逝きし世の面影

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千葉県松戸市の小児甲状腺がん検査で異常無し(A1)は4人に1人以下

2015年05月16日 | 放射能と情報操作
『147人でC判定1名が出て周章狼狽。パニックに陥って右往左往する千葉県松戸市』

東京都に接する千葉県北西部の松戸市は人口が48万人で千葉県内では千葉市、船橋市に次いで3位。東京23区への通勤率は37.3%の千葉在住の東京都民のような状態。東京都のベッドタウンの松戸市の甲状腺超音波検査判定結果が2015年5月12日発表されている。
今回、市が検査費用の一部を助成する甲状腺の超音波検査の対象は平成4年4月2日から平成23年4月1日生まれ(フクシマの核事故時に18歳以下)の子供達限定
検査目的は放射性ヨウ素の初期被爆に対する『市民の不安を軽減』だと松戸市ホームページにはっきっと明記している。

甲状腺超音波検査判定結果(平成26年6月1日から平成27年3月31日)
甲状腺にしこりも結節も無い『異常なし』(経過観察不要)の『A1判定』が、35人。
5.0mm以下の結節または20.0mm以下の嚢胞の『A2判定』(要経過観察)が109人。
5.1mm以上結節または20.1mm以上の嚢胞の『B判定』(精密な二次検査が必要)が2人。
甲状腺の状態などから判断して小児甲状腺がんの可能性が窮めて高いと思われる『C判定』が1人。
松戸市が検査した子供達147人の判定結果では、『異常なし』の『A1判定』が35人なので、健康な子供の割合はたったの24%弱だった。
甲状腺に何らかの異常が見つかった『A2判定』の子供達は109人で74%の圧倒的多数。
二次検査の必要なB判定とC判定の合計人数は3人なので全体の2%。
なんと、東京に隣接する松戸市の小児甲状腺がんの検査結果では二次検査の必要なBC判定が50人に1人の比率で出ているのである。

『市民がパニックにならないよう結果を1ランク低く勝手に書き換える千葉県松戸市の姑息な悪事』

極悪松戸市当局ですが、この『甲状腺超音波検査判定結果』発表では、経過観察が必要なA2判定を『経過観察不要』に勝手に書き換えていた。
同じく、精密な二次検査が必要なB判定を『経過観察』に勝手に書き換えていた。
同じく無責任にも、ほぼ小児甲状腺がんが疑われる最も症状が重いC判定を『専門病院を紹介』と書いてあるのである。
千葉県松戸市の発表では、今までの福島県を含む小児甲状腺がんの全国基準を頭から無視して、それぞれ1ランクづつ低く誤魔化して、誰にでもわかる目の前の『とんでもない』深刻度を、なんとも姑息で低級な子供騙しの『インチキ』な手法で、必死になって隠しているのである。
この低脳の悪党連中ですが、責任ある大人として恥ずかしいとは思わないのだろうか。
実に不思議だ。
到底大人の常識の範疇では、答えが出ない難問中の難問である。
今の日本ですが、全員で『無かった』ことにして逃げ切れるとでも思っているらしいのだが、一億総痴呆状態でないとしたら、70年前の玉音放送直前の日本と同じ状態(本土決戦、一億総特攻)なのです。これでは助からない。
沈没することを肝心の乗客に隠して未必の故意の殺人罪に問われた韓国旅客船セオゥル号の船長の判断と同じで、もう無茶苦茶。ほぼ親に叱られるのが怖くて寝小便した布団を隠す出来の悪い幼稚園児状態であり、呆れ果てて、開いた口がふさがらない。
韓国旅客船セオゥル号沈没と同じで、『安全安心。何の心配も無い』と隠せば隠すほど余計に被害が天文学的に拡大する。

