今日(11月5日)はこの時期としたら数少ない快晴で暖かく素晴らしい天気でした。
午前中兼六園を散策すると、冬の風物詩の雪吊りが快晴の中順調に作業が行われていました。
何年も前に雪吊り作業を見たことがありましたが、久しく撮影できなかったので今日は一部ですが撮影できました。
雪吊り作業は場所によって少し違いますが、庭師は15m程の芯柱の頂点に上り、四方へ放射線状にして縄を投げ、下で違う庭師がそれぞれの枝にくくりつけて固定し、冬の思い雪から枝を守ると言うことです。
こうして、庭師の努力によって全国に知られる兼六園の雪吊りの光景が 見られるので日頃兼六園で様々な手入れをされている庭師の方には敬服する次第です。
下記の写真は今日撮影しました。
「1」は芯柱の頂点へ上るところ、「2」は投げ始め、「3」は投げ初めから中間くらい、「4」は周囲の雪吊りとの状況、「5」は琴柱燈籠から栄螺山(さざえやま)に行く途中、「6」は栄螺山頂上から、「7」は唐崎松から南側からで霞が池の水面に浮かんで綺麗。「6」と共に「7」は私のお気に入りの撮影場所です。
冬の風物詩としてニュース・ポスターなどで全国にも良く知られる兼六園の唐崎松の雪吊り作業が開始された。
毎年雪吊りは11月1日、唐崎松から始まるのだが今年の11月1日はあいにくの雨模様で天気の良い今日に延期された。
私はあいにくというか残念ながら仕事があるので見られず、夕方仕事帰りに兼六園に立ち寄って雪吊り風景を角度を変えて数枚撮影した。
写真に見られる様に、放射線状になっていない芯柱がまだ見られるが、全部放射線状になればこれまた見事な光景だと思います。
唐崎松など樹高の高い樹木は、兼六園の庭師が芯柱の頂点に上り角度を変えて四方の下へ放射線状に投げ落として、別の庭師が枝に括り付けるものです。
5本の芯柱の一番高いものは16mあると言われ、頂点に長時間補遺車線上に縄を投げ落とすのは、今まで何度も作業内容を見てその度厳しく大変な作業と実感しています。
今日11月1日は、毎年の恒例として兼六園の冬の風物詩として全国的に良く知られる「雪吊り」の取り付け作業が始まる日。
私は「雪吊り」取り付け作業の光景を6・7年見ていなかったのと、今年は丁度仕事が休みだったのでこれは幸いとばかり撮影をしようと半月以上前から意気込んでいた。
しかし、皮肉にも天候が悪く、「唐崎松」から一番先に取り付け作業が行われる雪吊り作業は危険のため中止。
今日は低木のみの雪吊り作業だけだった。残念でならない。
後日天候が良い日を見計らって「唐崎松」の雪吊り作業が行われると聞いたが、果たして丁度仕事の休みの日にあうかどうか半分は今年も諦めムードの気持ち。
それでも今日折角兼六園に行ったのだから、雰囲気でもと思って撮影した。
「1」は縄を張らず芯柱が立っているだけの光景。右手にやや紅葉し始めた色彩が見られる。
「2」は栄螺山(さざえやま)頂上からの撮影で、低木だから庭師は上に上らず、下で縄を枝に結びつけている様子。
尚、手前は霞が池で背景は卯辰山。
「3」は雪吊りの縄が設置されている。
「4」も方向を変えただけの撮影。
又、園内を散策すると、なんと狂い咲きされている「杜若」が梅林で確認した。
あまりにも半年近くズレがある。
さらに、兼六園の帰りに近接したいもり堀を通ると、鯉喉櫓台石垣上から広坂緑地としいのき緑地に接した道路沿いに、見事に紅葉されている「フメリカフウ」の樹木が見られてこれまた美しい。