色々な症状で不調が起きることがあります。
何しろ【原因は一個じゃない】わけで
症状がある場合【原因】を突き止めないと
改善はしません。
その改善のためお医者から処方された
漢方薬↓

どうも副作用もなくて体には良い
そうだけど、劇的な【何か】がないので
半信半疑。いつも。
さてお客さんからの話では
「点火不良が起きている」という
症状のビートル。先週さんざん乗り回しましたが
まったく言われた症状が無いどころか
いつでも気持ちが良いくらいのエンジン始動。
セルが1秒くらいでエンジン始動。
キャブの状態も良くて「何も」おきませんでした。
直しようがありません。
手探り?いや無理ですよ。だって症状無いんだもん。
ただ、症状が無い物のずっと気になっていた
【あとから付け足されたもの】↓

シガーソケットに差し込むだけで
「電圧の状態」が判るボルテージメーター。
稼働はおかしくないです↓

店長、点火不良の原因はこれだと
思っています。
いやいや関係無いだろ?
と思うでしょうし、店長もそう思います。
ただ思い出せば、3台ほどこのような
シガーソケットに差し込むボルテージメーターを
あとから付けたお客さんのビートルが
同じように「点火不良」を起こしていたことが
あったんですね。
そう思ったので、あえて気になっていたボルテージメーター
ですが、取り付けたまま乗り回してたんですが
症状は結果的には出なかったので
試しようも無かったんですが。。。
同じような話で
「どうもパンパンしちゃって点火不良が
おきてるみたい」
という修理で預かった際に、点火系を他の物に換えても
プラグを換えても一旦収まるものの数日で
また元通りになってしまう個体がありました。
簡易的にエンジン伝送系の配線を新品にして
コイルも新品にして、でも数日で
同じ症状。。。。
「電気を使うオプションが多すぎる?」と
考えつつ、原因が判らないので全てのオプションの
ステレオやナビなどの配線を外して走ること以外に
電気を使わないようにしたところ。。。
「なにも起きなくなった」
でも、ナビだのステレオだのは、今時みんなビートルでも
取りつけています。
特別電圧不足に陥ることはまず無いです。
修理で預かったビートルだけが電圧不足はおかしいですから。
再度、一個ずつ配線を繋いでまた数日試しました
ナビ、ステレオ、ETC、何も起きません
快調のまま。
そして最後に、シガーソケット型のボルテージメーターを
差し込んだところ、2日ほどでまた点火不良。
「パンパンしちゃって乗り辛い」
まあ、結果的にそのボルテージメーターを外してからの
数年は
【何も起きなかった】
↑そういうことが3台ありました。
なんでそうなるのか?さっぱり考えたのですが
判らずじまいなんですが(笑
IC型のオルタネーターに
おそらくこのシガーソケット型のボルテージメーターは
ICなんだと思いますが、その組み合わせはきっと
電圧や電装に影響を与えることはまったくないんだと
思います(現代のクルマ)
でも、IC型じゃないオルタネーターのビートルに
IC型のボルテージメーターを使うと
混線?言い方が判らないけど、「何か?」が
起きてるのかもしれません。
針の付いてるアナログボルテージメーターで
不具合はないですからね。
純正のボルテージメーター↓

