福島の原発事故は全く心配無い、放射能は完璧に制御してる、と世界に向かい宣言。誰が書いた原稿か知りませんが、この馬鹿(安倍晋三)は原稿の内容その意味を理解出来ないほどの馬鹿なのか?と疑問を感じます。
精神疾患や判断力の欠如した者は、罪に問われません(一般的に)。しかし、一国の総理大臣がいくら馬鹿ですから許してね、といってたら示しがつきません。ここは、安倍晋三が馬鹿だからといって許されるものではありません。国のトップの発言なのですから。相手は世界の国々ですから。何よりも足元に火が着いている今です。
ここは、罰として五輪返上した総理大臣という肩書きを与えるのが相応しいと思います。
どうせ馬鹿だから大して恥ずかしいなどと思う事も無いでしょう。
個人的には
「みっともない総理大臣でした、ゴメンなさい」
と、そのときは国民の一人として世界に謝罪する用意も出来てます。
Unknown (ナナシ)
2015-12-08 13:17:13
福島の新聞を見てますが、明るいニュースを大きく、マイナスイメージは小さく知らされます。もちろん、県内で放射能関連の会話は禁句です。県民も厭世気分なんでしょう。
±0 (縋り)
2015-12-09 13:59:51

数というのは、目をくらます効果もありますよね。
福島の子どもたちを心配しながら、みんなの目をくらましたいこと、それはなあに?
あなたならわかりますよね~。
科学的真実 (rakitarou)
2015-12-10 14:31:34
そもそも「統計学」とは、限られた帰納法的事実の積み重ねを科学的な演繹的事実にするためのカラクリと言えます。数百例から千例程度の臨床試験で統計的に有意な効果があれば臨床薬として新しい薬が治療薬として認められます。だから統計的に明らかに癌の発症が多ければそれはその地域で「科学的真実」として癌の発生が増えていると結論する他ないのです。

精密検査をしすぎているからというサンプリングバイアス的な事を口にしている医師もいるようですが、言っている本人も誤りであることは十二分に解っているでしょう。擬陽性が増える以外の結果はそのバイアスからは出ないからです。出ているのは本当の癌ですから。

科学的真実をいかに発表してゆくかは確かに政治的な問題でしょう。「パニックになる」「風評被害」というのは偽情報による損害を防ぐために情報統制をする理由にはなりますが、真実を隠すためのexcuseに使ってはいけません。

残念ながら医者や科学者にも「科学的真実」を「真実」として発表した後、政治的に批難されることを恐れる人達が沢山います。何よりも真実に向き合う根性のない政治家や組織の責任者(真実を発表する人達に裏から圧力をかけるような輩)が日本には多すぎることが問題なのかも知れません。しかもそれを「大人の対応」などと評価するバカも沢山いるのです。

真実を真実として粛々と世界に発表してゆくことが原発事故をおこしてしまった日本人の責務だということが解っていない人が多すぎるように思います。

勝手なコメント失礼しました。

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