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シューマン:交響曲第3番変ホ長調 作品97『ライン』(スコア付き)

2024-02-29 06:30:40 | 音楽雑感&関連サイト

シューマン:交響曲第3番変ホ長調 作品97『ライン』(スコア付き)

ロベルト・シューマン: 交響曲第3番変ホ長調 作品97『ライン』(スコア付き) 作曲年代:1850年 指揮:ロビン・ティチアーティ 管弦楽:スコットランド室内管弦楽団

00:00 第1楽章 Lebhaft (変ホ長調) 09:37 第2楽章 Scherzo: Sehr mäßig (ハ長調) 15:40 第3楽章 Nicht schnell (変イ長調) 21:20 第4楽章 Feierlich (変ホ短調) 26:46 第5楽章 Lebhaft (変ホ長調)

《交響曲第3番変ホ長調 作品97『ライン』》は、ロベルト・シューマンが1850年に完成させた最後の交響曲である。シューマンの交響曲は4つあるが、《第4番ニ短調》は、1841年に作曲され1854年の改訂後に出版された。『ライン』という副題で知られるが、これはシューマンが第2楽章に付していた「ライン川の朝」という副題によるもので、この副題は出版時に削除されている。1851年2月6日にデュッセルドルフにおいてシューマン自身の指揮によって初演された。 1850年にシューマンはライン川のほとりのデュッセルドルフに移っており、ライン川沿岸を散策する中でこの交響曲のアイデアが生まれた。作曲は1850年の11月から約1か月の短期間で行われた。調性の点から、ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの《交響曲第3番変ホ長調『英雄』》が、5楽章構成であることや情景の音楽的描写が図られている点から、同じくベートーヴェンの《交響曲第6番ヘ長調『田園』》を意識したと考えられる。また、ヨハネス・ブラームスは、自身の《交響曲第3番ヘ長調》で、7:15の部分を引用している。 シューマンの交響曲は現代の楽器に合わせてオーケストレーションの改編が行われることがある。この《交響曲第3番》も20世紀の指揮者の多くが改編しており、中でもグスタフ・マーラーが1911年に改編したバージョンはよく知られている。この改編では金管楽器の書法が大幅に変更されている。


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