現代の車ですが、配線図をたどると
オルタネーターから途中にレギュレター?リレー?が
あってメーターに電源が来るようになっていました。
う~ん
良くわからない。
【関係無いと思ってても】
じつはあとから付けた「何か」によって
関係なさそうな部分がおかしなことになることは
電気回路の車ですからあるんですけどね。
いずれにしても
色んな条件で乗り回して症状が出ないのは
手が入れられず、「推測」でしか考えられません。
点火不良の症状を言われているので
IC化的な部分はデスビのイグナイターポイントレスです。
ここに何か不具合を起こしてる時があるのかも
しれませんが、
なにせ症状が出ないので判りません。推測でしか。
機械的な部分なら目視でも判ることがありますが、
電気系統で「混線?」してるような条件の話だと
その症状が出た時しかテスターでも確認ができません
からね。。。
2~3時間言アイドリングのまま置いておいても
なにも出ないし。
かぶってるのとは、話を聞いてれば違うんですよね。
点火不良なんですよね。
プラグの状態をみても「かぶり」ではないのが
判ってるし。
この話をミニクーパーが得意なお店に話していたら
「ミニでもあった!あんなの付けちゃだめだよ!
理由が判らないけど、フルトラにしたミニがそれが
原因で点火不良起こしてた」と言ってたので
理由が判らないけどおかしくなることがあるみたい
そのお店のメカニックも「たぶんそれ」と
理由が判らないけど、何しろ止めた方が良い
と言っとりました。
なので今回の修理は
「それなんじゃないか?」しか出来ません
症状が出ないんですよね。。。
外した状態で乗っててもらうしか判らない。
だって、、、納車の際もおかしくなかったんだし
今も、細かく電圧測ってもおかしくないんですよね。
機械的な部分じゃないんですよね。
あきらかに「電気」の部分なんですよね。。
ついでに
オーナーが付けたステレオを取り付け直します↓

ビートルの純正ラジオ部分は
【1DIN】という規格の物ではありません。
【0.85DIN】くらいのサイズで微妙に
一般の車両の規格と相違しています。
なので「無加工」では取り付けは不可能です。
カットするには車内を全て養生しないと
切子が飛んで、車内が鉄粉だらけになってしまうので
作業はこんな感じ(笑
こちらは最初から純正ラジオを付けるつもりが無かったので↓

色塗りの前に「1DIN規格」に
加工済み。
最新のステレオでも気にしないオーナーなんで。
レストア中のビートル。
結果的に修理中のビートルは↓

スッキリと1DINサイズのステレオを
取り付け。
危なすぎる取り付けでした。。。。
ワーゲンは鉄板むき出しの箇所が驚くほど
多いクルマです。
鉄板には「マイナス」が流れています。
簡単にリークします。
配線の目の前は「ガソリンタンク」です。
お客さんで昔ですが、自分で取り付けて
車ごと焼き払った人が居ます。。。。
「いがいと、爆破はしないんだね♪」って
言ってましたが。。。。。
案外、映画のように爆発は車はしないんですよね(笑
自分でやる方に一言なんですが↓

平端子は、金色のは弱いので
抜けてリークすることがかなり多いです。
硬いのでやらないと。。
揺れが多いワーゲンですから。。危ないですよ。
全部換えておきましたが。。
端子のカシメ↓

ペンチでギュってするだけの方が多いんですが
抜けちゃいます。
奥の一か所目に被服から剥がした線を挟んで
二か所目にカバービニールごと挟むのが正解です。
カシメの部分がしっかり食い込むようにしないと
抜けて危ないですよ。。。
ボルテージメーター
「バッテリーの状態を見たいから」
と言う方が多いんですが。。
要らないと思います。
バッテリーの状態はKeyONの状態でボルテージメーターで
把握できますが、KeyONの状態は色々なものが
稼働しますので、「11.5V」とか12Vまで
上がらないことが当たり前です。
「バッテリーが少ない!」って慌てる方も多いですが
正直当たり前です。12Vボルトなんだから。
豆電球一個でも点灯すれば「11.5V」に下がります。
ようは、このボルテージメーターの表示している電圧は↓

エンジンに付いてる発電機オルタネーター
の「発電量」です。
「バッテリーの量」では基本無いんです。
ボルテージメーターの電気だけでも食いますから
バッテリーの「快調」は正直曖昧にしか判りません。
なので、
エンジンが掛かったあとに
バッテリーの端子を外しても
ボルテージメーターは12Vを下がることはあり得ません。
空のバッテリーでも13Vや14Vを差しますよ。
一般の車で「バッテリーのマーク」が
ワーニングで点灯した場合は「バッテリーが無い」のではなく
「充電していない」です。壊れてるのは
発電機オルタネーターです。
「バッテリーが弱くなってますよ~」じゃないです。
「発電量が少ないですよ~」です。
何しろ【原因は一個じゃない】わけで
症状がある場合【原因】を突き止めないと
改善はしません。
その改善のためお医者から処方された
漢方薬↓

