逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

菊池誠に見る論理破綻と討論からの逃亡(資料)

2009年04月08日 | 疑似科学・ニセ疑似科学批判

当ブログの記事、 新興カルト宗教化した『ニセ科学批判』2009年03月28日 を批判した、Chromeplated Ratの記事『科学教』に送られた菊池誠大阪大学物理学教授?の8000字に近い膨大な量の、変遷する矛盾に満ち満ちたコメントを収録したものです。
有名ブログkikulog管理人のHNきくち氏は、果たして阪大教授である菊池誠と同一人物なのだろうか。?
(きくち)菊池氏に対しては、以前に其の余りの論理性のなさや品性の問題点から『きくち君?学生のアルバイト説』、 『菊池誠版、陰謀論の罠 (9・11事件と陰謀論 / 2008年03月18日 )を以前に書いていたが、今回は推測に過ぎなかった自説の信憑性?に対してある程度の裏付けが取れたようだ。

このコメント集からはみんなからは『陰謀論退治』で良く知られている菊池氏の知られざる真実の姿が浮かび上がってくる。

最初はニセ『科学批判』の大家(教祖)として自信満々で登場して、信者達の前で色々と偉そうに講釈をたれる。
しかし話が自分の売りである『陰謀論退治』に及びそうに成ると、早々と『科学における保留の大事』を説明しだす。
まさに「あれ。?あれ。?」の展開である。
それ以降は『保留は9・11政府公式報告書のことですか。?』との質問には、以前はあれ程明快だったのに、『君子豹変』言葉を濁して逃げ回る。
それ以降は、記事の趣旨とも、自分が登場した意味も忘れ果て、ひたすら自分得意の科学論談義で御茶を濁す見苦しい不真面目な態度に終始する。





by きくち (2009-03-31 16:19)
「科学的間違い」はニセ科学でもなければ悪でもないというのは、少なくとも「ニセ科学問題」に積極的にかかわっている人たちの間では共有されている考えだと思うんですけどね。
僕の「ニセ科学入門」にも書いてあります↓
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/nisekagaku/nisekagaku_nyumon.html
もっとはっきり書いたほうがいい、というならその通りかもしれませんが。話のスライドにはかなり詳しく書いてあるのですけど。

ちなみに「科学は間違うがニセ科学は間違わない」というのは、僕がかつて作った標語で、この件を端的に表現しています。
このあたりで「名言」に選定してもらいました↓
http://taizo3.net/hietaro/2008/02/post_181.php

もっとも、そうではなくて「間違いはニセ科学だ」と思い込んでいる人もいるかもしれない。僕たちの気づかないところで、そういう言説が流布しているかもしれない。それはまあ、気づかないところまで責任はとれない、としか言いようがないですけど。
僕としては「間違いはニセ科学ではない」と言い続けるしかないですね。それ以上の対処法があればご教示いただきたいところです。

結論としては、「問題点を指摘するなら、具体例を挙げたほうがいい
」ってことじゃないでしょうかね。





by きくち (2009-04-01 11:13)
名指しで非難するなら、僕の書いたものを読めばいいのに。
どこをどう押せば、「アメリカ万歳」が出てくるのか、そのあまりに単純なものの見方には驚かされるばかりです。
  
「逝しき世」のかたにだいたいあてはまることは、ここ↓
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1190083204
に既に書いてあります。特に誰ということではなく、一般的な陰謀論者について書いただけですけれど。
 
ブッシュ政権は911を事後的に利用したと僕は考えていますが、911そのものを自作自演したわけではありません。当然、911以降のアメリカのイラク政策は非難されるべきですが、911そのものについて非難されるべきはそれを実行したテロリストであることくらい自明です。
陰謀論のみなさんはものごとを「白黒二分法」でしか語れない単純思考だから、「911は自作自演ではないが、それを事後的に利用した」という構造をどうしても理解できないのでしょう。世の中はそう単純ではありません。


しかし、「逝しき世」の人が「議論する気なし」であることはとっくの昔にわかっていることではあるのだよねえ。





by きくち (2009-04-01 14:38)
陰謀論なりニセ科学なり、二分法の人たちには「グレーゾーン」の概念がないですよね。どっちともつかないものとか、判断のつかないものに対しては「保留」でいいわけです。
もし、間違いかニセ科学がわからないという微妙なものが本当にあるなら、判断を保留すればいい。保留という概念があれば、「本当にどちらか決められるのか」なんていう疑問は出ないでしょう。決められないものは決めなくてよい。灰色なら「灰色の箱」にいれておけばいいわけです。
もうひとつ言うと、微妙な問題なら、もちろん人によって判断が分かれることもあります。それはそれでよくて、「なぜそう考えるか」がきちんと示されていればよい。