『医者だと思って子供を診てもらったら、インチキ「坊主」だった』

福島検討委『平成23年度』発表以来、ほぼ4年ぶりにC判定(1名)が出て周章狼狽。パニックに陥って右往左往する愚劣で浅ましい松戸市当局ですが、ほとんどインチキ詐欺師かこそ泥の真似でお粗末すぎる杜撰な手口である。
何と、松戸市のホームページには堂々と、
『放射性ヨウ素の初期被ばくに対する市民の不安を軽減するため、甲状腺の超音波検査を実施する・・』と書いている。
なんと、市民の放射能被曝の不安の解消が検査の目的だった。
昔から手遅れで『医者が匙を投げれば、後は坊主の仕事』だが、今回は余りにも速すぎる。悪事の手際が良すぎると言うか余計なお世話だろう。
一般市民は自分の子供の健康を心配して甲状腺検査を受けている。ところが、松戸市は市民の不安解消(治安対策?)を最優先。
善意の保護者は子供たちの甲状腺を医者に診てもらったと勘違いしていた。
ところが(ホームページによると)実際は口から出まかの嘘八百で(手遅れで最早助からない)人々の心の平安を与える『坊主』と同じ役割を松戸市がしているのである。

『30万人調べて「C判定は1人だった」との福島県検討委のお粗末で白々しい嘘八百』

2人目なのに『一人目の小児甲状腺がん』と真っ赤な嘘(大本営発表)をマスコミ全員で大合唱して安倍晋三(自民党)に政権を禅定(大政奉還)するために『嘘つきと呼ばれたくない』との中学生の口実で無理やり解散した日とは、1年前に野田佳彦首相が冷温停止状態宣言をした『日』であった。
その大政奉還選挙(12月16日)に大勝した第二次安倍内閣が小児甲状腺がんの3人目を発表したのが北朝鮮の3度目の核実験で新聞号外が出る大騒ぎの真っ最中の2013年2月13日だった。
マスコミの報道は『3人目』だが実数は『3人確定。7人疑い』の10人が小児甲状腺がんだった。
安倍晋三首相はがん検診での最終的な細胞診断の陽性を『疑い』だと1ランク低く誤魔化すことで5ヶ月後に迫った参議院選挙対策(時間稼ぎ)を行ったのである。
この時、なんと共産党機関紙赤旗を含む日本のマスコミは人命軽視の極悪人の安倍晋三に全面協力して嘘八百の大本営発表を宣伝していた。
挙国一致で、安倍自民党が勝つように協力してフクシマの恐ろしい真実を『大本営発表』の嘘八百で隠蔽していたのである。

『理研の小保方(STAP)の手口を真似て、一次資料を勝手に書き換える福島検討委(日本政府)の御粗末なインチキ手品』

この安倍内閣の最初の小児甲状腺がん3人目(2013年2月13日)時点では、福島県検討委は『C判定76人』だと発表していた。
ところが現在の福島県検討委の公式ホームページからは『C判定76人』が丸々消えていた。
何と、1順目の36万7千人中で8割の29万人6千人を調べて『C判定は1人』だと、何時の間にか最初の発表の一次資料を勝手に書き換えていた。
丸っきり実験結果を勝手に加工した理研のSTAP細胞騒動の小保方博士である。
最初に発表した『C判定76人』ですが、今の福島県検討委の資料によれば、二次検査の『細胞診の検査人数76人』に書き換えて誤魔化していたのである。
福島検討委が最初の『C判定76人』を『C判定1人』に勝手に書き換えた結果、今回の千葉県松戸市の2015年5月12日発表の『C判定1人』が、自動的に『C判定の2人目』になってしまったのである

