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1月10日の社説は・・・

2017-01-10 05:44:55 | 社説を読む
祝日明け。大きなテーマが並ぶか。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 外国人との共生 生活者として受け入れを

読売新聞
・ 安倍外交と安保 米露中としたたかに渡り合え(2017年01月10日)
  
毎日新聞
・ 歴史の転機 人工知能 人類の将来を見据えて

日本経済新聞
・ AIで日本を強く(2)変化に対応できる俊敏な組織に

産経新聞
・ 「老い」の定義 実情に即して見直したい 多様な選択肢を社会の活力に

中日新聞
・ 脱炭素化紀元元年 週のはじめに考える

※ まさに、大きなテーマが並びました。
 枠組みを考えることは哲学です。

朝日が移民を取り上げました。
「日本で暮らし、働く意欲と覚悟がある外国人は、単なる労働力ではなく生活者として迎えるべきだ――。人手が足りない企業から、過疎化が深刻な地方から、そんな声が高まっている。

 「建前」に頼った構図は、バブル末期の人手不足を機に門戸を開いた日系人にも共通する。

 自動車関連の工場が集まる浜松市。22棟が並ぶ同市中区の県営住宅は、約1500人の4人に1人が日系人ら外国人だ。」

日本も、移民を考える時期が来ています。
あなたはどう考えますか?


毎日です。
「年末から年始にかけ、ネット上で謎の囲碁ソフトが日中韓のトップ棋士らに60連勝し、「神的な強さだ」と話題になった。正体は米グーグル傘下の人工知能(AI)「アルファ碁」の改良版だった。

 昨年3月に韓国の李世〓(イセドル)九段を破って世間を驚かせた時の能力をはるかに超え、「もう勝てる人間はいない」とまでささやかれる。AIの進化の、恐るべきスピードを実感させられる出来事だ。

 AIとインターネットなど情報通信技術やロボット技術とを組み合わせた技術革新の波は、第4次産業革命とも称され、私たちの生活や社会を大きく変えようとしている。」

「AIを活用した技術で普及段階に入りつつあるのが車の自動運転だ。

 アクセル、ブレーキ、ハンドルの三つの操作のうち、二つを自動化した車は既に市販されている。ドライバーを必要としない完全自動運転車も開発競争が続く。目立つのはホンダとグーグルなど国境を超えたメーカーとIT関連企業との連携だ。」

「今でも、AIの問題を考えることは人間とは何かを考えることにつながっている。人類の将来を見据え、真剣に向き合うべき時が来ている。」

最後の一文は、まさに哲学です。


産経です。
「現在の高齢者は医学的に若返っているとして、日本老年学会などが、一般的に65歳以上とされている「高齢者」の定義を75歳以上へ引き上げることを求めた。

 65~74歳は「准高齢者」との区分を新設し、社会の支え手として捉え直そうというのである。

 医療の進歩や生活環境の改善、国民の健康意識の高まりもあってのことだ。長寿社会を目指してきた成果だと自信を持ちたい。」

これも考え方の枠組みの問題。
まさに哲学です。

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