その意味で、具体例を伴わない批判は議論の対象になりがたいわけですね。

by きくち (2009-04-01 14:55)
そういえば「この記事だけを抜き取って判断されても、困ってしまうのですよ」と書いているかたが、他人の発言については「ごく一部分」だけで判断しておられるのも首尾一貫していないわけです。
もちろん、それはしかたないです。誰でもそうです。僕もそういうことはおうおうにしてあります。
指摘を受けたら「発言の一部で判断していたのはまずかった」と思えばいいわけです。






by きくち (2009-04-02 01:32)
ねこ様:

意図がわからないので、ここはひとつ、独り言を。

911自作自演論というのは、基本的に「youtubeで見たビルの壊れ方は(自分が知っているビルと違うから)おかしい」とか「youtubeで見た飛行機の見え方がおかしい」とかいう印象のみから、わけのわからない結論を出すものです。これらは「自分の目で見たものが正しい」という誤解に基づいています。もちろん目で見たといったところで、所詮はカメラが捉えたものであって、直接見たものではありません。その程度の根拠で「自分が正しい」と言い切れるところが面白いところですが。
今どき、「わしは自分の目で見たものしか信じないぞ」なんていう科学者はいませんが、陰謀論はそういうものです。
 
もっとも、そういう科学者が全然いないわけではありません。スティーブン・ジョーンズという物理学者は「自分は物理学者だから、ビルの壊れ方がおかしいことはわかる」と言っています。まさに「自分の見たもの」派です。ビルの専門家にもわからないことが、物理学者にはわかるというのです。こういう人のことを「物理馬鹿」と呼ぶのでしょう。物理学者がいつからそんな万能の人になったのか、僕のような凡庸な物理学者にはまったく理解できません。ビルのことはまずビルの専門家に訊いたらいいと思いますけどね。
そして、「物理学者であるジョーンズが言うのだから」と、その中身を検討もせずに信じる陰謀論者がいます。彼らは、いわばジョーンズの科学者としての権威に目がくらんだ「科学教信者」とでも言うべき人たちです。
そういう意味では、科学教信者は困りものです。

by きくち (2009-04-02 01:48)
Looperさん:
「ムペンバ効果」ですか。
僕もあれはNHKで話題になるだいぶ前に聞きました。大槻先生はご存じなかったのかもしれませんが、まあそれ自体はしょうがないと思います。僕もたまたま某大先生に教えて頂いて知っただけですし。
いずれにしても、NHK以前から知っていた科学者はある程度いましたが、日本では追試されていなかったのだと思います。
ああいうのをまさに「未科学」と呼ぶのじゃないかな。物理法則に反するわけじゃないですしね。
大槻先生の態度はやはり勇み足でしょう。大槻先生は勇み足が多くて、「あってもいい」ことを「ありえない」と言い過ぎです。

by きくち (2009-04-02 02:07)
「敵認定」
敵認定しているのは僕だけでしょう。
僕は名指しで非難されている上に、その内容が支離滅裂ですから、まあここでいうところの「敵認定」でいいんじゃないですかね。「敵・味方」みたいな分け方は好きじゃないですけどね。
もっとも、僕の場合は敵認定したって、「議論しません」っていうだけですから。

ちなみに「敵味方」でしか考えられないことの無意味さについては、僕のブログで何度も議論されています。今回はこれがふさわしいかな↓
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1132849457

by きくち (2009-04-02 02:22)
連投失礼

「ムペンバ効果」のありえなさと「水からの伝言」のありえなさの程度の違いが重要ですね。
「ムペンバ効果」はなにかしらあったとしても既知の物理法則で説明できる範囲におさまりそうなのに対し、「水からの伝言」が事実だとすれば物質についての既知の物理学をかなり大きく変更しなくてはなりません。
したがって、仮にどちらについても「ありえない」と主張するのだとしても(僕はムペンバ効果についてそう主張する気にはなれませんが)、その「ありえなさ」は相当程度違っているのだ、ということくらいは認識しておかなくてはなりません。






by きくち (2009-04-02 11:32)
技術開発者さん

ああ、たしかに「速く氷を作りたければお湯」って言っちゃうとまずいですね。条件はまだはっきりしていないから。裏技だから問題なので、科学番組で「こんな現象がある」と伝えてもらえばよかったということでしょう。
大槻先生は「ムペンバ効果」そのものを否定しておられるんだけど、最近また興味が復活しているらしく(だからNHKの目にもとまったのでしょうが)論文は結構出てるんですよ。科学の問題としては面白いです。凍るという現象は大槻先生がおっしゃるほどには簡単ではないですね






by きくち (2009-04-02 14:14)
僕の文章の書き方が悪かったですが、「最近また興味が復活しているらしく」は大槻先生じゃなくて、科学界のことです。それから「最近」と書いたのはだいたいこの10年くらいという意味。
万が一、誤解させたらすみません