どうも副作用もなくて体には良い
そうだけど、劇的な【何か】がないので
半信半疑。いつも。
さてお客さんからの話では
「点火不良が起きている」という
症状のビートル。先週さんざん乗り回しましたが
まったく言われた症状が無いどころか
いつでも気持ちが良いくらいのエンジン始動。
セルが1秒くらいでエンジン始動。
キャブの状態も良くて「何も」おきませんでした。
直しようがありません。
手探り?いや無理ですよ。だって症状無いんだもん。
ただ、症状が無い物のずっと気になっていた
【あとから付け足されたもの】↓

シガーソケットに差し込むだけで
「電圧の状態」が判るボルテージメーター。
稼働はおかしくないです↓

店長、点火不良の原因はこれだと
思っています。
いやいや関係無いだろ?
と思うでしょうし、店長もそう思います。
ただ思い出せば、3台ほどこのような
シガーソケットに差し込むボルテージメーターを
あとから付けたお客さんのビートルが
同じように「点火不良」を起こしていたことが
あったんですね。
そう思ったので、あえて気になっていたボルテージメーター
ですが、取り付けたまま乗り回してたんですが
症状は結果的には出なかったので
試しようも無かったんですが。。。
同じような話で
「どうもパンパンしちゃって点火不良が
おきてるみたい」
という修理で預かった際に、点火系を他の物に換えても
プラグを換えても一旦収まるものの数日で
また元通りになってしまう個体がありました。
簡易的にエンジン伝送系の配線を新品にして
コイルも新品にして、でも数日で
同じ症状。。。。
「電気を使うオプションが多すぎる?」と
考えつつ、原因が判らないので全てのオプションの
ステレオやナビなどの配線を外して走ること以外に
電気を使わないようにしたところ。。。
「なにも起きなくなった」
でも、ナビだのステレオだのは、今時みんなビートルでも
取りつけています。
特別電圧不足に陥ることはまず無いです。
修理で預かったビートルだけが電圧不足はおかしいですから。
再度、一個ずつ配線を繋いでまた数日試しました
ナビ、ステレオ、ETC、何も起きません
快調のまま。
そして最後に、シガーソケット型のボルテージメーターを
差し込んだところ、2日ほどでまた点火不良。
「パンパンしちゃって乗り辛い」
まあ、結果的にそのボルテージメーターを外してからの
数年は
【何も起きなかった】
↑そういうことが3台ありました。
なんでそうなるのか?さっぱり考えたのですが
判らずじまいなんですが(笑
IC型のオルタネーターに
おそらくこのシガーソケット型のボルテージメーターは
ICなんだと思いますが、その組み合わせはきっと
電圧や電装に影響を与えることはまったくないんだと
思います(現代のクルマ)
でも、IC型じゃないオルタネーターのビートルに
IC型のボルテージメーターを使うと
混線?言い方が判らないけど、「何か?」が
起きてるのかもしれません。
針の付いてるアナログボルテージメーターで
不具合はないですからね。
純正のボルテージメーター↓

