コロナ“廃棄”ワクチンに若者ら 米接種会場に「チェイサー」長蛇の列

 新型コロナウイルスの感染者数・死者数が世界最多の米国で、余ったワクチンを優先対象ではない若者らに接種するケースが出ている。全米で最も感染拡大が深刻とされる西部カリフォルニア州ロサンゼルス郡では、廃棄予定のワクチンを求めて連日、長蛇の列ができる接種会場もある。米国でもワクチンは供給不足のはずだが、何が起きているのか。

 分厚い上着を着込み、マスクやフェースシールドを着けた人々が、敷地の外まで並んでいた。キャンプなどで使う折りたたみ式の椅子に座って読書にふける女性や、配達されたピザをほおばる男性。1月25日、ロサンゼルス市のワクチン接種会場の一つ、ケドレン地域医療センターでは、まだ接種対象ではない数百人が「おこぼれ」を待った。先頭集団は徹夜組だという。

 昨年12月中旬から集中治療室(ICU)の収容余力が0%になるなど、医療体制が逼迫(ひっぱく)するロサンゼルス郡。現在はワクチン接種の対象を医療従事者と65歳以上に限定し、予約制で接種している。ワクチンが足りないため予約は取りにくい状況だが、それでも接種会場に

少しも不思議ではない当然な判断

大勢の一般市民対象のワクチンの安全審査には時間がかかり通常なら10年程度はかかるが今回は1年足らずで認可して一般接種を行っている。いくら何でも安全審査の期間が短すぎるので、事前にワクチンを予約していても、接種の直前になって人類の歴史上初めての遺伝子組み換えで出来上がった新コロ(SARS-CoV-2)ワクチンを怖がってドタキャンする人が大勢出てくるのは当然な判断だった。安全確認がおろそかな新型ワクチンに対する拒否反応は少しも不思議でない。

そもそも100%安全で100%確実に効くワクチンなど何処にも存在しないのである。

アストラゼネカ製ワクチン、65歳以上には推奨せず 独委員会(AFP=時事)
 

米、夏までにワクチン全国民分供給
バイデン氏新目標、2億回分追加購入

2021/1/27付日本経済新聞

【ワシントン=鳳山太成】バイデン米大統領は26日、夏までに約3億人の米国民全員に新型コロナワクチンを供給する新たな目標を発表した。メーカーから2億回分を追加購入するなど計画を見直した。感染力の強い変異種の広がりにより感染拡大の懸念が強まるなか、ワクチンを使って収束を急ぐ。

ホワイトハウスで新たな計画を発表した。米ファイザーと米モデルナからそれぞれ1億回分ずつを追加購入する。連邦政府は計4億回分を確保していたが、同6億回分に増える。バイデン氏は「夏の終わりか秋の初めまでに3億人の米国人すべてに接種するのに十分な量だ」と強調した。両社のワクチンは1人2回接種する。(抜粋)

1月 28, 2021 21:10 Asia/Toky parstoday
 
CDC米疾病予防管理センターのロシェル・ワレンスキー新所長は、来月20日までに米国のコロナ犠牲者の合計数が48万人に達すると推定しています。(抜粋)
 

米国黒人層“ワクチン拒否”猛拡大 アーロン氏急死で深刻化

 日刊ゲンダイ
 
米大リーグの英雄ハンク・アーロンさん(享年86)の急死が、米国の黒人層に波紋を広げている。アーロンさんは今月5日にモデルナ社のワクチン接種を受け、「私はとても誇りに思う」と語った。その17日後の22日に死亡。「自然死」との報道もあるが、死因が正式に発表されていないため、ワクチン接種に疑念が持たれている。

 黒人層のワクチン拒否の考えは根強い。昨年のAP通信の調査では黒人層のうち、新型コロナワクチンを「接種する」と答えた人は、わずか24%だった。
 
「その風潮を打破するため、米政府が白羽の矢を立てたのが、黒人層に圧倒的人気を誇るアーロンさんでした」とは国際政治経済学者の浜田和幸氏。こう続ける。

「メディアを前に病院でワクチンを注射され、『心配せず、みんなも接種して』と黒人市民に呼びかけました。ところが、急死です。バイデン大統領は声明でアーロンさんに哀悼の意を表したものの、ワクチン接種には言及しなかった。そのため、黒人層は『政府は何かを隠している』と疑っているのです」
 