で、あらためて3/16付けのブログを読んでみました。
うーん、かなり微妙な言い方ですね。
「複雑な要因が絡んでいるので、お湯のほうが早く凍る場合もあるかもしれないが、それは新しい現象ではない」ということですか。以前のブログよりは後退しているかもしれません。

ムペンバ効果の最初の報告は1969年だから、そもそも新しくないですね。Physics Educationという雑誌に出ています。
物理学会では完全無視とおっしゃるんだけど、少なくとも僕はNHK以前に某大先生から伺ったんですよね。
それから、まるで雪氷学会は物理学を知らない人の集まりみたいに書かれているのも、筆が滑ったにしてもひどすぎます。ちゃんと結晶成長の専門家がいるし、そもそも氷が専門の学会です。北大低温研の伝統を無視するのはあんまりです。

新しい法則は必要ないでしょう。単に「熱力学の枠内で、ちょっと意外に思える現象も起きる」ということに過ぎないはずです





by きくち (2009-04-02 17:15)
そうですね。一見奇妙に思えることでも、ほとんどの場合は既知の理由の組み合わせで説明できます。ごくまれに「大発見」がありますが、あくまでも「まれ」だから大発見なんですよね。
どうしても「大発見」に注目が集まってしまい、よくよく調べてみたら既知の原因で説明できたということについては扱いが軽くなってしまいますから、「奇妙な現象」には必ず「普通ではない理由」があると思い込まされがちかもしれません。実際にはほとんどすべての奇妙な現象には普通の説明がつくと思うべきなんですね。
普通の説明ではどうしても説明しきれなくなったところに大発見があるので。

911のWTC崩壊については、建築の専門家も最初は「爆破か」と思ったくらい見慣れないものだったようですね。「爆破かと思った」と「爆破だと信じる」のあいだはとんでもなく遠くて、建築の専門家はすぐに「爆破かと思ったが、そうではなかった」という結論を出したわけです。






by きくち (2009-04-02 17:44)
「実験もなにもする前に結論がわかるのが正しい科学」というような言い方を見るのは珍しいです。

科学に対する盲信、でしょうか。
仮にそういう態度に名前をつけるとしたら、「科学教信者」くらいしか思いつきません。

科学にはわからないことがたくさんあるから、研究をするわけですね。そして、間違いもたくさん起きる。科学は万能ではありません。また、非常によくわかっていることの中にも「確率現象」や「カオス」があります。その場合は「よくわかっているにもかかわらず、個々の事例でどうなるかは、やってみなければわからない」ことになります。
たとえば、我々は「振り子をたった二個つないだだけの装置の振る舞いさえ、(初歩的なニュートン力学で記述されるにもかかわらず)完全には予測できない」ということをきちんと認識しておくべきでしょう。
それさえわかっていれば、「やらなくてもわかるのが正しい科学」などとは言えないはずです。

その意味で、「逝きし」氏のような「科学教信者」的な態度は感心しません。我々は「科学的なものの見かた」に依って立つべきですが、現時点での科学を絶対であるかのように盲信するのは間違いです。

by きくち (2009-04-02 18:10)
ムペンバ効果について「雪氷学会誌」に前野先生が書かれた記事を改めて読んでみたのですが↓
http://www.cml-office.org/ww-gl/article.php/2009010516083450
なんというか、現状の理解としてはこれで必要充分に思えますね。「未科学」でいいんじゃないかな。ただし、最近、興味が再燃しているから、近々「科学」になりそう、というところかと。
「雪氷学会なんか知らん」みたいな大槻先生の書き方は、やっぱりひどいと思います。





by きくち (2009-04-03 00:56)
ねこさま

「科学教信者」は困りものです。
明らかに「逝きし世」氏はごりごりの科学教信者のようです。
ぜひ、説得してさしあげてください。

僕はpoohが言うとおり、「逝きし世」氏と議論する価値を見いだせませんので、説得する気はないですが。ただ、「逝きし世」氏がかなり重症の「科学教信者」であることは指摘しておいてもよいでしょう。
まあ、僕は氏から名指しで非難されているので、この程度に事実を指摘しても許されると思います。