『茨城県南部牛久市の小児甲状腺がん検査でも 異常無し「A1」は半数以下』


平成26年6月1日から平成27年3月31日の検査結果の松戸市の小児甲状腺がんのエコー診断とほぼ同時期に、千葉県に近い茨城県南部にある人口8万4千人程度の小さな牛久市でも同じ検査を行っている。
(千葉県松戸市より公式発表は茨城県牛久市のほうが半年も早い。
半年速く実施した茨城県牛久市は千葉県松戸市より4ヶ月速くエコー検査を終わっている。)
茨城県牛久市による甲状腺超音波(エコー)検査の結果について、2013年(平成25年)11月1日から2014年(平成26年)12月31日の結果が発表されていて、ホームページで公開されている。
受診者数 89人
判定結果 判定内容 人数
A 判定 (A1) 異常は見られませんでした。 41 人(受診した総数からの比率は半数以下の46%)
A判定(A2) 5.0mm以下の小さな結節(しこり)や 20.0mm以下の嚢胞(液体の入っている 袋のようなもの)を認めましたが、二次 検査の必要はありません。 40人(比率は45%)
B 判定 5.1mm以上の結節や 20.1mm以上の嚢 胞が認められ二次検査をお勧めします。 8人(比率は9%)

『世界一「親日」の台湾がフクシマの輸入規制を強化。焦る安倍政権の悪あがき』

『米国の輸入規制に黙る安倍政権…台湾には“脅し外交”のア然』

2015年5月15日
台湾が福島第1原発事故後に導入した日本食品の輸入規制を、15日から強化することについて、日本政府が大騒ぎしている。
14日、産経新聞は1面で「台湾、日本食品全て輸入停止」と大見出しで報じたが、これが大間違い。
もともと、台湾は原発事故以降、福島など5県産の食品の輸入を停止。
今回はそれに加えて、全ての食品に都道府県別の産地証明を、乳幼児用食品など一部製品には放射線検査証明を義務付けたにすぎない。
産経の記事を読むと、まるで台湾が輸入を全面停止するような印象を受けるが、実際には産地証明書などがそろえば、日本から輸出可能だ。
ところが、台湾の規制強化に敏感に反応したのが安倍政権である。
菅義偉官房長官は定例会見で「科学的な根拠に基づかない一方的な措置で、極めて遺憾だ」と怒りをぶちまけ、林芳正農相も「WTOへの提訴を含めしかるべき対応を検討したい」と吠えた。
しかし、台湾に限らず他国でも、日本食品に関する規制は現在も続いている。
とりわけ、顕著なのが米国だ。
岩手や宮城、福島など14県産を対象に、特定品目を輸入停止した上で、他の都道府県の食品全てに、米国内でのサンプル検査を義務付けている。
そんな米国に、安倍政権は文句ひとつ言ったことはない。
台湾では今年3月、輸入を禁止していた福島などの5県産の食品が、密かに輸入されていたことが発覚。
これを機に台湾国内で食の安全への関心が高まったことが、規制強化につながっている。
こうした現状を踏まえ、交渉するのが政府の務めだが、安倍政権は“格下扱い”の台湾には提訴をちらつかせる“脅し外交”で、米国にはひたすら沈黙の隷属路線だ。
これでは国際的にますます孤立を深めるだけだろう。
2015年5月15日 日刊ゲンダイ


(東京テレビが放送した年間の被曝量が1ミリシーベルト以上の深刻な放射能汚染地域)

『延々と続く戦犯政治の負の連鎖』

昔の縁日の蛇女などおどろおどろしい見世物小屋の口上の『親の因果が子に報い』ではないが、70年前の日本敗戦のA級戦犯の岸信介の三代目(孫)以外の特色が無い安倍晋三ですが、4年前のフクシマ原発事故でも12年前のイラク戦争でも同じで、やはり『戦犯』であり続けている。
親の因果どころか3代前の爺さん責任を曖昧にして誤魔化した因果が、今の『日本国』に報いて崩壊状態に陥って抜け出せないのですから何とも恐ろし話である。
安倍首相はフクシマ核事故の4年半前の2006年12月、第1次内閣時に『全電源喪失はありえない』として福島原発の再稼働を強行した。それが重大事故を招いたが、大手メディアはこの事実を黙認し続けている。
大手マスコミが無視するだけではなく、安倍に質問した吉井英勝代議士の共産党の赤旗さえ余り大きく報じない情けない有様。
(志位和夫委員長など共産党執行部は歴史的な2012年12月16日の大政奉還総選挙では、小出裕章助教と同じ京大原子力学科出身でフクシマの原発事故に政界で一番詳しい共産党の『勝負の切り札』的な肝心の吉井議員を出馬させず大敗北を喫している)
5月15日の日刊ゲンダイ記事の背景を説明すると、世界一親日的な台湾でも、福島県産など輸入禁止食品を『他県産』と表記して密売していた事実が発覚して、『台湾人を放射能食品の残飯入れにするな』との一般市民の声が沸きあがった。
台湾の食品衛生当局が輸入を禁じている食品類は福島県以外では茨城県、群馬県、栃木県、千葉県(合計5県)産だったが、これは年間被曝量が1ミリシーベルト以上の放射能汚染地域が県内に広く分布する地域である。
アメリカは福島県周辺の放射能の高濃度汚染地域の5県だけでは無くて、広く東北から関東など東日本の14都県を指定して輸入を禁止している。
日本周辺の中国や韓国ロシアも同じく5県産の食品の輸入を一律禁止。EU諸国も禁止していて、事実上何の規制もない野放し状態なのは世界中で我が日本国だけの特殊事情なのです。