■かつては梅毒実験で100人以上が死亡

 浜田氏によると、米国の黒人層は長らくワクチンに警戒感を抱いてきた。原因は1932年から40年間続いた「タスキーギ梅毒実験」だ。黒人の梅毒患者がアラバマ州タスキーギに集められ、実験用のワクチン接種を受けて100人以上が死亡。後に「黒人の数を減らすために政府が意図的に行った」とのリポートが発表され、ワクチン忌避に拍車をかけたという。
 
「アーロンさんの死後、ネットには副作用を心配する黒人層の書き込みが急増しています。バイデン大統領のほか、ペンス前副大統領、国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長らは接種を受けてもピンピンしている。そのため『彼らのワクチンとアーロンさんが受けたのは別物。われわれ黒人は副作用が起きるワクチンを注射される』という声も上がっているほどです」(浜田和幸氏)

 トランプ政権末期に行ったアーロンさんへの接種が、発足直後のバイデン政権の足を引っ張るとは皮肉な話。トランプはニンマリだろうか。
1月27日 日刊ゲンダイ
 
★注、
絶対的な国家権力など数々のタブーに挑戦する報道機関として、一般の人々から日本で一番真面目な(信用力が高い)メディアと思われているのはNHKでも大手全国紙でも日本共産党機関紙赤旗でもなくて、面白ければ何でもありの無責任なタブロイド紙の日刊ゲンダイだったとの皮肉。
 
しかも、この記事にはもっと不思議な謎が隠されていたのですから不可解。新型コロナウイルスは2回接種する必要があり今回死亡したアーロンも2回受けているのである。しかし2回目のワクチン接種の日付も死因も一切秘密にして発表していない。世界中が思いっきり怖がっているのである。(メディアが挙国一致どころか、世界中が一致して隠しているので)アーロンは二回目のワクチン接種直後に死亡した可能性が高いのですから恐ろしい。
 
(関連記事)

ハンクアーロン新コロワクチン接種直後に死亡か? 2021年01月24日 | SARS-CoV-2と情報戦

 

(資料)

ワクチン懐疑論、世界で後退 接種希望急増、日本は停滞 国際調査・新型コロナ

配信 【ロンドン時事】新型コロナウイルスワクチンに対する懐疑論が、世界的に大きく後退している。


英調査会社イプソス・モリが主要15カ国で実施した国際比較調査によると、すべての国で昨年12月から今年1月にかけて接種希望者が増加した。ただ、日本は調査対象の中では強く希望する人の割合が最も低かった。

15カ国で、1月14~17日に「ワクチンを接種しますか」と質問。昨年12月時点と比較して「ぜひしたい」の割合はすべての国で増加。特にイタリア、スペイン、英国などでは20ポイント以上の大幅な伸びを記録した。

接種希望者は最大の死亡者の米国は42%。日本は17%と調査対象の中で最低ワクチンの副反応についての懸念は、日本で62%、米英中独もほぼ同じ水準だった。

同社は「日本人が接種を最もためらっている。これは過去の調査でも見られた傾向だ」。 
(抜粋)
1月31日 時事通信

時事通信の記事が指摘するように、いまだ人類が経験していない遺伝子操作で作られた新コロ(SARS-CoV-2)ワクチンに対する懸念は世界共通。少しも「ワクチン懐疑論」は少なくなっていないのである。

もし記事が正しいなら「ワクチン懐疑論が世界で後退」のタイトルが真っ赤な嘘だったとの笑えない笑い話。(★注、完璧に前後が矛盾するというか、自分で自分を否定する典型的なリベラルメディアの噓八百のフェイクニュース)

たった1カ月前と比べてイギリスなどで20ポイント以上もワクチン接種希望が増えたのは当然で、過酷なロックダウンで徹底的に一般民を締め上げた結果で少しも不思議ではない。

日本のワクチン接種率の低さは長年の厚労省の悪事の結果でこれも少しも不思議でない。愚かな村中璃子(本名、中村理子)は、HPVワクチン接種の副反応を全面否定。自分で科学的に証明できないと全て自己責任なのですから我々一般市民は打ちたくても怖くて打てないのである。

良くわからないのが世界一の感染者と死者を出しているアメリカで、去年11月3日投開票の大統領選挙が未だに終わっていない(メディアと軍が組んだクーデターの真っ最中)らしいのである。

★注、本来なら全く無関係なはずのアメリカ大統領選と正体不明の新コロ(SARS-CoV-2)騒動と、もっと正体不明で胡乱なグレートリセット(ニュー・ノーマル)が一体構造。(全部がぴったりシンクロして動いているのですから、これ以上に恐ろし話はない)