よろしくご説得ください。「科学教信者」は大変困りますので。

by きくち (2009-04-03 14:55)
敵味方概念は不毛なんですけどね。それと、議論を「勝ち負け」だと思い込むのも不毛ですね。

それはさておき。
白黒つけられるものにはつけるし、つけられないものは保留するのが、科学的な態度でしょう。
たとえば「ムペンパ効果を利用した、速く氷ができる装置」が発売されたとしたら、現時点では「だめ」でしょうね。しかし、今後もしかすると非常にうまい条件がみつかるかもしれません。それ以後なら、また別の話になります。
もっとも、氷が速くできるとしても、全体としては「熱いものを冷凍庫にいれる」行為に違いはないので、それだけでは省エネじゃないですけど。

by きくち (2009-04-03 22:19)
そうそう。
もとのムペンパ君の話は、実はアイスクリームの作り方でして、「まず加熱する」というのが初めからレシピに含まれているんだけど(その後の「冷ます」をはしょるかどうか、なのね)、氷の作り方だと「加熱」も余分ですね。
ちなみに、ムペンバとオズボーンの論文では100度と20度では凍り始める時間が1時間も違っているから、うまくやればベネフィットもあるのかもしれません。まあ、条件がわかんないから、なんともいえませんが





by きくち (2009-04-04 11:34)
かもさん:
日本でのミチューリン農法の広がりは、社会主義イデオロギーを背景として農学者・生物学者と現場の農家とが共同で理念を推し進めたことによるので、「だめじゃん」と見抜くのはむずかしかったと思います。「学者も現場に行け」っていうやつですよね。政治と科学と農業が一体化しちゃってるから、疑問を持つのはむずかしいでしょう。
それでも、記録を見ると、疑問の声は現場からあがったようですが。そりゃそうです。成果が出ないんだもの。





by きくち (2009-04-04 12:22)
ミチューリン農法とルイセンコ学説の日本での受容について、最近いくつかの本を古書店で見つけて読んでみたのですが、今見ると「なにこれ?」なんだけど、戦後という時代を背景にした「運動」になっちゃってるから、冷静な判断ができないのでしょうね。
ルイセンコ学説の日本での受容と本国ソ連での受容とはずいぶん意味合いが違うようです







by きくち (2009-04-04 23:45)
Seagul-Xさま
そうですね。単なるニュートン力学でも驚くような安定構造が現れたり、逆にとんでもなくランダムに見える振る舞いをしたりします。
 
ニュートンの力学から予想不可能なほど複雑な運動が出うることを最初に記したのはポアンカレでした。ニュートンの「プリンキピア」から実に200年後のことです。
力学の原理は「プリンキピア」から変わっていません。しかし、原理がわかっていることと、そこから導かれるものがすべてわかることとはまったく違います。
また、200年後にポアンカレが示したのは「複雑すぎて手に負えない運動が起きうる」ことであって、それがどのようなものかは示せませんでした。F環のようにさらに100年後に見つかる現象もあるし、まだまだ見つかっていない運動はたくさんあるはずです。
この例は、"正しい科学"というものが決して「やる前から結果がわかる」ようなものとは限らないことをはっきりと示しています。





by きくち (2009-04-05 00:25)
階層が無限にあるというのは魅力的なんですけど、今考えてみると、その魅力というのは定常宇宙論の魅力みたいなもんかなという気がします。
そういう考えが意味を持った時代もあったのでしょう。
宮原将平がルイセンコ説を支持したり、まあ唯物論的弁証法を科学に持ち込んでもろくなことがなかったのかもしれません。唯物論的弁証法の問題なのか、その使い方の問題なのか、僕にはわかりませんが






by きくち (2009-04-05 09:14)
かも ひろやすさん:
ああ、たしかにポアンカレが望んだ結果ではなかったことも重要ですね。ポアンカレ自身は三体問題をなんとかしようとしたかったのでしたか。ポアンカレの天体力学の本が部分訳でしか出てない(ですよね)のは残念です。

そういえば、19世紀末には「物理学はほぼ完成した」と思われていたというのも教訓的です。その後に相対性理論と量子力学が現れるわけですから。





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菊池誠版、陰謀論の罠 (9・11事件と陰謀論 / 2008年03月18日
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/11c1d98bd9c6b6bf09de1f674e0a29ca

