逝きし世の面影

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2020年東京オリンピックロゴ発表で、全員フライングの大チョンボ

2016年04月26日 | スポーツ・文化
                        島田雅彦 ‏@SdaMhiko · 4月9日 東京オリンピック中止ロゴを作ってみました。

『マスコミが挙国一致で隠す(出来る限り報道したくない)開催期間は日本が最も酷暑の2020年7月24日〜8月9日だった』

あまりにも恥ずかしい『日本は晴天が続き、スポーツには最適な時期だ』との真っ赤な嘘で勝ち取った第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の開催期間は2020年7月24日(金)〜8月9日(日)。確かに梅雨明けしたこの時期の日本列島全体で晴天が連続するのは事実だが、真夏には亜熱帯になりスポーツには最悪の時期であり、小中学校の運動会を開催するものは誰もいない。
もし真夏の最悪の時期に運動会を開催すれば子供たちがばたばた倒れ、大勢が死ぬことが予想される。(日本の東京の緯度はイスタンブールやマドリードよりも南にある北アフリカと同じ程度)
半世紀前の東京オリンピックは都市化によるヒートアイランドが今ほど深刻化する前の話。それでも、開催したのは少しは涼しくなる10月10日からだった。
もしも実際に最も過酷な猛暑が予想される7月末から8月初めの時期にオリンピック東京開催を強行すれば日本人だけではなく、世界中から集まったアスリートや応援の観客が多数『熱中症』で倒れて、死人が出ることが今から予想されるのですから、これでは『お・も・て・な・し』どころか、『ひ・と・で・な・し』である。
欧州のパリやロンドンはサハリンやカムチャッカ半島と同緯度であり、日本列島の緯度が低いので夏には亜熱帯になることを知らないのでしょうか。日本の7月末から8月初めの炎天での競技などは暴力そのもの。
基本的に無茶苦茶なのです。
もちろん原子炉4基が同時に暴走した前代未聞・空前絶後。未曾有のフクシマの核事故から9年目で小児甲状腺がんが爆発的に発症している現状で、そのピークに当たる2020年に東京でオリンピックを開催するなど夢のまた夢。誰もが薄々は『到底無理だ!』、『東京では開催されない』と全員知っているのである。



『白紙撤回された極悪キューピットの旧エンブレムの最大の問題点はパクリではなく露骨な障碍者差別だった』

今では当用漢字の字数制限からマスコミなどの報道では『障碍者』を『障害者』と表記しているが、害虫や災害など『害』の文字には良い意味は少しも無くて、すべてが悪い意味である。
ところが音が『ガイ』と同じだが元々の『碍』の漢字には悪い意味は無い。電柱や鉄塔に取り付け通電を遮断する陶磁器製の絶縁体の『碍子』のように『流れを妨げる』との意味だった。
ベルギー王立劇場のロゴと同じだとのパクリ疑惑で白紙撤回された旧エンブレムでは、オリンピックとパラリンピックのデザインは全く同一で、違っているのが白黒が反転しいるだけという代物だった。これこそ丸っきりの手抜きの『パクリ』そのものである。
それ以上に問題なのは結婚式などに用いられることが多い『白』が健常者用のデザインで、葬式用の色である『黒』が障碍者用だったが、これ以上の露骨すぎる障碍者への差別はないであろう。(オリンピックのロゴでも葬式の喪章に似ていたが、白黒が逆転したパラリンピックはもっと喪章に似てしまった)
身内だけの出来レースだった選考会といい、他のデザインのパクリといい、オリンピックとパラリンピックの使い回しといい最初から最後まで、そもそも『やる気のなさ』があまりにも露骨すぎる。

『近い将来(TOMORROW)(そんな悪くない未来へ)だった前回エンブレムのコンセプト』

1年近くも前の2015年7月24日に東京オリンピックの公式エンブレムは1億円以上も使って都庁前の特設会場で大々的に発表されたが、不思議なことに何故か日本国内のすべてのマスコミが敬遠して、(一部のテレビ局は報じた例もあるが)誰も怖がって報道しなかった。
たぶん理由として考えられるのが、エンブレムのコンセプトは1964年以来46年ぶり二度目の東京オリンピック開催(TOKYOの頭文字のT)では無くて、なんと『近い将来』『あした』(tomorrow)だったのである。
TOMORROW(トゥモロー)は1995年岡本真夜が作詞作曲200万枚を売り上げ福島第一原子力発電所事故が起きた翌年の2012年にはアルバム『Tomorrow』が発売されている。
ちなみに歌詞を紹介すると、
涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く花のように 見るものすべてに怯えないで あしたは来るよ 君のために
あわててジョークにしても その笑顔が悲しい  抱きしめてる思い出とかプライドとか 捨てたらまた いいことあるから   
あしたは来るよ どんなときも・・・
マスコミが一斉に報道を自粛した原因と何か。
発表会場で作者の佐野研二自らがエンブレムがトゥモロー(tomorrow)の頭文字の『T』を図案化したものだったと明かしたので、(マスコミの全員がフクシマの放射能被害を連想)あまりにも意味が不吉すぎるので全員が敬遠したのである。

