逝きし世の面影

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みんなが震え上がったイスラエル軍医療団とリトビネンコ暗殺の闇

2016年01月23日 | 軍事、外交
IDFとはイスラエル国防軍(Israel Defense Forces)の略。「ダビデの星」が三陸沖からの海風に はためいて いた。=2011年4月、宮城県南三陸町(撮影:田中龍作)

『未曾有の福島第一原発事故の人体実験のサンプルの採取目的か、70年遅れの731悪魔の飽食』

原子炉4基が暴走するレベル7の史上最大の核事故(フクシマ)が起きた2011年3月11日。それから18日後の3月29日になってから大津波と東電・福島原発事故に見舞われた三陸海岸に『ダビデの星』が、現れた。
もう、大震災後の緊急医療が必要な時期はとっくの昔に過ぎている。
軍服の上から白衣を着たイスラエル軍医療団は大震災の1ヶ月目の4月11日には早々と全員がイスラエルに帰国しているがマスコミは誰も彼も例外なく怖がってイスラエル軍の動きをまったく報じない。
当時の日本中のマスメディアですが、一切沈黙していた。大手の既存メディアだけではなく誰も彼もマスコミは例外なしだったのである。これは『有り得ない』話なのです。面白ければ『何でもあり』の週刊誌とかスポーツ紙に至るまで完全に報道しない。なんとネット上でも『同じ』だったのである。
IDF Home Front Command。イスラエル軍の野戦病院である。
『2011年4月2日、現地を訪れた筆者は前頭葉を ワシづかみ にされたような衝撃を受けた。』とフリージャーナリストの田中龍作は素直な感想を語っている。(ただし、記事を「田中龍作ジャーナル」に書いたのは4年半も経った去年暮れの2015年12月26日の話だった)

『放射能は食べても直ぐには健康に影響しない(枝野幸男)事実を知らなかったイギリス(ブレア)の大失敗』

『ロシア元スパイ毒殺、プーチン大統領が「おそらく承認」 英調査』
【AFP=時事】
ソ連国家保安委員会(KGB)の元情報員だったアレクサンドル・リトビネンコ(Alexander Litvinenko)氏が英ロンドン(London)で放射性物質を使って毒殺された事件をめぐる英国の公式調査で、調査委員会は21日、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が毒殺を承認した可能性が高いとする結論を下した。
ロバート・オーウェン(Robert Owen)判事は、300ページに上る報告書で「ロシア連邦保安局(FSB)によるリトビネンコ氏殺害作戦は、(元FSB長官の)ニコライ・パトルシェフ(Nikolai Patrushev)氏とプーチン大統領がおそらく承認した」と結論付けた。パトルシェフ氏は、KGBの後継機関であるFSBの元長官で、2008年以降はロシアの安全保障問題の最高政策立案機関である安全保障会議の書記を務めている。
リトビネンコ氏は2006年、ロンドンのホテルで「ポロニウム210」を緑茶に入れられて毒殺された。ポロニウム210は極めて高価な放射性同位体で、外部から隔離された原子力関連施設でしか入手することができない。
2016年1月21日AFP News

