逝きし世の面影

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マスコミの違法?事前調査の結果と同じだった総選挙結果

2009年08月31日 | 政治

『実は違法だった「選挙予想」の公表』

公職選挙法の第138条3には、
『何人も、選挙に関し、公職に就くべき者を予想する人気投票の経過又は結果を公表してはならない。』
と、はっきりと『選挙予想』が違法で有ると規定されている。
困った事に新聞社や週刊誌が選挙投票日前に必ず行う必須の重要な記事である『選挙情勢の結果の予想』は、公職選挙法を条文どうりに解釈すれば、法律に明確に違犯しているのです。
新聞社は、自社の行う『選挙予報』は『人気投票』ではないから法にふれないという解釈らしいが、実際問題、政党名での比例区への投票行動では『人気投票』の比率は低いかもしれないが『小選挙区』での個人への投票は正に候補者個人の『人気投票』に他ならない。
新聞社の行うのは客観的な『選挙の分析と結果の予想』で、恣意的な『人気投票』の予想ではないから合法である、との弁解(言い訳)は残念ながら我田引水の手前勝手な詭弁の類いであろう。 


『故意に作られる違法行為』

今の日本の法律の多くは、走行している車が全て50~60キロ以上で走る見通しの良い直線道路に、わざわざ30キロの速度制限を強いて警察当局が何時でも都合の良い時に摘発出来る様にしている不思議な構造になっている。
この為に、食品偽装を告発した西宮冷蔵の水谷洋一社長や耐震偽装を告発したイーホームズの藤田東吾社長等は、日本社会全体の為に正義や信念を貫いた報いに警察や監督官庁から些細な書類の不備(形式犯)を理由として摘発され、会社を潰されている。
また時の総理大臣森喜朗に造反しそうになったが途中で止めた根性なしだが自民党一の知性の持ち主で次期総裁候補№1だった加藤紘一、小泉純一郎に逆らった田中真紀子や『総理!総理!』と叫んだ生意気な辻元清美、麻生太郎の気にいらない目障りな小沢一郎など誰でも何時でも、警察検察が都合の良い時に、何時でも摘発する事が出来る仕組みが出来上がっている。


『民主主義とは言えない公職選挙法』

日本は選挙のための法律である公職選挙法は先進国のレベルには無く独裁国家でも認められている程度のことでも、基本的に違法行為になっている世界的な不思議な法律である。
今の日本では公職選挙法は改正されるたびに禁止項目が増えていき、とうとう候補者は連呼ぐらいしか選挙活動は出来ず、其の他の世界中で認められている普通に考えられる一般市民の選挙活動は事実上全てが禁止されています。
今ネットで書き込まれている記事の多くも、公選法では選挙関連の記事は法律に抵触する危険が有るのです。
しかし民主的に、市民が普通に常識的に行動して守れないとしたら、間違ったのは市民ではなく法律の方が間違っています。
あれも駄目、これも駄目の現在の日本の公選法は、世界的に見ても珍しい民主的な選挙の妨害行為にしかならない反市民的の悪法でしょう。
民主主義が成り立つ前提として『自由な選挙』こそが一番大事で有る事は、言うまでも無いことですが、今の日本の公職選挙法はこの前提を真っ向から否定する悪法中の悪法であることは間違い無い。


『ひったり合う自民社民、合わない公明共産』

マスコミの選挙予測(有権者の事前の態度表明)と『選挙結果』はおおむね同じ数字ですが、面白い事に気がつきました。
自民党や社民党は選挙結果(実際の投票行動)の数字と、有権者の自己申告の数字(選挙予報)の数字は全く同じで、選挙予想が完全に的中している。
他人(調査員)に(事前の世論調査で)聞かれても、自民や社民の支持者は正直に自分の支持政党(投票行動)を明らかにしているのです。
民主党では若干数字が違い、調査より得票率の数字の方が大きいが、これは民主党支持率の男女間格差が原因と考えられる。(女性で低く男性では高い)
平日の昼間に固定電話で調査すれば回答者内の女性の比率が高まり、結果的に実際の正しい得票数よりも民主支持が若干低く調査数字に表れる。

