哲学者か道化師 -A philosopher / A clown-

映画、小説、芸術、その他いろいろ

『コマンドー』

2009-07-06 | 映画
コマンドー [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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 退役し引退した英雄的軍人が、かつて見放した仲間からの復讐と、共産主義体制の追放された独裁者が復権のために、娘を誘拐され、かつて解放した国へ向かい、その国の指導者を殺してくることを命じられる。しかし、英雄はあっさり飛行機を脱出し、独裁者たちの追跡をはじめ、(ほぼ)単身彼らが潜む島に忍び込み、ぶっとばすのだった。

 この映画の何が凄いかというと主演のアーノルド・シュワルツネッガーの筋肉である。登場シーンからして、いきなり胸筋のアップがうつされ、肉体各部の筋肉、そしてカメラが引いて、片手にチェーンソー片手に丸太をかついだシュワルツネッガーが山を降りてくるというものだ。知りあいの女性、この冒頭を観ただけで観るのをやめたらしい。さもありなん。そりゃそうだ。というわけで、この映画の見どころは、(見たければ)シュワルツネッガーの筋肉である。ちょっとロマンスぽいこともあっただろうか。なかったかもしれない。笑いながら突っ込んでみるべき映画である。そう言う意味では、TV放映されたときの訳がぶっとんでいたらしいが、それが正しかったのかもしれない。

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