『ニワトリは3歩あるくと過去を忘れるというが、・・・全員が「鳥頭」だったマスコミの無残』

AFP通信の記事を丸ごと『事実』として掲載している日本国のマスコミですが2011年のフクシマの核事故の放射能被害で日本政府(枝野幸男)が『放射能は食べても直ぐには健康に影響しない』と何回も強調していたことをまったく知らなかった(完全に忘れた)風を装って誤魔化す心算らしい。
ポロニウム210などのDNAを傷つける放射能の健康被害では、一番効果が早い『静脈注射』をされたとしても結果が表れるのは数週間後。(被害者が気が付かない程度の)低濃度被曝の場合には数年後にしか深刻な健康被害は出てこない。
ポロニウム210では一般の毒物のような即効性は全く期待できないのである。しかしアルファ線しか出さないポロニウム210はガンマ線を測る放射線測定器には反応しないので特殊な機器を使う必要性があり、通常は感知されないので完全犯罪がもくろめる。(電荷をもっているヘリウムの原子核であるアルファ線は飛距離が極めて小さいが、電離作用は極めて大きい)
『緑茶を飲んだ直後に体調を崩した』リトビネンコが、『3週間後には死亡した』ので『会食に同席していた元同僚のルボコイが毒殺した』とのイギリスの言い分ですが基本的に科学的な事実関係を丸ごと無視している無茶苦茶な『言いがかり』程度の話である。
たぶん、これは英国流のブラックジョークなのでしょう。あまりにも不真面目すぎるのである。
ポロニウム210でのリトビネンコ暗殺の発覚(イギリスの告発)では、その後にリトビネンコ暗殺の2年前の2004年に死んだノーベル平和賞受賞者でもあるアラファト議長(PLOの大統領)のポロニウム210を使った暗殺疑惑が発覚している。
イギリスなど欧米では反ユダヤ(反イスラエル)と見做されれば政治生命を抹殺されるのでイギリスとしてはリトビネンコ暗殺での『ロシア叩き』に見えるように偽装して『イスラエルの犯罪を告発する』という詭道にちかい陽動作戦の高等戦術(迂回戦術)を使ったのだろう。
(今回の英報告書では客観的な科学的事実ではなくて『思われる』とか『可能性』などと主に政治的推測をもとに論を組み立て、しかも肝心な部分は『諜報機関の情報である』として公開されていない。基本的に以前のブレア前労働党政権、2007年当時の英国政府の見解を再確認しているだけの『内容』になっている)

『イスラエル国防相:ダーイシュはイランよりまし』

もしイランかダーイシュ(IS、イスラム国)のどちらかを選ぶなら、後者をとる。テルアビブで開かれた国家安全保障研究所の会議で、モシェ・ヤアロン国防相が述べた。
ワシントンポストが伝えた。
もしシリアがどちらかに管理されるなら、イランやイランに支持された組織でなく、ダーイシュのほうがよい。なぜなら、イランにはダーイシュよりも多くのことが可能であり、イランはイスラエルにとっての国家的脅威である。
ヤアロン氏はこれまでにも度々、米国とイランの核をめぐる取引はイスラエルとイランの間に戦争が起きる確立を高めるだけだ、と述べている。
氏によれば、ダーイシュはイスラエルにとって国家的脅威ではない、という。
「ダーイシュはアルカイダを起源とするものであり、新たな現象ではない。これは我々にとって脅威ではない」と大臣。
2016年01月21日 Sputnik 日本

『イスラエルやアメリカ(軍産・テロ複合体)が作ったISIS(イスラム国 ダーイシュ)』

イスラム原理主義過激派だと言われているISIS(イスラム国)やアルカイダですが、彼らが攻撃しているのは中東や北アフリカの世俗国家や一般民衆であり、イスラム教を敵視するユダヤ教原理主義のイスラエルに対しては今まで一切手出しをしない。
ISIS(イスラム国)やアルカイダイスラムが『原理主義過激派だ』と言われているのは自分たちで主張しているだけ。実態はイスラエルやアメリカ(軍産・テロ複合体)が作った傭兵組織がISIS(イスラム国 ダーイシュ)やアルカイダだったのである。
日本のマスコミでは単に愚かな暴言とかヘイトスピーチ程度と思われている、共和党大統領選でトップを独走する大富豪のトランプ氏は『IS(イスラム国)はクリントンやオバマが作った』と普通の政治家が絶対に言わない『隠された真実』を遠慮なく暴露してアメリカの多くの有権者の大喝采を浴びている。
アメリカ大統領選挙では大本命だと思われていたヒラリー・クリントン前国務長官が失速し、今までは泡沫候補だとみられていた社会主義者を自称するサンダース候補に肉薄されている原因も同じで、アメリカの多くの有権者の目からはトランプ氏の言うことが口から出まかせの暴言ではなくて、実はクリントン等のアメリカの軍産・テロ複合体がイスラエルと結託してISIS(イスラム国 ダーイシュ)などのテロを生んだと感じているのである。

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