ところが正しく表われる自民党社民党民主党とは対照的に、公明党と共産党では実際(選挙得票)と調査の結果に違いがあり、大きく後者(自己申告)が低いのです。
調査員に聞かれて共産党支持者が6割台ぐらいしか自分の支持政党を明らかにしないし、公明党にいたっては4割台の人しか明らかにしない。
前回4年前の郵政選挙で『公明党に投票した』と回答した人は6%なのに、実際の得票率は13%もあり、実に公明党支持者のうちで46%の人しか態度を明らかに(人前に公開)しないのです。

このことから日本社会の中に民主主義とはいえない反共意識がまだまだ強い事を共産党支持者が自覚していて、自己防衛していることが伺える。
そして反共意識以上に日本社会の中で何をするか判らない秘密結社(破壊的カルト)への反感、反公明党(反創価学会)の雰囲気の方がより強い事を、創価学会関係者(信者)が良く知っているのでしょう。




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4 コメント

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新聞調査 (ましま)
2009-08-31 16:21:57
>『何人も、選挙に関し、公職に就くべき者を予想する人気投票の経過又は結果を公表してはならない。』

いつも不思議に思っているのですが、損害賠償請求訴訟とか判例とかはないのでしょうか。

 もっとも、公選法のしばりの方が道交法のスピード違反と同じでおかしいとは思いますが。
時代の文脈 (愚樵)
2009-08-31 17:55:47
久々にお邪魔します

>今の日本の法律の多くは、走行している車が全て50~60キロ以上で走る見通しの良い直線道路に、わざわざ30キロの速度制限を強いて警察当局が何時でも都合の良い時に摘発出来る様にしている不思議な構造になっている。

ご指摘の通りなんですが、そうした不思議が何十年にもわたってまかり通ってきた事実も、これまた不思議です。

しかも不思議なことに、そうした警察の不思議な構造を誰もが疑問に思わなかった頃は、日本の警察は大変優秀でした。検挙率は文句なしに世界一だった。それを支えたのが庶民の警察への積極的な協力でした。

こうした現象は確かに欧米型の民主主義ではないでしょう。しかし、その当時は日本は世界一の社会主義国家でもあった時代ですから、民主主義でなかったとはいえない。日本独自の民主主義ではなかったのでしょうか。日本独自の文脈が、日本独自の民主主義を現出させていた。

現在は、かつての日本の幸せな「時代の文脈」が通用しなくなっています。なので、「警察の不思議」だけが大きく浮き出てしまうことになる。かつての日本の幸せが、現在にいたって不幸の源泉になっている。皮肉な現象ですが、古今東西、歴史といったものはそうしたものでしょう。
適当な時(好きな時)に捕まえられる (逝きし世の面影)
2009-08-31 18:09:13
ましまさん、コメント有り難う御座います。

何十年も前の話ですが東名阪高速道路を普通に90キロ台で走行中に、前方に旗を持った人が自動車専用の走路に飛び出して来て、あまりの出来事に仰天した事があります。
何と三重県警は高速道路でネズミ捕りをしていたのですよ。
確かに其の場所は制限速度が80キロなので90キロ台だと速度違犯では有るかもしれないが、現場は最低速後が設定されているれっきとした高速道なのですよ。
車なんかどこにも走ってい無いので出来たのでしょう。
北陸道の福井の鯖江で出口の料金所に向かうカーブは走行路100キロ制限に対して40キロ表示。
友人は此処で、100キロから減速して0キロで料金所に普通に運転したら速度違反のネズミ捕りに捕まったそうです。
走行路を出たとたん100キロから40キロに瞬間的に(神業で)減速しないと誰でも違犯になるのです。
今のように高速道が一般的で無い時代には不思議な取締りが色々ありました。