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7 コメント

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ひた、ひた… (十澄)
2015-05-16 09:18:48
ウエからシタまで全員が目をそむけて、しらばっくれて、「すぐに影響はない」とごまかし続けてきた4年間。
そのちゃぶ台返しのドッチラケの日が、ひた、ひた、と近づいてきているのを感じます…。
自信のない学生が試験前日に部屋の掃除に没頭するが如く、ヒトというのはどうしようもない大事の前には小事に逃避するものなのでしょうか?
ドローンなどというオモチャ規制に血道をあげ、ドローン飛ばしをやめないガキをさも超重大犯罪人のように扱って正義気取りの始末。
大の大人どもが国をあげて何やってんだよ、それにしても小さすぎんだろ(笑)。

「その日」がきたら全てが無一物に帰し、「天地まぜまぜ」になり、新しい世界が始まる?
その日を恐れながら楽しみに待つことにしましょう。
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歴史の転換点を目撃する背筋が凍る恐ろしさと、ワクワク、どきどき感 (宗純)
2015-05-16 16:37:57
十澄さん、コメント有難う御座います。

それにしても益々酷い状態になってきていて、しかもその速度が加速しているのです。
まさにひた、ひたと最後の瞬間が近づいているのが肌に感じられる昨今。

この『逝きし世の面影』では2008年のブログ開設以来、大分前から資本主義の終りを論じていたのですが、タイタニックではないが氷山にぶつかっても何時間も沈没し無いのですよ。セウォル号のように巨大な船では沈没するまでに時間がかかるのです。
巨匠スタンレー・キューブリックは2001年には人類が火星にいけると思っていたし天才漫画家の手塚治のアトムの生まれるのは2003年ですよ。私の父親ですが、21世紀には資本主義が終わっていて理想の社会主義社会が生まれていると死ぬまで信じていたが今は2015年です。あまりにも歴史の流れる速度が遅すぎるのですよ。ラビ・バトラの大予言「2010年資本主義は崩壊する」なのです。
1年遅れたラビ・バトラの大予言「2010年資本主義は崩壊する」
2011年04月24日 | 経済
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/2b0599b56f615ce991263fdc83b51061

