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哲学者か道化師 -A philosopher / A clown-

映画、小説、芸術、その他いろいろ

I・O DATA SEG CLIPセグクリップ

2007-10-03 | グッズ
I-O DATA 高感度USB接続ワンセグチューナー 「SEG CLIP」 (セグクリップ) GV-SC200

アイ・オー・データ

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 今日はちょっと趣向を変えて。
 番組改編期に合わせて、PC用モバイル式ワンセグチューナーを買ったので紹介など。
 買ったのはアイオーデータのSEG CRIPのGV-SC200で、某量販店で8980円。このモデルにしたのは、他の社の同種の製品と比べて、一番評価が高かったからである。デザイン的にはバッファローのが好きなのだが、どこのレビューを見ても、SEG CLIPが一番性能が良いとされている。これは、ブースター(というか延長アンテナ)付きのちょい高いモデルなのだが、使ってみるとブースター付きにしておいて良かったと思った。というのは、ブースターがないと映らないチャンネルが結構あるのだ。ワンセグケータイとかで調べて、よほど受信状況に自信のある地域か、ワンセグチューナーはモバイルでしか使わないという人でなければ、1500円ほどの差なので、安心をとってブースター付きを勧めたい。
 使い勝手とかは、他の同種の製品と比べられないのだが、まあ問題ないと思う。PCのマシンパワーによって動作がひっかかったり、チャンネルを変えるときにはちょっと待たされたりするのは仕方がないところか。サイズは1280×1024サイズのディスプレイに200%で表示して10cm×6cm。画質はちょっとなめらかさに欠ける。全画面表示にするとさすがにブロックぽくなって見づらい。ニュースとかならともかく、ドラマやアニメを観るならやはり普通にテレビで観たいと思う。
 録画はiEPGと連動していて、結構便利。ただ、昨日撮ろうとした番組を予約していたら、番組開始時間がずれたらしくて撮れてなかった。こういうのって、連動してくれないものなのか。録画の画質は無論視聴と同じ程度。30分アニメを撮って82.6MB。「1SGファイル」という独自形式なので、基本的にはこのチューナーに同梱のソフトでしか観られないのだと思う。
 あと、タイムシフト再生機能があるけれど、僕は特に使うことはないなあ。
 というわけで、全体的な感想としては、まあこんなものか、といったところ。とりあえずテレビを観られ、録画も出来ます、というもので過大な期待は厳禁。僕は、昨クールで何度かアニメを見逃し、悔しい思いをしたのでそれを防ぐために買ったのだが、録画機能とかはそういう使い方以上のものではないと思う。十分見極めて、見切って買うべき。

 あと、どうでもいいけれど、今クールのアニメはどうもハズレが多い感じ……。月・火と観てまた観たいと思ったのは『バンブーブレード』くらいかな。広橋涼さんがアリスの演技のまんまだが、良い感じだった。あと、第一回は声優が出演しての紹介だけだった『キミキス』はどうなるものやら。いきなり小清水亜美さんの顔がアップになったときには驚いた。すでにこの段階で、声優は豪華です、だから観てくださいという感じで、内容には期待が持てそうにもないんだけど。とほほ。

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無印良品のリラックスチェア

2007-07-01 | グッズ
 無印良品のリラックスチェアを買った。なかなか良い感じで使えているので、紹介してみる。

 おそらくこのタイプのリラックスチェアのオリジナルは、IKEAの「ポエング」シリーズなのだろうが、「ポエング」が安くても1.5万円程度だったのに対し、無印良品のリラックスチェアが10500円でオットマンが4800円(確か)で安かったので、座り比べてみたところ遜色なかったので、無印良品の方を買ってみた。ただし、デザインは、無印良品のは例のごとく生成とベージュという素っ気ないもので、ポエングのほうがカラフル。この辺りは趣味もあるのだろうが。ちなみにこのリラックスチェア、微妙に安っぽい感じもするが、まあ質素な感じということで、無視できる程度。

