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チェルシー守備崩壊 ホームでレディングに追いつかれる
Chelsea 2-2 Reading
Tuesday, 26 December 2006
Chelsea (4-3-3)
Hilario;
Geremi (Mikel 69). Ferreira, Carvalho, Bridge (A Cole 69);
Ballack, Essien, Lampard (c);
Kalou, Drogba, Shevchenko (Wright-Phillips 57)
Scorer Drogba 37, 71
Booked Ballack 87
Reading (4-5-1):
Hahnemann;
Murty (c), Sonko, Ingimarsson, Shorey;
Little, Sidwell, Gunnarsson, Harper, Doyle;
Lita.
Scorers Lita 64, Essien o.g. 84
ボクシング・デイ。
クリスマスのプレゼント・ボックスに入っていたのは、ガラガラ蛇だった!
あのアシュリーがクリアしたボールをエシアンの体に当ててしまい、そのままオウン・ゴール。
サンタさんはとっくに青い服を脱いでいた。赤い服(レディング)を着ていたのです。
まったくがっかりな試合だった。
きょう何回ため息をついたことか。
チェルシーは常勝のため、チェルシー・ファンは打たれ弱い。
負けたことがあまりないからだ。
こちらまですっかり落ち込んでしまう。
今回ばかりはモウリーニョ・マジックは当たらなかった。
モウリーニョは前回のウィガン戦後に語ったように、この試合はターン・オーヴァーで来たわけですが、それが見事に当たらなかった。
パウロ・フェレイラのセンターバック。
ジェレミの右サイド。左サイドバックのブリッジ。
そしてシェフチェンコ。
後半でつぎ込んだ3人もすべて空振り。モウリーニョさんのマジックもさすがにもうネタ切れですよ。
まあ結果論だが。
確かにJコールとロッベンがいないのが、JTとツェフがいないのが、フートとギャラスを「売っちゃった」のが残念なのはわかりますが、そういうチームの状態のときもあるでしょう。
シェヴァはプレミアのレベルでプレーできていない。そうでしょう、そうでしょう。
衝撃のアブラモビッチのインタビュー、ついに彼がいろんな意味で動き出したわけで、モウリーニョにはものすごいプレッシャーがあったはず。ある意味。
マンUだって主力を温存し、点が入らないから結局ロナウドを投入した。
マンUにはロナウドがいるからいいけど、(一人でできる人)。チェルシーにはいないのだ。そういうプレイヤーが。
モウリーニョはCLを制覇してとっととインテルに行こうと思ってるに違いない。しかし現在のインテルは破竹の記録的11連勝。
入る余地は、意外に、ないかもしれない。マンチーニは人気のあった選手だし。
モウリーニョは2部のユーべに行って、またセリエAをおもしろくしてもらいたいな。あぁギャラが払えないかもね。
ギャラならミランとかレアルしか払えないんじゃないかな。
ロシア代表監督は受けないだろうね。(現在ヒディンク。そしてそのギャラを払っているのはアブラモビッチ氏。)
そういう意味ではデシャンはエラいよ。
ユーベに後ろ足で砂をかけて出て行ったイブラと残った選手たち。
同じ出て行った意味でもシェフチェンコはいまだにロッソネリのサポーターから愛されている。
What Mourinho said -
SKY Video -
Q: ジョゼ、この結果、勝ち点1では、首位に返り咲くのは大変になりましたか?
JM: なんだって?
Q: マンユナイテッドに4点離されることになると、首位に追いつくのは大変な道のりですね。
JM: いや。
僕らは1点取ったが追いつかれた。またゴールを上げたがまた追いつかれた。敵の結果を出そうとして戦う意欲は大したものだった。最後のゴールはオウン・ゴールだったがね。でもレディングはこのチェルシーのホームですばらしい意欲を見せたと認めざるを得ない。レディングにここでゴールを上げて勝つという幸運があってもおかしくないぐらいのものだった。
Q: チェルシーのほうはどうだったんですか?(=How well did your side play today?)
