逝きし世の面影

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米大統領選開票速報序盤でドナルド・トランプがリード

2016年11月09日 | 政治
 『嘘つき女(ヒラリー・クリントン)VS暴言王(ドナルド・トランプ)の史上最低の泥仕合で予想外の大差がつく』

米大統領選の開票速報では最も早いニューハンプシャー州では52%対40%、ケンタッキー州では66%対29%、インディアナ州では66%対22%と、いずれも共和党のドナルド・トランプ候補が民主党のヒラリー・クリントン候補を大きくリードしている。
米CNNは、ケンタッキー州とインディアナ州で共和党のドナルド・トランプ候補が勝利することが確実になったと報じた。
CNNによると、選挙人獲得数はトランプ候補が19人、バーモント州を民主党のヒラリー・クリントン候補が制し、クリントン候補が3人。

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru
米大統領開票速報(1)、トランプ予想より強い
孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru
開票速報:クリントン45.2% (獲得選挙人68)、トランプ 51.1% (76)。

『東京株一時1000円超下げ…トランプ氏優勢で』2016年11月9日 読売新聞

9日の東京株式市場で、米大統領選の開票結果を巡り、共和党候補のドナルド・トランプ氏が優勢との見方が強まり、日経平均株価(225種)の下げ幅は一時、前日終値比で1000円を超えた。

『韓国、国家安全保障会議の緊急会議を招集』2016年11月09日Sputnik

韓国は米大統領選挙に関連して国家安全保障会議の緊急会議を招集。聯合ニュースが大統領府代表者らからの情報を引用して報じた。韓国は、選挙によって連合国である米国との経済、外交関係にどんな影響が及びうるかを入念に追っている。
国家安全保障会議の召集の決定はトランプ候補の勝利がほぼ確実という発表からとられたもの。



支持率が拮抗するアメリカ大統領選の開票の結果は昼すぎにも大勢が判明する。
ロイター通信は8日、米大統領選の同日の投開票を受けた出口調査で、投票した人のうち、大統領選については初めて投票したと答えた人が15%前後を占めたとの結果を発表した。前回の2012年大統領選の調査では約9%だった。
なんと、マスコミ全員が口を極めて非難した共和党のドナルド・トランプ候補の口から出まかせの暴言の数々ですが、アメリカ大統領選の品位は傷つけたが、投票率の向上には大いに貢献していたのである。



参考資料『トランプ氏は「賢い政治家」』2016年06月06日 東アジア共同体(抜粋)


人気にあやかろうとトランプ風のカツラをかぶった金さん(CG画像)

『トランプ氏は「賢い政治家」 北朝鮮メディアが「支持」表明』2016年06月1日BBCニュース

今秋の米大統領選で共和党候補に選ばれる見通しの実業家ドナルド・トランプ氏について、北朝鮮の対外宣伝ウェブサイト「朝鮮の今日」は論説で「支持」を表明。トランプ氏を「賢い政治家」と呼び、「長期的な視点を持っている」と評した。
トランプ氏は先月、北朝鮮の指導者の金正恩党委員長と会う用意があると述べたほか、日韓が駐留米軍の費用を全額負担すべきだとし、そうでなければ米軍の撤収も覚悟すべきだと語っている。
北朝鮮は長年、米軍の朝鮮半島撤収を求めてきた。
北朝鮮と韓国の対立には関わらないというトランプ氏の発言については、「北朝鮮の視点からは良いこと」だとした。
一方、民主党候補に指名されると予想されているヒラリー・クリントン前国務長官について、「退屈」だと評し、米国の有権者はクリントン氏を選ぶべきでない、と述べた。
「米国市民が大統領に選ぶべきなのは、退屈なヒラリーではなく、北朝鮮との直接対話を表明したトランプだ」
英リーズ大学の北朝鮮専門家、エイダン・フォスター=カーター氏は、論説記事について「非常に驚くべき内容」だと語った。同氏は、北朝鮮情報に特化したウェブサイト「NKニュース」に対し、「確かに北朝鮮政府の発言そのものではないが、北朝鮮は観測気球を挙げて反応をうかがおうとしている」と述べた。

『北朝鮮メディアにトランプ氏礼賛記事』2016年06月01日 Sputnik

北朝鮮の公式出版物の一つDPRK Todayで今日、米国大統領候補ドナルド・トランプ氏を礼賛する社説が掲載された。NKニュースが伝えた。
同氏は「賢明な政治家」と呼ばれ、「未来を見ることができる候補者」とされた。
社説によれば、氏は「ヤンキー・ゴー・ホーム」を実現し、米軍が韓国を離れる日は、分断国家の統一の日となる。
トランプ氏は18日、金正恩氏と対話して理性的になるよう説得したいとの意向を示した。
会談のテーマは北朝鮮の核廃絶となるはずだ。


