ご希望通り

日曜日の２試合目は七郷さんとだった

この試合のメンバーは前日予告されてた

５年生を外して４年以下でやるってことをだ

やりたがりで物おじしない２年生

試合前の緊張感はまるでなかった

 

背番のない子も入れて９人ピッタリ

背番号一桁の子がチームを引っ張る

来年の新人戦はこのメンツになる

でもまさかこの時期にこのメンツで試合が出来るとは思わなかった

 

いつも試合に出てる子が多いから別に何の違和感なく見ていられた

２年生は本人のご希望通りサードの守備位置へ

違和感はなかったけど２死から四球連発はダメでしょう

 

七郷投手は今年何度か練習試合の応援投手で来てくれてた子

みんながよく知ってる子だけにお互いやりにくい部分はあったと思う

その証拠にうちのトップバッターにはストレートの四球だった

 

余裕を持って投げられればいいけど

ちょっと意識してしまう子には大外れが多い投球

見ててついイライラする

 

２年生の打席

そこそこ速いボールにビビるかと思ってたら

初球がポーンとバットに当たって小フライになった

ここは捕手のナイスキャッチであえなく１球でアウトになっちゃった

 

サードに居る２年生のところになかなか打球が飛んでいかなかったがやっと飛んだ

これを捕れば拍手喝采だったけどなあ

 

後輩のミスは先輩がカバーする

直後のキャッチフライでそれを達成

 

こうやってお互いカバーしあえているうちはいいけれど

カバーするどころかミスにミスが重なっちゃうことの方が大半だ

そうして傷口を広げちゃうと一気に崩れる

過去何度も見て来た光景である

この時もたまたまだけどちゃんとカバーすることが出来た

練習でも試合でも移動の時でも人を思いやる気持ちが欲しい

そうしてくれないとすぐに角が生えちゃう自分なのだ