Shevaのブログ
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Premiership





チェルシーまたもホームでドロー マンUと6ポイント差に

Chelsea 2-2 Fulham
Saturday, 30 December 2006

Chelsea (4-1-2-1-2)
Hilario;
Geremi (Shevchenko 57), Ferreira, Carvalho, A Cole;
Makelele (Wright-Phillips 85);
Essien, Lampard (c);
Ballack; Kalou (Bridge 80), Drogba

Scorers Rosenoir o.g. 34, Drogba 61

Booked Ferreira 44.

Fulham (4-1-2-1-2): Niemi; Rosenior, Christanval, Bocanegra, Queudrue; Brown; Routledge, Volz; Radzinski; John (Boa Morte 68), McBride.
Scorers Volz 16, Bocanegra 83.
Booked Queudrue 84.


SKY Video

Q:ジョゼ、ホームで2ポイント失いました。それにまた2点も取られてしまいました。今一番あなたを悩ませていることはどっちなんですか?(Which concerned you most?)

JM: (鸚鵡返しに)何で頭が痛いかって?(What concerns me ?)(苦笑しながら)僕らだって2ポイント確保しようとやってたわけで、ぶっちゃけ、わかんないね。
僕が思うに、フットボールというものはね…敵がこっちが弱いな~と感じていたらね、次々とミスを犯してね。次々に。敵がそう思うのはわかりきったことですよ。
在りし日のチェルシーだったら…1-0だったら1-0。それで決まりだ。敵はみんなもうこのスコアは覆せないと感じていた。もう無理だとね。
ところが今は敵は、まだチェルシーに反撃できると感じているんです。
それは何故かというと、敵は以前にないぐらいの反撃をできると感じているからです。
以前のチェルシーだったら、敵は反撃しても点を取れず、逆にチェルシーがカウンター・アタックで追加点を重ねていた。
でも今は!敵は点を取れるし、結果を出せると感じているのです。
僕にはそうはっきり感じ取れます。
チェルシーはいい調子のときもありますが、あるときディフェンスにおいてミスが起こる、すると次々そのミスが連鎖していくんです。次々にね。
それでチェルシーはもうプレイできなくなり立ち止まって助けを求める。
何が言いたいかというと…4試合で8ゴールも献上することになったということです。
僕らは負けるわけにはいきませんから、結果を出そうと引き分けには持ち込んでいます。
でも毎試合3得点できるはずがありませんからね。
もっと状況が違ったらポイントを失うなんてことはないんですがね。

Q:これでマンチェスター・ユナイテッドとは6ポイント差になりましたが。

JM: チェルシーが普通のコンディションだったら、6ポイント差なんかぜんぜんたいしたことないことはご存知でしょう。
だって6ポイントのうち3ポイントはマンUとの試合で解消されるもんだし、あとの3ポイントはリーグ戦で解決できる。チェルシーがノーマル・コンディションだったらですが。
でも実際のところ、チェルシーは非常に今コンディションが低下していることは否めません。
重要な選手がプレイできない状態だし、重要な選手がベストな状態でプレイしてないしだね。
でも試合は11人でするもんだからね、ちゃんとプレーしてない選手も出なくちゃならない。だから難しいのです。
だから今は4試合で8点も取られても別に驚くには当たらないと思っています。(最早、怒りとか不満というよりも、苦笑混じりの諦念といった表情を浮かべるモウリーニョ)

Q:ちょっと明るいニュースも知りたいですね。ジョン・テリーは最近背中の手術を受けたようで、経過は良好だそうですが、この1週間か10日ぐらいで復帰できるのでしょうか?