 デスク用のチェアはGarageので間に合っているのだが、PCを使ったり書き物をしたりするのならともかく、あまり本を読んだり、まったりするという感じのチェアではなかったのだ。それに僕が本を読むときは寝っ転がって読むことが多いので、難しい学術書とか読むと寝てしまう(笑)ので、とにかくまったり本を読めるようなチェアがほしかったところ、IKEAのポエングと無印良品のリラックスチェアが候補に挙がったのだ。他にも音楽を聴いたりと、デスクチェアの「動」の用途に対し、「静」の用途のチェアがほしかったというところだろうか。

 このリラックスチェア、ちょっとしなるようになっているのだが、オットマンに足を載せ、背中を預けるように半ば寝そべるように座るとなかなか具合がいい。ただし、一つ注釈を加えたいのは、寝そべるように腰を前にズラして座ると(背もたれに背をべったりくっつけて座らないと)腰の後ろのスペースが空いてしまってあまりよろしくない。そこで僕は同じく無印良品の2500円の低反発クッション(写真の黒い丸いの)を腰に当てるようにして座っているのだが、これがベスト。本が読み進むし、眠くならない。なかなかおすすめの一品である。まあ、体型とかで合う合わないとかもあるので、是非店頭で(といっても、案外展示品を置いている店舗が少ないのだが)数十分くらい(インターネット・ニュースで読んだが、理想的には店頭で3時間(!)くらい座って、チェアは試した方がいいらしい)座って、具合を確かめたほうがいいだろう。

 ただし、これは自分で組み立てる必要がある(ひょっとしたら、有料の組み立てサービスとかあるかもしれない)ので、ちょっと面倒かも。結構ゴミとかでるし。僕は、次第にデスクやチェアマニアになりつつあるので、それほど手間ではなかったが、あまり組み立てとかが得意でない人は、もう一人誰かに手伝ってもらったほうがいいだろう。あとは、これから季節に、やはり無印良品の2500円のサーキュレーター(首のない扇風機みたいの)を買って、これもちょっといい感じである。

 なんか無印良品のまわしものっぽくなって、だからといって距離を取るわけではなかったが、僕が行った二子玉川の無印良品は店員の対応が微妙だった。なんか同じリラックスチェアなのに型番が変わったとかで、調べるのに数十分かかったし、カゴに一緒に入れていたエッセンシャル・オイル(まあ、スリッパとか大きいものが入った底に小さいのが入っていたので仕方ない気もするが)が会計に入れられず二度手間になったりと、散々だった。最近どこにいっても、店員のクオリティが下がっている気がするのだが、困ったものである。かといって僕ができるというわけではない。なんとも世知辛いこの頃だ。

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Garage社製 Chair TC

2007-05-23 | グッズ
 2007/02/11のコメント「Steelcase社製 Apt-S チェア」のある意味続き。このコメントでApt-Sに難を示していたが、ASKULに返品を頼んだところ、使った椅子は返品できないということでしぶしぶ使っていたのである(ちなみに、ASKULの返品条件には開梱利用した電化製品は返品できないと書かれていたが、開梱利用したチェアなどが返品できないと読める条件はない)。Apt-Sだがすわり心地自体は、次第に慣れてきたのだが、逆に困ったのは支柱などがプラスチック・パーツで、座っているうちにヘタってくるのか、背中に体重をかけ、また重心を前に戻すたびにギシギシと不快なキシみ音がするようになったのである。そして遂に、背もたれと背もたれの裏面のプラスチック・パーツが剥離してしまったので、再度ASKULに問い合わせたところ、それは不良品だということで、返品してもらえることになったのである。まあなんというか、不良品で助かったという感じもしなくはない。