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ネットの重要性 (散策)
2009-04-10 06:51:40
逝きし世の面影様
ご無沙汰しております。トラックバックありがとうございます。RSS登録させていただいているので、連投されているのは気がついておりましたが、そのままにしておりました。本来、連投を拝見したうえで、意見を書くべきかと思いますが、頭がついていかないと思うので、近況を書いてご挨拶とさせていただきたいと思います。
先日、社内A氏と昼食時に話をしていて、B層という言葉をご存知ないことに驚きました。「IQが低い層をターゲットにするラーニングプロモーション」のことはネットでは常識で、噂や情報戦に踊らされていると思われると、見下げた言葉としてよくブロガーやコメント者に対して使われます。政治にもそこそこ関心はありますが、政治ブログはあまり見ないA氏ですらご存知ないのですから、まったく関心の無い人ならなおさらでしょう。植草一秀さんがブログをやっていて、政治ブログを見ている人は、賛成反対含めて、それないりに関心があると思いますが、一般の人は、9割がたは、報道のイメージしかないのではないかというのが、社内A氏の意見です。ネット情報って重要だなあと思いました。
ついでに、先日学校裏サイト批判で有名な「全国webカウンセリング協議会」の安川雅史氏が、携帯サイトのフイルタリングを推進する立場から、子供は何とかフイルタリングを外させようと色々なことを言ってくるとラジオで言っていました。少し一方的だなあ、どんな人だろうとネットで検索し、結局途中でやめてしまったのですが、私には?な印象でした。子供が、「自分と、ネット規制しようとしているこの人とどっちを信用する?」と親に聞く家族会議を想像していましました。
桜、きれいでしたね。では、また。
返信する
散策さん、こんにちは (ブログ主)
2009-04-10 16:13:17
B層という「IQが低い層をターゲットにするラーニングプロモーション」の話は、活字文化の新聞にも映像文化のテレビでも報道されていません。
ですからネット環境に遠い位置にいる人には『知らない人』は多くいるだろう事は想像出来ます。

しかし、映像メディアと違い、活字のブログ情報の影響力はさほど大きくないが、自分で削除しない限り永久に残る。
自分が削除しても誰かが保存していれば過去の記録や発言が、矢張り半永久的に残る。
矢張り9・11事件は今世紀の最大事件で、あれ以来全ての国際問題はある程度の影響を受けている。

菊池誠教授は、過去の自分の発言に困り果てているようです。
其れが今回の『保留』発言です。
何とか自分の過去の発言を修正したいのですよ。全く卑怯未練な態度で、今まで彼の言葉を信じて陰謀論退治に頑張っていた自分の信者達を見捨てて、自分だけ助かろうとしている。
ケシカラン話です。
正体不明、年齢不詳、経歴不明、住所不定?のオキナヒデジ以外で、アメリカ政府公式報告書が100%正しいなどと言っているのは菊池誠ただ一人。
オキナを信じて陰謀論退治に狂奔していたインチキニセ科学退治のたんぽぽグループの一人、かつ君でも、私の『公式報告書に、空白部分は無いのですか。?有るのですか。?』の質問には、とうとう答えられないのですよ。
誰もはっきりと答えられない不思議な代物があの政府公式報告書です。
其れを御馬鹿な菊池君は完全なものとしての立場から、疑う真っ当な人々を陰謀論と罵っていた。
ところが此処にきての突然逃げ腰になっている。
其れは駄目です。
最期まで彼には頑張って、アメリカと心中(玉砕)して欲しいものです。
『古今東西、政治的集団が神(宗教)の権威を頼ることは多いです。
それらの権威の一つに、科学という権威が加わったのでしょう。』
菊池誠氏の陰謀論退治もニセ科学批判も、どちらもインチキ臭く、どちらも科学の権威を利用して科学を貶めています。
返信する
ほっぴ (ほっぴの未来予想図)
2009-04-11 02:13:26
はじめまして。ほっぴです。
ヘンリーさんのブログを見ているうちにここに来ました。
わたし、菊池誠の詩を書きました。

「菊池誠なる人物」  
右手に教授 左手にテルミン
科学者とは名ばかり
訓練されたディベーター菊池誠
かれらの手先マトコちゃ~ん

4月7日に簡単なホームページ作りました。
ほっぴの未来予想図
http://wwwb.ncv.ne.jp/~manabb/
返信する
漂流教室 (ブログ主)
2009-04-11 09:11:48
はじめまして。ほっぴさん。

きくちさんちのマトコちゃ~んは、此れから(自分たちは)何処に流れ着く心算でしょうか。?
漂流する菊池教室の、無邪気で善良な、何も知らない哀れで可哀想な生徒達には、これから先どんな過酷な運命が待ち受けているのでしょう。?

既存の仏教では『因果応報』、悪い行いには悪い報いが有るとされていますがそんなことは滅多におきない。
しかし、悪い奴が悪い死に様だった事は滅多に有りませんが、愚かな行いには必ずと言っていいほど愚かしい結末が待っているものです。

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