『一番地味で目立たない(人気が無い)デザインを選んだ選考委員たちの思惑(前回と同じ八百長疑惑)』

前回の手抜きパクリ・エンブレムの(隠れ)コンセプトは『近い将来(TOMORROW)』(そんな悪くない未来へ)だったが、今回選考会で委員が気にしたのは多分『なるべく目立たない』ではないだろうか。(前回は葬式の喪章だったが、今回は葬式の花輪に似ている)
本来のエンブレムの目的である『出来る限り目立たせる』とは、そもそも発想が真逆なのである。
パクリ疑惑で白紙撤回された後に寄せられた15000点もの応募作品ですが『IOCの条件だ』として日本を象徴する富士山や桜や扇子、芸者、東京の街並みなどの具象的なものをすべて排除、残ったのは(面白みに欠ける)抽象的な幾何学模様ばかりなのは当然だった。(ただし事前の告知を行っていない)
日刊ゲンダイは4月26日、
『東京五輪エンブレムに“市松”の不安…下馬評低く、決定に「エーッ」』との記事を書いているが、公開していた最終候補4作品の中で作品A組市松紋(くみいちまつもん)は各種メディアの調査で最下位だった。
落選した作品の方が人気が高く、発表会場の約550人全員が『エーッ』と驚きの声をあげるほど。
1回目投票で作品Aが過半数の13票。Bが1票、Cが2票、Dは5票と、圧倒的にA案が支持されたが公開した最終候補4作品はドングリの背比べ、これほどの差がつくような内容ではない。選考委員21人による『事前調整』(前回と同じ出来レース)が伺われるのである。
何時もなら安倍晋三の機関紙的な歯の浮くような『よいしょ』記事を書く産経新聞でも今回の決定に対して『ご祝儀』どころか、
『若者は「地味」と一言』とか、『オリンピック招致のときに使っていた桜のロゴの方がよかった』とか、『決まったならしようがない。やり直すお金も時間ももったいない』など散々。
外国人の声として、『以前のマンガみたいなデザインよりはよほどいい』が、『どの辺が「日本らしい」のかな』と懐疑的、モノトーンの色調には『雪のようで冬季五輪みたい』、『真ん中の白い空白は菊の花?』と皮肉っている。
陰気なモノトーンのエンブレムは宗教臭くて葬式の花輪に見えるが、今回身内の産経新聞にまで見放されているようでは最早御仕舞いである。


おぎかず@levin0320
市松模様だってw創価創価w
東京五輪の新エンブレム決定 | 2016年4月25日(月) - Yahoo!ニュース

『2ちぇんねるでは「東京五輪の新エンブレム、創価学会の紋章のパクリ」と盛り上がっている』

オリンピックのエンブレムの単独でなら誰も気が付かない。ところがパラリンピックと二つ並べると、今回決まった新エンブレムは創価学会文様だった。
2ちゃんねるでは、
『創価のおかげで自民勝てたしな』、 『モノクロとか葬式かよ』、『草加オリンピック』、『世界に広める気だこれ   と思ったがすでに広まってたか』、 『地震で倒壊しそうなデザイン   もっと頑丈にするとか、躍動的、しなやかにしてほしい 』、『五輪エンブレムと韓国旗の八卦の本数が一致』(オリンピックもパラリンピックも韓国旗も細い棒が18本使われている)
『なんでかちょっと考えたけど   エンブレムがぱっと見葬式の花輪そっくりなんだなw』、『創価五輪 』、『創価学会による日本乗っ取りが着々と進行してるね。 バカな自民党の連中は、最初は利用していると思っていたところが、 自分たちが利用されている。   軒を貸して母屋を取られる。』と言いたい放題。