 というわけで、新たな椅子を購入。前から目をつけていたGarage社製 Chair TCである。Apt-Sが30000円ほどだったのに対し、Chair TCは25000円ほどで、しかもちょっと大きなところのビックカメラ(新宿、川崎と確か池袋など)で買えるのでポイント分を考えれば2万円台前半といったところ。ちなみにApt-Sで標準付属していた肘掛はついていない(別売り約5000円)が、もともと僕は肘掛を使わないので、問題はない。布張りの生地はApt-Sほど滑らかではないが、素肌で座って問題ない程度。クッションは固めの低反発ウレタンか。支柱などはアルミ製なのでApt-Sと比べるとしっかりしており、重心を動かしたときのキシみ音もほとんどしない。なんとなく、ドイツ製っぽい出来の椅子だと思う。このチェアの何より素晴らしいと思ったことは、背面がちゃんと人間の背中の骨の形をトレースしており、背中に体重を預けたときのフィット感があり、腰もサポートしてくれること。あとクッションが適度に硬めなため、座っている姿勢が安定することである。東急ハンズやロフト、イケア(IKEA)などを物色してみたが、30000円以下の非高級チェアのなかでは、もっとも良い出来ではないかと思う。デザインもシンプルで、安っぽくない。というわけで、良いチェアを探している人には、とりあえずこのチェアを試してみて欲しい思う。

 なおプロフィールの写真の欄が空欄で寂しかったので、『ぼくらの』じゃないが、この椅子の写真を据えてみようかと思う。誰も座っていない椅子の写真はちょっと不気味だが(無論『ぼくらの』はその不気味さを利用しているのだろう)。

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Steelcase社製 Apt-S チェア

2007-02-11 | グッズ
 Steelcase社のApt-Sというデスクチェアを買った…のだが、場合によっては返品しようかと思っている。

 まあ、今まで使っていたRemexのチェアの座面がヘタってきて、背を後ろに預けるたびにギシギシと鳴っていたので、デスクチェアの買い替えの必要は感じていたのだ。そこで、以前机を買ってなかなか気に入ったメーカーであるGarageのChair TC(¥25000程度ビックカメラ、東急ハンズなどで販売)の購入を考えていたのだが、インターネット通販サイトのASKUL(個人版)を見たところ、Steelcase社のApt-Sチェアを通常5万円程度のものを3万円で売っていたので、これだ!と思ったのである。TCは背もたれの前後と座面の上下しか動かないのだが、Apt-Sは背もたれの前後と座面の上下に加え、背もたれの上下、座面の前後という4段変形!みたいな仕様なので、これはいいだろうと。それに、Steelcase社はチェアの販売数世界一のブランドだそうで、信用がある。それにApt-Sチェアは10万以上もする高級チェアの機能をそのまま残したまま、廉価版として調整したもので、期待もあった。
 かようなわけで、確かに結構いいチェアではあるのだが、ちょーっと僕の要求とは違うかなーという感じで、ASKULに返品しようかと思っている。このチェア、確かに品質がよく、座りやすく、デザインもまあまあで良いチェアである。しかし、体重を支えるのが、左右の太ももから尻にかけての2本の線と腰の一点で(別に、チェアがそういう構造というわけではなく、そこに体重がかかってしまう形状なのである)、僕にしてみるとちょっと落ち着きが悪い。ホイールが良く回ることもふくめて、機動性が良すぎるかなという感じなのである。たとえば、オフィスなど頻繁に立ち回ったりする状況では、座った姿勢から立ち上がったりしやすいし、キーボードも打ちやすいのだが、PCでDVDを見たり、ギャルゲーをしたりと、チェアを静的に使う時間の多い僕としては、なんとなく落ち着かない感じになってしまう。すわり心地が、「包み込む」感じではなくて、「支える」感じなのだ。また、座面の前後や背もたれの上下の稼動も、背の高い人/低い人に関わらず、万人に座りやすいように「調整」できるというだけで、たとえば姿勢を変えたときに追従してくれるという仕様ではない。だから、このチェアのもっとも正しい導入法としては、企業がオフィスに一括して導入すれば、各人が自分の体型に合わせて、かなり自由に調整できるということだろう。繰り返して言えば、このチェアがオフィスにあれば、最高なのだけど。
 そんなわけで、今度ビックカメラに行ったらGarageのChair TCがあれば、座ってみて、そちらの方がDVDを見たりとか、静かに座り続ける用途でよさそうならば、Apt-Sは返品してこちらを買おうかと思う。ASKULは、買って一年以内なら返品可能だそうで(しかし、1年間使った椅子も返品できるのだろうか? その辺りは要相談だと思うが)、支払った金額もちゃんと戻ってくる。送料も購入金額1500円以上なら無料だ。今回は縁がなかったけど、安売りも確かで、実にいいネットショップだと思う。別に僕はASKULの回し者ではないけれど(今のところ、アフィリエイトは導入していないし)。