JM: うちがどう良かったかって?(=How well?)、できる限りのことはやったよ。いまチェルシーはいろんな問題を抱えている。
問題が大きいので、もしチームに、才能のある一団と、お互いの絆が存在しなければとてもマッチレースに生き残って来れなかったろう。幸い生き残ってるけどね。
重要なプレイヤーを何人も欠いている。離脱者が多すぎる。
明らかなことだが、チェルシーは今までこんなに敵にゴールを許すチームじゃなかった。ここ3試合で6点も得点を許しているのだ。
これも明らかなことだが、チェルシーは実に守備に優れたチームだったのだ。
なのに今の状態はチェルシーは勝つためには3得点しなければならない状況だ。エヴァートン戦でも、ウィガン戦でも、3得点した。きょうの試合も3得点が必要だった。多すぎるよ。
だからチェルシーが問題点を抱えているのは誰の目にも明らかだ。
ピーター・チェフは長い間戦列を離れている。
ペーターとジョンが同時期にいないなんて、(憤然と)戦うのは難しい。すごく難しいことだ。
ウィガン相手にチェルシーが披露した、僕が求めていたプレイヤーの資質は、スピードと攻撃面におけるダイナミックな創造性だ。サロモン(カルー)とロッベンがそういうプレイヤーなのだが、きょうはロベンがいない。ジョー・コールもいない。
現時点ではうちの選手団は大きな問題を抱えている。
でもこれはたいした問題じゃない。そう悲劇的ではないよ。
マン・ユナイテッドがきょう勝ったとしてもね。
4ポイント離されてるだけだ。それはそう悲観すべき問題ではない。
問題が解決せず、誰もけがから復帰することができなくて、すべての試合で不本意な状態であれば問題になってくるんだが。
僕はうちの医療スタッフが問題を解決してくれて、僕に必要な選手が残りの試合で戦えるよう、選手を回復させてくれると願っている。
残りの試合もタフな試合だからね。
みんな敵は空中戦で挑んでくる。敵はみんな知ってるからね、うちには今ピーター・チェフとジョン・テリーがいないと、チェルシーの今のディフェンスには大きな制約がある。だから敵はゴールできると思ってるんだ。
BBC Video Link -
Mourinho faces defensive concerns
JM: そうでもありません。うちの選手はできるだけのことをしました。うちの今のチーム状態ではね。だからそうがっかりな結果ではありません。
それに、レディングの戦う姿勢はすばらしかったし、敵がよくやった時はこれでも上出来だと受け入れるべきだろう。上出来ですよ。
もしウィガン相手に引き分けていたら、-ウィガンは楽に勝てる相手だったから-自分たちに問題があるということだが、きょうはレディングが僕らの問題点をついてきたんだ。
彼らのセカンドゴールはラッキーなゴール、オウン・ゴールだったとはいえね。これがサッカーというものだから。エシアンの普段のパフォーマンスからは考えられないような特異なゴールだった。
Q:ディディエ・ドログバはきょうも出場しましたが、ディフェンスもやっていましたね。
JM:残念なことだが、チェルシーはフォワード陣にも問題山積だ。
もし今すばらしいレベルのプレーを見せてくれるアタッカーがいたら、僕はディディエにセンター・バック(=セントラル・ディフェンダー)をやってもらうよ。でも、それができないんだ。フォワード陣にもけが人が続出で、ジョー・コールもいないし、ロッベンもいない。シェフチェンコのプレーはプレミアのレベルには程遠い。だからディディエをフォワードで出すので、彼はセンターバックはできないんだ。
Q:じゃあ今、チェルシーはドログバでもってるようなものですか。
JM:ほかにあんな選手はいないね。攻撃面でも守備面でもすばらしい活躍を見せている。チームのために戦っているんだ。おっしゃるように。
でも、僕が思うに、チェルシーは今戦う気持ちを示している。これで勝てないことのほうが奇跡だ。
守備に大きな問題を抱えている。ここ3試合で敵に6得点も許してしまった。
普段のチェルシーだったら3試合完封するような相手だ。
こんな状態でもチェルシーはチェルシーだ。(腐っても鯛?)
チェルシーというサッカークラブに誇りを持っている。
でも、今の状態のチェルシーと、ジョン・テリー、チェフ、ロッベンとジョー・コールなどの選手がいるチェルシーじゃあ…(違うんだよ。)
それが今のチェルシーの抱える問題点だ。
Q:その、ジョン・テリーはいつあなたのリストに加われるのですか? 復帰の見通しは? 早いとか遅いとか…
JM:わかりません。こないだ、3週間なんて言ったけど、まったくわからないんだ。誰も教えてくれないし。手術が必要なのかそうじゃないのか、
テリーが復帰するのに3日かかるのか3週間なのか、3カ月なのか?
今のところはね。
Guardian -
Mirror co UK
このミラーの記事はSKYとBBCのインタビューとオフィシャルの記事を書き写した内容です。
まったくチェルシーが窮地に陥るとイングランドのマスコミはよほどうれしいらしい。
ベットが下がったって?あぁそう。
このMirror,カルバーリョのインタビュー記事も載せていて、
「チェルシーは嫌われてる。イングランド人はマン・ユナイテッドが優勝してほしいと思ってるんだね。僕らのチームのほうがいいチームなのに。」と書いてある。
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