近頃の政治ビラの集合住宅(マンション)配布を住居不法侵入や公務員法違犯で捕まえる警察の話にも言えることですが、国民が政治に参加する事を何としても妨害したい人達が政治の中枢に座っているのです。
新聞社などが選挙予報報道で、公職選挙法違反に問われる事は無いでしょうが,違犯状態で有ることだけは間違いないので、マンションのビラ配布の様に、何かの時代の流れでは摘発する事も有るかも知れません。
今の公職選挙法は致命的な欠陥法案で、民主主義の為に抜本的な改正以外に方法が無い。
毎回毎回少しづつ市民が行える選挙運動の規制を強化しているうちに、とうとう世界的な不思議な『何もしてはいけない』法律になっています。
警察やマスコミに因る悪意有るプロパガンダ (逝きし世の面影)
2009-09-01 16:53:13
愚樵さん、コメント有り難う御座います。

>『日本の警察は大変優秀でした。検挙率は文句なしに世界一だった』<

これは確かに昔から言われていますが、実は真実ではなく『作られた神話』か『為にするデマ』あるいは宣伝広告プロパガンダの類い、あるいは『美しい誤解』です。

>『それを支えたのが庶民の警察への積極的な協力でした。』<が真実の姿で、これが全てです。
日本の警察が優秀だったのではなく、捜査力は三流以下だったが、それを補って余りある日本の市民が優秀だったのです。
例えば、警察から追われている不審者が街中にいれば市民からいち早く警察に通報が入っていたのです。
これは、日本人では当たり前の行為ですが、諸外国では全てに当てはまるとは限らず時としては逆になる話で珍しいことなのです
例えば、『警察から追われている人物』と『追いかけている警官』と両者を比べて、どちらが正しい正義で、どちらが悪人であるか。?
この判定は、実はトンデモナク難しいのですよ。
例えば植草教授の痴漢事件ですが、警察に嵌められた可能性が濃厚で、
自民党の山本一太参議院議員が、つい最近の自分のブログで(今では消されたかもしれないが)実に面白い事を書いていた。
なにやら拉致事件の真相なるものを匂わせて上で、『自分は絶対に(松岡農相の様に)自殺するタイプではないし、(植草教授のように)覗きなど変態でも、痴漢もしません薬物もしません』もしも何か起こったら事実ではないなどと書き込まれていました。
安倍の晋三 怖くは無いが 安晋会は恐ろしい(2008年02月05日 | 政治
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/39139e8fdcd5854eba6fe4093e227fb6


日本の警察が世界的に優秀なのは捜査力ではなく、代用監獄による容疑者を自白させる能力なのです。
一般市民は(冤罪や拷問)など警察のやっている事に目を瞑り、それで日本は世界一の治安の安全を手に入れてきた。
検挙率世界一も作られた数字です。
事件として立件する件数を少なくすれば自動的に良い数字が得られるし、今のように些細な事件までも立件すれば分母が大きくなり検挙率の数字は悪くなる。
今警察により、暴行罪なる不思議な罪名の犯罪が大幅に増えていますが、喧嘩して相手を殴り怪我をさせれば傷害罪が成立します。
小さな怪我でも傷害罪になるので、暴行罪とは何の怪我もしていない程度の些細な揉め事で、以前なら、事件にはせずに関係者に注意する程度で穏便に済ましていたのですよ。
だから検挙率が日本は世界一だった。
それをわざ事件として立件して犯罪率の件数を水増しして意識的に事件件数の数字を上げているのです。
警察が摘発して送検する件数は、以前の検挙率断トツで世界一時代と、それ程変わっている訳ではないのです。
それどころか凶悪犯罪は年々減少し、今や日本の若者達は世界一人を殺さなくなっています。

殺人の統計学的一考察(2008年02月02日 | 文化・歴史
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/79bb6106736ab90449816bfc7cf5b237

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