 ちなみに、掲載した写真の補足として。椅子の色が変だが、撮り方が悪かったようで、本当は、多少光沢のある綺麗な黒。肌触りは、キメの細かいチリチリしないジャージのようか。素肌で座っても気持ちがいいくらいの生地。あと、これには取り付けていないが、標準で付属の肘当てがついてくる。こちらも稼動する。

 ちなみに、今まで使っていたRemexのチェアはOFF HOUSEというリサイクルショップに売ったのだが、結構綺麗な品なのに300円。買ったときは2万くらいしたのだがなあ(涙)。

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WALKMAN NW-E005

2006-06-23 | グッズ
 SONYのWALKMAN・NW-E005を一昨日から使っている。もともと使っていたHDD・WALKMANの調子が悪くなってしまったので、SONY STYLEの下取りサービスがキャンペーンをやっているのでこれに出し(とは言え、調子が悪いのをどのくらいの値段で下取りしてくれるのかはわからないが)、新品ゲットというわけである。
 NW-005はメモリータイプのポータブルオーディオであるが、これを買ったのは主に下の三つの理由により。
①安い。筆者が買った2Gのモデルで、定価17800円。1Gのモデルは12800円だが、これはまったくディスプレイのないiPod shuffleと1000円ほどの差しかない。
②軽いしかさばらない。本体だけなら22g。しかも後述するクリップをつけると、WALKMANのリモコンから先だけを扱うようなものである。
③新型WINDOWSの"Vista"は、512M以上のUSBメモリを接続すると、これを動作高速化用の補助メモリとして使用できるため、USBメモリとしても使用可能なポータブルオーディオがほしくなった。
(次点)WMAとAACファイルのサポート。私はWMAの192Kbpsと可逆圧縮で音楽アーカイブを作っているので、変換なしにファイルをWALKMANに移せると時間がかからなくて助かる。
とまあ、こんなところである。③の理由については、今回買ったWALKMANでちゃんと作動するかはわからないが。
 三日使ってみてまず気になったのは、付属のミュージックボックス兼転送ソフトのSonic Stage CPの使いにくさ。私のPCのパワーにも問題があるのかもしれないが、動作が重いのと、転送の際にほんとうはそんなはずないのに転送不可の音楽ファイルがいくつか出てしまう点。それと、WALKMAN本体のUSB端子から続く部分が太すぎるため、私のPCのUSB接続部にどうしても引っかかってしまう。しかたなく、USBハブを通じてつないでいる具合である。あとは、本体のディスプレイ部が一行しかないため、曲を探したりするときにはけっこう面倒。なので、いっそWALKMANに入れる曲はお気に入りのものに限り高音質で入れてしまい、ディスプレイを見なくてもある程度出したい曲を出せるようにしようかとも思っている。なおディスプレイは光量の弱くなりがちな有機ディスプレイなので、晴天の屋外だとかなり見づらい。
 良い点は、何よりもその気軽さ。私は1980円の別売りクリップをつけて、シャツのポケットに引っ掛け、ショートコードのイヤホンをつないで聴いていると、もてあまし気味だった前のHDD・WALKMANよりもかなり手軽である。確か前のモデルにはクリップの別売りオプションはなかったはずだが、これはいい。ただし、本体と比べ、ぼってとして厚みのあるただの白い部品なので、あまり人に見られたくない。これはちょっとどころではなく、ツメが甘いのではないかと思う。多少高くなってもいいから、クリップ部と同じチタンを使ってほしかった。あと、音質は、もちろんイヤホンや音楽ファイルの圧縮の程度によるが、良好なほうだと思う。音質に関して特に気になるようなことはない。
 というわけで全体としてみれば、多少のツメの甘さはあるが、エントリーモデルとしては申し分ない製品だと思う。それに、イマイチなデザインの多い(と思う)ポータブルオーディオ業界の中では、すっきりしてかなりいいデザインではないだろうか(趣味による、気に入らなければ仕方ない)。なによりも、持ち歩くときの気軽さを私は気に入った。ちょっとソニーの回し者っぽいコメントになってしまったが、ポータブルオーディオをこれから買おう/買い換えようかなと思っている人には、十分に勧められる製品だと思う。