現状の社会に不満な『お前たち全員が間違っている』(今までが間違っていた)とのオルタナティブな左翼にとっては放射能と言う余分なものが有るにはあるが、まさに待ち望まれた未来(資本主義の崩壊)がもう直ぐなのです。
1975年4月30日のベトナム戦争のアメリカの敗北から40年。
私としてはアメリカ(ドル)の崩壊が先に来ることを願っていたのですが、フクシマが決定的に影響して日本の崩壊が先になる展開になりそうですが、いずれにして100年に一度か200年に1度の歴史の巨大な転換点を目撃出来るのは、心底恐ろしくも有るが、ぎゃくにワクワク、ドキドキ興奮します。
人類の長い歴史の中で、限られた極わずかの人々しか、巨大な歴史の歯車が動く瞬間を体験することなど、これは普通では目撃できない極めて稀な出来事なのです。見逃しには出来ません。
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嘘はバレる? (コメット)
2015-05-17 16:46:32
 「ずくなしの冷や水」氏が5月15日のブログで、最近千葉県松戸市に関する、ある資料で死亡数の増加、出生数の減少が見られるにも関わらず、この5年間の市の人口が48万人を保っているのはおかしいと述べておられます。私は元の資料には当たっていないので、詳細は分かりませんが、公的統計の一部を改竄することにより、各資料間の整合性が失われることは多いにありうるのではないかと思っています。ひとつ嘘をつけば、100個の嘘を積み重ねなければならぬ。私は総務省人口統計局の、日本の人口1億2千万人も怪しいと思っています。
返信する
Unknown (通りすがり)
2015-05-20 11:02:23
はじめまして!近隣に住んでいるものなのですが、大変興味深いデータだと思いました。
私も自分でも調べてみたいと思うのですが、もしよろしければご覧になった資料を教えていただいても良いでしょうか?
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ひとつ嘘をつけば、100個の嘘を積み重ねなければならなくなる (宗純)
2015-05-20 15:05:26
コメットさん、コメント有難うございます。

まさに至言ですね。何事も正直が一番ですよ。
一つ嘘を付けば、後は辻褄合わせで際限なく天文学的な数字まで嘘をつき続けないといけなくなる。
安倍晋三政権の成立自体が、巨大な虚構ですよ。全てが3・11のフクシマの核事故と連動しています。
最新の記事を書いていて、小児甲状腺がんの人数が間違っていることを見つけました。
去年8月時点で『一巡目(スクリーニング検査)が終わった』と発表しているのですが、
それなら、それ以降の小児甲状腺がんは全部3・11のフクシマの放射能由来だとの話になる。
二順目(放射能由来)の小児甲状腺がんの最初の発表は、何と、2回目の総選挙後の最初の特別国会(首班指名)の翌日であり、マスコミは新閣僚の人選で大騒ぎしている真っ最中。
ドサクサに紛れて小児甲状腺がんを発表しているのですが、如何も人数を間違えていた。
これはもう、駄目ですね。



通りすがり氏へ、
知らないから教えて欲しいとのことですが、ここは義務教育では無いし、私も教師ほど親切でない。
もしも、『私も自分でも調べてみたいと思う』ならブログ記事にもあるように、資料は公式のホームページであり御自分で探して下さい。基本的に横着は駄目で誰の為にもならないのです。

また、ここは正誤が判りやすい高尚な科学ブログでは無くて、正誤や善悪が判り難い、大悪党小悪党が跳梁跋扈するおどろおどろしく不可解な政治の世界を扱う下世話な政治ブログです。
しかも、この『逝きし世の面影』ブログは、『お前達は間違っている』(今までが間違っていた)というオルタナティブな政治ブログとして、政府やマスコミだけではなくてネット空間での数々の擬装や悪質なプロパガンダを告発した関係で多くの読者を獲得した半面、
自分たちの悪事を暴かれて恨みに思っている阪大の菊池誠を教祖とする不思議な偽科学教カルトとか解同の糾弾会モドキを繰り返すkojitakenグループなど、何とか足を引っ張りたいと思っている悪党連中も数多い。
良好なブログ環境の維持とコメント管理の必要性から、タイトルや名前が無いコメント、あっても通りすがりとか日本人の一人などの、個人を特定しているとは思えないHNは無記名と看做して不掲載とするローカルルールの設定しています。
次回のコメント投稿時には、何でも結構ですからタイトルの記入を忘れないようにしてください。是非とも御願い致します。
返信する
昔の話ですが (中島みゆき嬢)
2015-06-12 21:37:15
もう20年以上前の話ですが、某地方テレビ局の局アナは【マスコミを信じるな】と提言していました。
当時は、まさか?と、思い聞き流していましたが
この時代、なるほどな…。と、思わざるを得ません。
マスコミを信用せず、必要な情報のみを吸収する我々の情報収集能力が今、試されている時なのかもしれないですね。
返信する
何故か科学する心を勘違いする日本人 (宗純)
2015-06-14 16:30:57
中島みゆき嬢さん、コメント有難う御座います。