JM:様子を見るしかありません。


BBC Video Link

JM:レディング戦と同じ筋書きです。
敵はうちが守備できないことがわかってる。
敵はうちがミスをおかすのを見ている。そして次のミスも。次のミスもね。
自信は失われる。
敵はうちのように得点できることを確信する。
サッカーはミラクルではありません。
守備的面で、いつも危機にさらされれば…
敵が自信をつけ、うちは反対に自信を失うのです。
ご覧のとおり、チェルシーは守備ができなくて結果を出せない状態です。
なぜなら、先月はチェルシーは敵が反撃する時間がない時間に得点していた。
チェルシーは試合の最後の数分間に得点していたので敵は反撃できない、そんな試合がいくつかありました。
今は20-25分ぐらい時間がありますから敵が反撃できると知っているのです。うちは守備がぼろぼろですからね。
チェルシーは過去に、何試合か忘れましたが、連続で無失点で勝つという偉大な記録を持っていたはずですが、今や、4試合連続で2得点与えるという記録を保持しています。驚くにはあたらないことですがね。

Q:何人も選手が離脱していますが、これは悩ましいことですよね。

JM:選手については、僕の手に負えないことが2種類あって、一つはけがだ。これはどこのチームにもありえることだが、今回のように何人もの重要なプレイヤーが一時にけがで離脱するのはどうしようもないことです。
もう一つコントロール不能なのは、選手が、穏やかに主張する場合もあるし、やかましく文句を言うこともあるのですが、試合に出してもらえない時にぶーぶー文句を言うことです。そのくせ試合に出た時には、しかるべきレベルでプレーできないわけです。

Q:今週失ったポイントは、優勝するためにはどのくらいのダメージとなりますか?

JM:レディング戦後に述べたことと変わりませんね。4ポイントはなんでもない。6ポイント差だって同じです。大したことじゃない。3ポイントはマンUとの直接対決で解消されるし、あとの3ポイントだって、敵しだいだね。どうしようもなく、ポイントを失うこともあるだろう。
僕にとって問題なのは、ずっと守備がうまくできていない試合が続くことだね。
それに守備の選手だけじゃない、ほかのエリアの選手たちもちゃんとできてない。
今の状態は、シーズンの最初からずっと高いレベルを維持している選手が4、5人いるが、一方で、チームのために何も貢献できてない選手も4、5人いるのです。
だからそれが問題であって、6ポイント差は問題ではないのです。
アストンビラ戦後には、ジョン・テリーが戻ってきて、ロベンが戻ってきて、ピーター・チェフが戻ってくるのが期待できます。ところが、ジョー・コールだけは今シーズン中ずっと駄目っぽいのですがね。でも選手たちが戻ってくるのを待つしかないです。今プレーできる選手はチームの勝利に貢献できるレベルのプレーではないからです。


Telegraph

TIMES online


きょう、スカパーで再放送されていた2004-05シーズンのバルサとの試合をしみじみ見た。(まったく大晦日の大掃除ができないじゃないか!)
強かった!チェルシー。
アグリゲイト・スコアでホームでビハインドになりながらも、それを跳ね返す主将テリーのヘッド!
歓喜のスタンド。
これがチェルシーの、モウリーニョのチェルシーの最高の姿だったのか。
Jコールが右サイドを縦横無尽にかき回す。
王様のランパードと
リベロのテリー。
私が思ったのは、チェルシーはやはりイングランド代表のテリーとランパードのチームだなあと。どんな外国人のFWが入ろうと、それは脇役にすぎない。
チェルシーは彼ら2人のチームなのだ。
カウンターでの圧倒的な攻撃。
ロングパスを供給するのはランパード。
足の速いFWしか対応できない。
そしてセット・プレーですごい活躍をするテリー。
テリーは最高だ。
だから今のチェルシーが弱いのはしょうがないのかもしれない。

What concerns me most is --
シェヴァとモウリーニョが決定的にだめになりそうだということだ。
シェヴァはモウリーニョ・チルドレンじゃない。
批判してそれで愛の鞭ということにはならない。彼にはプライドがある。彼はバロンドールで、ウクライナの英雄で、比類すべくなき存在だ。
しかしモウリーニョは彼に失望している、そして、
もうモウリーニョはそれを隠そうとしない。
どうしてこんなことになっちゃったのか。
もうチェルシーを見ることすら苦痛になってしまった。


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