NHK大河ドラマ『龍馬伝』は面白い！！

今晩の『龍馬伝』は楽しめました。

場面展開の速さは、『龍馬伝』第１回の雰囲気がしましたね。

その通り。今回の演出は１，２回と同じ大友啓史。
あの『ハゲタカ』の監督です。
場面展開のシャープさは同じです。
照明の効果を計算しつくした映像の印象は鮮烈です。

特筆すべきは、土佐藩参政の吉田東洋。
今回殺されてしまいましたが、圧倒的な存在感を見せつたのは、田中泯。
あの映画『たそがれ清兵衛』や『隠し剣鬼の爪』で、主役以上の存在感を表しました。
今回で見ることができないのは残念です。

『龍馬伝』はきょうで第1部完結！

龍馬の青春編の締めくくりで、脱藩するまでが描かれています。

出色は、龍馬を心配しつつも、深い愛情で後押しする乙女・寺島しのぶの演技。

感動的な別れです。

ちなみに、当時の脱藩は、現在で言えば　”密出国　”あるいは“国外逃亡”に匹敵します。
北朝鮮の人の例えもそれほど悪くないと思います。

それほどの思いで脱藩した龍馬。
これからがますます楽しみです。