今の日本では理系離れが言われて久しいのですが、
如何も科学嫌いのの原因とは『科学』が外国語の習得とか漢字の練習の様な『暗記する学問』だと思われているかららしいのです。
単純な反復練習とか暗記の単調な連続なら、誰でも例外なく嫌になるのは当然なのですが、
実は科学では一番大事な基本とは、真理に対する驚き(感動する心)と、建設的な懐疑心なのです。
今の常識的な原理原則(前提)を疑う心が無いところには科学する心は育たないのですが、ところが我が日本国の場合の学校教育では、この『疑う心』が決定的に不足するように出来上がっているのですね。教科書の暗記が基本なのです。
ところが日本国の場合、70年前に、その絶対に正しい筈の教科書が一夜で正反対に逆転するさまを、野坂昭如などの焼け跡闇市世代が経験する。
一番権威や信用がある国家や新聞などマスコミが全員大嘘を付いていた。
この経験は強烈で、その後この世代が中心になって『非武装中立』の党是の社会党が日本では3分の1の勢力を長い間キープしていたが、今では90台になりずべて現役を引退したら社会党が消滅する。
70年前と同じことが実は4年前にも起きていた。
東大教授の専門家が実は原発マフィアの一員であり、テレビで恥ずかしい嘘八百を垂れ流しているのを、日本人の全員が目撃したが、日本中が焼け野原になった70年前とは大違いで、短時間で元の木阿弥。
まあ、日本国中が焼け野原で350万人も日本人が死んでも、たったの70年で大部分が忘れているのですから、これはある意味では当然である。
しかし、第二次世界大戦は終わってから70年が経ったが、実はフクシマの不幸は4年が過ぎたこれからが本番であり本格化する。
幾ら歴史修正主義でも、これから始まるフクシマの場合には挙国一致の大本営発表でも隠せない。
フクシマですが、大騒動はこれから始まるでしょう。
その意味では何の心配も無いが、今のように全員で誤魔化す態度だと、損害を天文学的膨らますでしょう。

それにしても世の中には愚か者が多すぎる。
『嘘やごまかしで安全を喧伝する連中を軽蔑しますが、拡大解釈や曲解で不安を煽る連中もどうにかしたい。私は原発事故による子供の影響を心配する一人ですが、少なくともこの記事は大いに疑問。松戸市の検査は子供限定でもないしガン検査でもない。』
などとツイッターでデマを流す大馬鹿者までが現れています。
普通の大人の判断力なら、
松戸市の検査は実態も宣伝文句も、子供限定のガン検査であり、それ以外の何ものでもない。
今回のように都合が悪いからと、口先で否定しても客観的な科学的事実は微動だにしない。
それを頭から否定するとは呆れ果てて言葉も無い。丸っきりの安倍晋三症候群である。
普通の常識で判断すれば、
根本的に狂っているか、救い難い低脳であるか。それとも『放射能は安全安心。何の心配も無い』との極悪工作員の何れか。あるいは全部である。

しかし、たぶん真実はその何れでもない。
これは善意の常識的は判断による、勘違いであろう。
悲しいかない一般市民の判断力はこの程度なので、十分避けられる不幸が何時までも繰り返される。
勘違いした理由は極単純で、地位や権威があるものは(嘘がばれた時に恥ずかしいので)見え透いた子供騙しの嘘は付かないと信じているのである。
丸山真男が分かりやすく指摘したように、ドイツのヒトラーやイタリアのムッソリーニの様な明確な指導者が存在しない日本型ファシズムとは、このような平凡な善意の集合体が生んだ怪物だったのである。
『喉もと過ぎれば熱さ忘れる』の諺のとおりで、350万人もの尊い日本人の命で購った70年前の教訓が少しも生かされていない。過去の失敗を完璧に忘れているのである。
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