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BOSE "Triport" VS SONY"MDR-F1"

2006-04-30 | グッズ
 今日は、趣向を変えて。
 BOSEの"TriPort"(TP1BB)(2万円弱)を買った。もともとSONYのオープンエアー型ヘッドフォン(MDR‐F1)(定価2万5千円)を使っていたのだが、音質に迫力がなかったので、クローズド型のヘッドフォンとして狙っていたのだ。で、現在具合を確かめているのだが…思っていたほどグッとくるものがない。「良い」んだけど、「素晴らしい」というほどでもないのだ(もっとも、PCで圧縮した音楽ばかり聴いて、256kb/mの音と66kb/mの音の差をろくに聴き分けられない筆者にこんなことを言う資格があればの話であるが)。
 わかりやすいので、TriPortをMDR-F1と比較してみよう。音質的には、MDR-F1が音を拡散させ、音の輪郭がぼやけ、低音が弱いに対し、TriPortは音を圧縮させ、音に強度があり、低音にも強い。一般的な、オープンエアー型とクローズド型の違いだと思っていい。つけごこちは、MDR-F1が軽くソフトで音量にも関わらず、かなり長い間つけていても苦痛にならないが、TriPortもだいたい同じような特性をなぞっている。クローズド型のわりに軽いしソフトだが、音量は小さめにしないとけっこう疲れる。音量さえ調節すればこちらもあまり疲れない。MDR-F1は耳にマグネシウムのスピーカーを当てている感じなので涼しげだが、TriPortはパットがしっかりしているので、暑苦しくない程度に温かい。
 …と、づらづら比較してみたが、実はそこまで違わないのではないかと思う。あえて決定的な違いを見出そうとすれば、MDR-F1は著しく音が漏れてしまうので外出しながら使えないが、TriPortは音が漏れにくいので電車の中でも使いやすい、という程度か。音質の違いでヘッドフォンにこだわるなら、家の外に音がもれないことが条件だが、スピーカーにこだわったほうがよっぽど良いと思う。タイムドメインのスピーカーなどは、2万円弱でかなり良いらしい。今筆者が使っているのは、やはりBOSEの2.1chデスクトップスピーカー(3万円程度)だが、低音に強いというほか、そこまで音が良いとは思えない(というか、BOSEはけっこう力任せな音作りをしているのではないかと思えてきた)。BOSEのこのスピーカーは、PCに接続して使う分には、スペースもほとんどとらないし、よく出来たスピーカーではあるのだけど。
 結局であるが、音漏れの問題でスピーカーが使えないという人には、TriPortはコストパフォーマンス的に、それなりにおすすめして良いのではないかと思う。これ以上のランクのヘッドフォンだと、平気で5万、10万とするが、よほどのオーディオマニアでなければ意味がないからだ。そこそこに音楽を楽しめれば良いという人には、TriPortはベストチョイスとさえ言っていいのかもしれない。ただし、筆者のように過剰な期待をしなければ、という注釈もつくのだが。ちなみに、MDR-F1も現在は2万円程度と安くなり、聴いてて全然疲れない、そこそこの音質のヘッドフォンなので、だらだらと音楽などを聴き続けたい人にはおすすめできます。

