![]() | RIDEBACK TVアニメ「ライドバック」OPテーマ(初回限定盤)MELL,MELL,高瀬一矢Geneon =music=このアイテムの詳細を見る |
だいたい1クールに一枚くらい、気に入ったアニメのテーマを買っているのだが、今回は間違いなくこれ。ちょっとマイナー気味のアニメだが『RIDEBACK』のOP「RIDEBACK」である。アニメの方の説明をしていおくと、バレエの夢に挫折せざるを得なくなった少女が、大学でライドバックという手足のついたバイクみたいなものに出会い、そのライディングにかつての自分のバレエに感じたものを思い出すのだが、同時に秩序と混沌のせめぎあう世界へと放り出されてしまい、そこで見慣れぬものを見て、自分を取り戻していく話である。このアニメの感想を一言で言えば、マッドハウスは深夜アニメが上手い! 最後まで今の完成度を保ち続けたら、DVDシリーズをほしいくらいだ。さて、その『RIDEBACK』のテーマ曲もまた本編に劣らず気持ちよいものなのだが、英語歌詞なので私訳を載せる。うまい意訳というよりは、単純に英語の歌詞の意味が知りたい人向けの直訳ベースで。
”RIDEBACK”
ステップを強く踏み込め
自分の鼓動を感じとれ
高く、あなたができる限りに
あなたのすべての血は、湧き出る水へと変わる
私たちはこの世で陰謀に囲まれている
涙で血の汚れを拭い取れ
私たちに見ることができなければ、彼らはあなたを害してしまう
フェーゴの風は私たちを最後まで導いていくだろう
私は光を見つけ、それはリアルで、今結びついている
私は途方もない世界の中で導きの線を見つけた
このばかげた世界でさえ、空の中にあなたは見るだろう
Ride on Back(乗り込め)
私たちがただ必要としているのは、あなたのシンパシー
私たちは、私たち自身の歴史を作る
私は籠のなかで盲目に踊っている。
彼女は地面へと叩き付けられた。
ストリートは嘘で満ちている。
誰も何が本当で何が間違いか知らない。
だから、あなたは私たちが一つの平和な国だと考えるかもしれない。
あなたはこの饑餓を想像しただろうか?
私たちはなぜ、必要なときに愛を汚してしまうのだろう。
私たちはあなたの意見には飽き飽きしているのだ。
星は空から落ち、言葉は嘘となった。
力に酔いしれ、彼らは私たちに憎悪を強いている。
私は自分の命のすべてを捧げる。進化はほんとうに間違ってしまった。
心は、純粋で真実の愛に焦がれる。
宮殿は、地面へと崩れ去ったのだ。
私にはできる。私にはできない。私は行かなければならない。
いや留まるべきなのか? 私は泣き叫ぶ。
それは私なのか? けれど、これ以上、涙はない。
私にはできる。私にはできない。私は行かなければならない。
いや留まるべきなのか? 私は泣き叫ぶ。
それは私なのか? 出発のときは来た!!!
私は光を見つけ、それはリアルで、今結びついている
私は途方もない世界の中で導きの線を見つけた
このばかげた世界でさえ、空の中にあなたは見るだろう
Ride on Back(乗り込め)
私たちがただ必要としているのは、あなたのシンパシー
星は空から落ち、言葉は嘘となった。
力に酔いしれ、彼らは私たちに憎悪を強いている。
私は自分の命のすべてを捧げる。進化はほんとうに間違ってしまった。
心は、純粋で真実の愛に焦がれている。
宮殿は、地面へと崩れ去ったのだ。
けれど、私はあなたが欲しい…ふたたび会いましょう。
……訳しにくい! 特にコンマがくせ者だ。それに二番の部分の歌詞だけ、ピリオドが打ってあって、これもよくわからない。美しい訳ではないが、それでも歌詞のイメージくらいは感じていただけるものと信じる。
あとこのCDについて。初回限定版は、プロモーション映像の入ったDVD付きだが、MELL姉さんがALI PROJECTの親戚ですか、という格好で熱唱している。そして、カップリング(というのか?)はRIDEBACKの日本語バージョンとリミックスバージョンとインストゥルメンタルバージョン。日本語バージョンについては、正直なくてもよかったかも、という印象。それより、ショートバージョンが欲しかったけど、これはアニメのサントラにでも入るのかな。最後に一つ、誤植の訂正の紙が入っていたが、そろそろCDなんか不要になってきた時代に、”物”としてのCDをせっかく買っているのだから、できればこういうミスはなしにしていただきたいのだが…。