人気にあやかろうとトランプ風のカツラをかぶったプーさん

『日本と北朝鮮の関係:柔軟な柔道かハードな相撲か?』2016年06月02日 Sputnik

驚くべきことだが柔道の柔軟な技術(引き技)で世界の武道文化を豊かにした日本は、国際政治では北朝鮮と相撲の技術(押しオンリーのハードな圧力)を使用する。
北朝鮮への圧力を強め、北朝鮮が非核化への姿勢を示さない限り、交渉再開の申し出を受け入れないことだ。
圧迫戦術には何らの新しい、驚くべきこともない。
ただ驚くべきは、日本、韓国、西側が、その頑固さが全く反対の結果を出すことに気付いていないことだ。(強制しても北朝鮮が核ミサイル兵器開発の断念しない)
米国が「北朝鮮は秘密裡にウラン濃縮計画を持っている」と北朝鮮を非難し軽水炉原子力発電所建設を停止した2001年では、北朝鮮には現実として、原子爆弾はおろか、ウラン濃縮プログラムはなかった。
2005年、北朝鮮に対する核廃絶要求の厳格化により北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議を破綻させようとする米国と日本の絶え間ない試みに疲れた北朝鮮が、核兵器の創設を発表した。
2006年10月には初の核実験を行った。そのひと月後、韓国外務省で私が聞いたところでは、あれはプルトニウム装置であり、やはり北朝鮮にウラン濃縮プログラムはなかったのだろう、ということだった。
今は、それがある。
しかし何より重要なのは、核を進んで手放すことはできないと北朝鮮当局が感じていることだ。

なぜなら近年、米国人が米国にとって不愉快な大量破壊のない国に何をしてきたか、彼らはまざまざと見てきたからだ。
これは何も北朝鮮が誰かを攻撃したいと思っているという意味ではない。
北朝鮮は経済改革を実現するための平和な生活を望んでおり、交渉再開を提案している。
しかし、今、日本、韓国、米国が再び、北朝鮮が武装解除するまで北朝鮮と交渉することに同意しないと述べた。こ
れはつまり、西側がついに現実の感覚を完全に失ったことを意味する。
東京、ワシントン、ソウルがどれだけ望もうと、北朝鮮は、武装解除しない。西側が怖いからだ。
西側がネガティブな結果しかもたらさない北朝鮮への粗雑な圧迫戦術を停止し、柔軟性を発揮し、前提条件なしに交渉に同意したときはじめて、変化する可能性がある。
現在の米国および韓国の政権下ではそれはほとんど不可能であるが、政権交代はそう遠くない。
重要なのは、挑発を停止するよう平壌に呼びかけるワシントン、東京、ソウルが、自ら北朝鮮を孤立化し、圧迫する政策によって北朝鮮を挑発している。(抜粋)


トランプの髪型にしたオバマ大統領

『オバマの「チェンジ」を継承しているのは民主党クリントン候補ではなく共和党トランプ候補』

『チェンジ』のスローガンで敵対する相手とも対話すると語ったオバマだが、大統領になったら尻すぼみ状態に。
『チェンジ』が再開されたのは政権末期になってからでキューバとの国交回復やイランとの核合意を果たしたが、アメリカの経済封鎖はどちらとも目立った成果は無い。
任期半年のオバマはベトナムとヒロシマを訪問することで、第二次世界大戦とベトナム戦争というアメリカ人にとって20世紀最大のトラウマを解消する。
この延長線上には間違いなく『朝鮮戦争の最終的な終結』であり、無敗神話のアメリカにとっての最大・最強のトラウマとは、実は『一時的に休戦中』の朝鮮戦争だった。
今もダラダラと意味なく危険な冷戦状態を継続中なので癒えることがない。
そもそもアメリカ軍が敵国人を300万人以上殺したのはアジアの日本と朝鮮とベトナムの3カ国しかない。(ナチスドイツと戦った連合国軍の主力はソ連軍であり、アメリカ軍はWWⅠでもwwⅡでも同じで、欧州戦局でドイツ軍が疲弊し戦争の勝敗が付いた頃合いを見てから後出しジャイケンの戦略で漁夫の利を得ている)
朝鮮戦争を終わらし『チェンジ』を完成したいオバマの路線を継承しているのは軍産複合体に近い戦争屋の民主党クリントン候補ではなく、実業家でリアルな思考ができる共和党トランプ候補であることは間違いないであろう。
四半世紀前の冷戦崩壊では南北朝鮮は1991年9月17日に国連に同時加盟し、予定では中国やソ連は南朝鮮を日本や米国は北朝鮮をクロス承認するはずだった。また1994年10月21日の米朝枠組み合意では朝鮮半島核問題に関する全般的な解決が行われるはずだったが、いずれも約束は果たされなかった。中国やソ連(ロシア)は韓国を承認したが日本やアメリカは約束を一方的に破棄したのである。
意味なく穴を掘り意味なく埋め戻しても仕事が出来て金が動けば経済が良くなるというケインズ政策による無駄に大きい日本の『箱モノづくり』と同じでアメリカにとって最大のケインズ政策とは『戦争』だったのである。
軍産複合体にとって、永久に終わらない冷戦(朝鮮戦争)は金の卵を産むガチョウだった。朝鮮戦争が何時まで経ってもダラダラと意味なく終わらないのは当然だったのである。

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