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「FOMA STICK」 ふたたびのレビュー

2006-04-03 | グッズ
 この前「FOMA STICK」の紹介をしたところ、案外アクセスが増えたので、もう少しだけ付け足してみる。というのも、このBlogにしては、珍しく写真に撮れる題材だったため、せっかくだから画像掲載の練習も兼ねてということであるが。

 写真には、サイズ比較のため、「FOMA STICK」(SO902i)と「premini」(SO213i)とメモリースティック・デュオを並べてみた。「FOMA STICK」は、もちろんSONY伝家(電化)の宝刀メモリースティック・デュオに対応している。「premini」は、現在世界最小(のはず)の携帯電話だが、それよりも、ふた周りほど大きくなっている。一方で、デザインは確かに継いでいる。ちなみに、トップ画面は、SONYのケータイサイト「SO@Planet」から無料でダウンロードできるカレンダー。Flashで少しだけ動く。あと、ストラップは、「MONO COMMCA」の安物。一年くらい前に買ったものだが、「premini」につけていたものをはずして、そのまま移行。
 最近使ってて気になったのだが、ナンバーボタンがかなり下寄りについているので、「0」とその左右のボタンが少し押しづらい。普通に本体を掴みながらだと辛いので、筆者は人差し指と中指あたりで本体を掴みながら、ストラップを薬指と小指ではさんで本体をホールドし、ボタンをうっている。ボタン自体は、波打つように凹凸が作られているので、ボタンが引っ込んだスライド式ケータイなどよりは打ちやすく、安心感もある感じだ。写真ではわからないが、本体側面には緩やかなV字状の溝があり、そこに指の腹を置くと持ち心地がいい。改めて触ってみると、手にしっくりとフィットするのだ。本機は、FOMAにしては軽く(約102g)、二つ折り式のようなメカニズムにデザインを制約されずすっきりしているので、ネックストラップで胸元にかけてもいいが、筆者としてはケータイをぶらんぶらんしているのはあまり様の良いものではないと思うので、お勧めはしない。こんなところか。参考にしていただければ幸い。

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「FOMA STICK」 とりあえずのレビュー

2006-03-30 | グッズ
 21日に「FOMA STICK」こと、SO902iが発売されたのだが、筆者は当日買いをした(筆者はSONY党である。大した理由はないが、とりあえずSONY製品でそろえると、互換性がいい)。そのレビューのようなもの。ただし、他にFOMA端末(auもVodafoneもWillcomもだが)を使ったことがないので、他の端末と比較して、ここが良い、ここが悪い、という評価は出来ないが。