『メディア各社が30分も早くフライング発表! 』

『事前に「A案で決定した」とマスコミに漏洩してエンブレムの発表会はサッパリ盛り上がらない!』

今回ですが、出来レース(八百長試合)にしても筋が悪すぎる。
マスコミ各社によるフライングで、肝心の発表会が台無しになり、2020年東京五輪・パラリンピックのエンブレム発表会では、落胆の声が上がっている。
公開された最終候補作4案の中からアーティスト野老(ところ)朝雄(46)A案が選ばれたが、何と、発表会の直前に『A案に決定した。!』と通信社、民放、NHKのフライング報道し、出来レースだった(選考会は八百長で最初からA案に決まっていた)との声が相次いだ。
これは完全にアウト(一発失格)である。
なんと、晴れがましいはずの発表会で、亮平委員長70歳(文化庁長官)までが『気になることが1つ、例えばなんですが…』と前置きして、
『A案ありきという指摘が流れた。それに対して、公明正大に審査をやってきたことに、最初からA案ありきという考えがまかれたときに大変腹立たしかった。考えているものと違うを物を流されたことに憤りを感じた』と八百長疑惑に自ら言及する。
これでは選考委員会の出来レース(八百長)疑惑を委員長自らが、認めたことになって仕舞うと気が付かなかったのだろうか。実に不思議だ。
記者会見で外国メディアからは、『透明性と言っていたのに30分前に漏れていてびっくり』と事前に『A案に決定』が漏洩していた問題点を突っ込まれた武藤敏郎事務総長(72)は『そういう話は聞いたけど、私どもは分かりません。発表会で同時に発表するのが筋だと思っていた。それ以上のコメントはできない』と口先で誤魔化すが、これほどインチキが明らかでは白けるばかり。



『設計図やゼネコンが用意した建築資材の使い回し疑惑(八百長選考)の新国立競技場の新デザイン』

何故か超巨大な洋式便器にそっくりだった白紙撤回されたザハ案ですが、再選考されて新国立競技場デザインが(前回のエンブレムと同じで)またまたパクリ疑惑の発覚で、死んだザハ氏に訴えれれる危険が高まっている。
再提出されたオリンピックのメイン会場なのに聖火を置く場所が無いお粗末すぎる新デザインと、白紙撤回されたはずの東京タワーが何本も横に倒れている無茶苦茶なザハ案とが、見かけ上は大きく違っているのに、全く同じ位置に便所とか非常階段などを設置しているのですから、手抜きの『やっつけ仕事』にしても酷すぎる。
これではザハ事務所から『丸々が盗作だ』と訴えられたら到底言い逃れ出来ない。同じパクリにしても『余りにも露骨すぎる』のである。(白紙撤回前に、事前にゼネコンが用意した建築資材の再利用を優先したのだろう)
ネット上から勝手に借用した佐野研二のパクリの方が余程ましだった。
報道によると、2020年の東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場で事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)が、白紙撤回となった旧計画のデザインを手掛けたザハ・ハディド氏の建築事務所へデザインの未納代金を全額支払うのと引き換えに、著作権を譲るよう書面で要請していた。設計料は66億円もの大金である。
今までは強気で押し通していたのに、ここにきて突然日本側(オリンピック組織委員会やJSC)が弱気になっているのですから何とも情けない。盗人に追い銭で、今後ザハ事務所に日本が大金を巻き上げられるのは『ほぼ間違いない』であろう。


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2 コメント

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市松模様 (kinugasa01)
2016-04-25 22:51:48
新エンブレム謬言?

白、黒交互に配したタイル様模様は『市松模様』と言われますが、市松は、男陰をさす隠語でした。

日本人にしか判らない事だから、良いのかも知れません。

(出) 浮世草紙・新色五巻書(1698)四・一『性気いよいよ盛んに市松がいかりくびをもたげ」

『精選版 日本国語大辞典 小学館』
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いちもつ模様だったとは!! (宗純)
2016-04-26 15:35:28
kinugasa01さん、愉快なコメント有難うございます。

前回のエンブレムの選定では、パクリ疑惑とともに審査される側と審査する側の出来レースが話題になったが、
今回も少しも改善されず、明らかに出来レース。
一番地味で目立たないし、葬式の花輪のように陰気くさいので、一般市民に人気が低いことが明らかなA案が最初から談合で『決まっていた』ことは明らかですよ。
2ちぇんねるでは、もう、早々とパクリだとか創価学会の模様だとかいろいろと盛り上げっていて、今回も前回以上の大騒動が起きそうな気配です。
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