現代の車ですが、配線図をたどると
オルタネーターから途中にレギュレター?リレー?が
あってメーターに電源が来るようになっていました。
う~ん
良くわからない。
【関係無いと思ってても】
じつはあとから付けた「何か」によって
関係なさそうな部分がおかしなことになることは
電気回路の車ですからあるんですけどね。
いずれにしても
色んな条件で乗り回して症状が出ないのは
手が入れられず、「推測」でしか考えられません。
点火不良の症状を言われているので
IC化的な部分はデスビのイグナイターポイントレスです。
ここに何か不具合を起こしてる時があるのかも
しれませんが、
なにせ症状が出ないので判りません。推測でしか。
機械的な部分なら目視でも判ることがありますが、
電気系統で「混線?」してるような条件の話だと
その症状が出た時しかテスターでも確認ができません
からね。。。
2~3時間言アイドリングのまま置いておいても
なにも出ないし。
かぶってるのとは、話を聞いてれば違うんですよね。
点火不良なんですよね。
プラグの状態をみても「かぶり」ではないのが
判ってるし。
この話をミニクーパーが得意なお店に話していたら
「ミニでもあった!あんなの付けちゃだめだよ!
理由が判らないけど、フルトラにしたミニがそれが
原因で点火不良起こしてた」と言ってたので
理由が判らないけどおかしくなることがあるみたい
そのお店のメカニックも「たぶんそれ」と
理由が判らないけど、何しろ止めた方が良い
と言っとりました。
なので今回の修理は
「それなんじゃないか?」しか出来ません
症状が出ないんですよね。。。
外した状態で乗っててもらうしか判らない。
だって、、、納車の際もおかしくなかったんだし
今も、細かく電圧測ってもおかしくないんですよね。
機械的な部分じゃないんですよね。
あきらかに「電気」の部分なんですよね。。
ついでに
オーナーが付けたステレオを取り付け直します↓

ビートルの純正ラジオ部分は
【1DIN】という規格の物ではありません。
【0.85DIN】くらいのサイズで微妙に
一般の車両の規格と相違しています。
なので「無加工」では取り付けは不可能です。
カットするには車内を全て養生しないと
切子が飛んで、車内が鉄粉だらけになってしまうので
作業はこんな感じ(笑
こちらは最初から純正ラジオを付けるつもりが無かったので↓

色塗りの前に「1DIN規格」に
加工済み。
最新のステレオでも気にしないオーナーなんで。
レストア中のビートル。
結果的に修理中のビートルは↓

スッキリと1DINサイズのステレオを
取り付け。
危なすぎる取り付けでした。。。。
ワーゲンは鉄板むき出しの箇所が驚くほど
多いクルマです。
鉄板には「マイナス」が流れています。
簡単にリークします。
配線の目の前は「ガソリンタンク」です。
お客さんで昔ですが、自分で取り付けて
車ごと焼き払った人が居ます。。。。
「いがいと、爆破はしないんだね♪」って
言ってましたが。。。。。
案外、映画のように爆発は車はしないんですよね(笑
自分でやる方に一言なんですが↓

平端子は、金色のは弱いので
抜けてリークすることがかなり多いです。
硬いのでやらないと。。
揺れが多いワーゲンですから。。危ないですよ。
全部換えておきましたが。。
端子のカシメ↓

ペンチでギュってするだけの方が多いんですが
抜けちゃいます。
奥の一か所目に被服から剥がした線を挟んで
二か所目にカバービニールごと挟むのが正解です。
カシメの部分がしっかり食い込むようにしないと
抜けて危ないですよ。。。
ボルテージメーター
「バッテリーの状態を見たいから」
と言う方が多いんですが。。
要らないと思います。
バッテリーの状態はKeyONの状態でボルテージメーターで
把握できますが、KeyONの状態は色々なものが
稼働しますので、「11.5V」とか12Vまで
上がらないことが当たり前です。
「バッテリーが少ない!」って慌てる方も多いですが
正直当たり前です。12Vボルトなんだから。
豆電球一個でも点灯すれば「11.5V」に下がります。
ようは、このボルテージメーターの表示している電圧は↓

エンジンに付いてる発電機オルタネーター
の「発電量」です。
「バッテリーの量」では基本無いんです。
ボルテージメーターの電気だけでも食いますから
バッテリーの「快調」は正直曖昧にしか判りません。
なので、
エンジンが掛かったあとに
バッテリーの端子を外しても
ボルテージメーターは12Vを下がることはあり得ません。
空のバッテリーでも13Vや14Vを差しますよ。
一般の車で「バッテリーのマーク」が
ワーニングで点灯した場合は「バッテリーが無い」のではなく
「充電していない」です。壊れてるのは
発電機オルタネーターです。
「バッテリーが弱くなってますよ~」じゃないです。
「発電量が少ないですよ~」です。