 筆者が前に使っていたケータイは「premini」ことSO213iだが(「FOMA STICK」も「premini」の系列にあたる)、機能が全然違う。CLIE(SONYの電子手帳)を持っているが、感覚としては電子手帳に近いくらいの感じである。写真が撮れる、動画も撮れる、音楽も聴ける、ゲームも出来る(シムシティがプリインストールされている。筆者はやらないが)Suicaに電子マネー、細かく言えばその他もろもろと、最後にメールと(テレビ)電話、プッシュトーク(トランシーバーみたいなサービス)と、もはや「携帯電話」というより、小型情報端末(『lain』の携帯用NAVIに限りなく近い)と言ったほうが実情に近いのではないかと思う。もっとも、筆者はそのほとんどを使いこなせてない(端的に使ってもいない)のであるが。4月までには、電子マネーとSuicaぐらいは設定したい。
 とは言え、機能については、他の902iシリーズと似たり寄ったりのようである。Webマガジンでの紹介にしても、機能的特色よりも、単純なデザイン性を打ち出すような紹介が多い。だから「FOMA STICK」の特徴はやはりスティック状のデザインとしか言いようがない。筆者は端的に言って折りたたみ式のケータイがダメである。あの「パカッ」とした感覚がおもちゃみたいで信用ならないのである。スライド式のは折りたたみ式よりもマシなのだが、残念ながらスライド式でスマートなデザインの端末をあまり見た覚えがない。そこで、数少ないスティック型端末を選ぶことになり、スティック型端末を扱っているのは、auの「インフォバー」(ちょっと古い)などの例外を除けばソニーエリクソンのドコモ向け端末くらいになるのである。そういうわけで、筆者はカメラ付ケータイが全盛になってからも携帯電話としての最小限の機能しかない小型スティック型ケータイ「premini」(スティックというほど長くないが。ちなみに、これが現在までのところ最小のケータイなはず)を先週まで使っていたのである。前置きが長くなったが、これが筆者が使いにくく機能も貧弱な「premini」を今まで使い、なおかつ「FOMA STICK」を買い求めた理由なのである。端的にいえば、スティック型だと、デザインがすっきりしていて、しかも展開メカニズムがない分、なんとなく信頼性がある気がするのですね。実際に、「FOMA STICK」もハード・ソフトともにデザインにこだわった、なかなか良い製品だというのが今のところの評価です(贔屓目に見ているのかもしれないが)。だから、パナソニックや富士通など、見た目から「機能がすごいぞ」と主張している、いかにも今風の「ケータイ」からは距離のある方(距離をとっておきたい方など)には、かなり勧めてみていいのではないでしょうか。
 今のところの欠点としては、二点。「premini」の頃は、メニューなどで一つ前の画面に戻りたいとき「左矢印キー」を押せばすぐに戻れたが、「FOMA STICK」ではそうやって戻れないどころか、そもそも戻ることが出来ず、キャンセルしてトップ画面まで戻ってやり直さねばならないこと。これは、「premini」を使い続けた身としては、かなり使い勝手の悪い感じである。あとは、音楽がAACコーデックにしか対応しておらず、ケータイで音楽を聴こうと思ったら、「itune」か何かでまずCDからファイルをリッピングし、その後メモリースティックにファイルを移し変えて、ファイル名を変えなくてはならない。普段、「Windows Media Player」と「Sonic Stage」(SONYの音楽管理ソフト。SONY版「itune」と考えるとわかりやすい。ただしAACには対応してなかったはず)だけを使ってるので、かなり面倒くさい。というか、「Sonc Stage」に対応していないというのが訳わからない。この点はかなり不満。こんなだから「iPod」に負け続けるんではないか。とは言え、音楽はすでに持っているHDDウォークマンを使うから、ケータイの音楽再生機能を使う必要はないのだが。
 筆者は、JRの池袋駅でたまたま安い店を見つけ、そこで27000円程度で売られていたものを、3000円程度の各種値引きで買った(mova→FOMA買い替え、10ヶ月以上)。参考程度に、同条件だとビックカメラ約33000円(当日売り切れ)、ドコモショップ約35000円(やはり当日売り切れ)、マルイは約32000円(うろ覚え)だった。もはや常識であるが、ケータイは小型専門店のほうが安い。
 筆者がまさにその口だが、ケータイが古くなり、4月からなんとなく新しい生活を始めようと考えている人には「FOMA STICK」に限らず、ケータイを買い換えるいい時期だと思う。Suicaや電子マネー機能を多くの端末が標準搭載し、近々ワンセグ放送も本格的に始まり、専用端末も出つつあるからだ(「FOMA STICK」はワンセグには非対応。筆者は、ワンセグ端末はでかいので、今のところ興味がない)。あんまり企業に踊らされるのもどうかと思うが、すでにケータイなくしては成り立たない社会、生きられない人々の時代としては仕方ないのかもしれない(実際便利だし)。

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