サバーブモーター&犬の美容室mairu

車屋サバーブと、犬の美容室mairuのちょっと小話。

継続車検でお預かりの修理箇所

2019-07-30 18:18:05 | 74年スタンダードビートル作業
17時半です。
店舗の一番涼しいであろう
出入口の気温↓↓

35.5度”!17時半!
作業している奥側は「南向き」
日中は、40度に届きます。
馬みたいに「塩」なめながらじゃないと
熱中症で倒れそうです。

夜に向けて
ブログ書きながら休憩です。

継続車検でお預かり。
先週はヘルニアで店長の状況が悪く
少々ペースダウン。
部品頼んだりで、やっと今日から再作業。

店長しか整備していないので、今までに何をやったか?
今回は不要とか、今回はやろうとか
把握が出来ています。
1回で「全てを整備」が望ましいですが、
【致命的】でなければ、デイリードライバーの
オーナーだけに毎回【極力、見送り】することが
多い1台です。
【勿体ないから限界まで】って訳です。

で、足回りのフロント(このビートルはストラット)
周辺は前回か前々回『オールNEW』にしましたので
まだまだブレーキの整備以外は「問題は無い」です。
なので【確認(点検)】で留めます。

リアは「ブレーキ関係」は2年に一回絶対にあけて
ゴム類などは交換、今回はブレーキシューも交換。
まあ、【普通に車検整備交換】です。
ただ、前から【気になってたけどお金が一回に集中するのは】
という店長の考えで「言わないで、見送ろう」と気を使った
部分が、【予想を超えた大ダメージ】


↑気になってた、スイングアーム根元の
トーションバーグロメット。
またフェンダー外して作業します。
やり辛い部分です。

外したら↓

新品に比べて「中身の穴」が一回りなんてもんじゃない
くらいに広がり。。。


お決まりで形も変形↑こちらまでがアウター。

インナー側↓

真っ二つ。


トーションバーのホーシング(筒)↓

カバーが当たっていたため、
穴が空く寸前(最悪折れます)

カバーも亀裂が。。。↓

溶接↓で直す(笑

暑すぎて倉庫に部品取りに行くのが面倒で
溶接で肉盛り。。。
【裂けるチーズ】みたいにグロメットカバーが
裂けてしまうこともあるので。。。補修。
新品グロメット↓


お小遣いに無理をしてもらってでも
やれば良かったと少々後悔。
まあ、走るんですけどね。

「IRS方式」の1303や1302
それとトーションバーのスポルトマチックが
対象で、仕組みが同じようで違うので
同じ部品を使ってるのですが、グロメットに
実は【かなり負担が大きい】んです。

通常の多くのビートルはスイングアームが
「スプリングプレート」という
スイングアーム自体もスプリングプレートって
言うくらいなので、トーションバー同様に
一般車両の「コイルスプリング」の役割があります。
スプリングプレートのビートルは、スイングアームが
【よじれて、バネの役割】をしています。
ただ、「昔の良い感じの乗り心地」で固くするってのが
不得意な仕組みなんですね。
その代わり「根元のグロメット」に負担が少ない訳です。
その反面「IRS」のビートルはスイングアームは
【一切、よじれない】。その代わり
高速走行などで「非常に安定した走り」を約束して
くれます。
が、
逃げがないので、「グロメットに負担が大きい」んですね。

【だからここまで破損してしまった】
限界を超えていた。

まあ、「直せば良いんだから」ですが(笑
直せば
「確実に、安定性が100%アップ」
言い切ります

IRSの足回りを備えたビートルは
ここを変えてしまえば
高速道路を200キロで走っても安定しています
(少しうそ)

クラシックカーは
「考えながら整備交換」しないと
無駄にお金が掛かったり、
良く知らない車屋さんは
「古いからこんなもんですよ」だけで
済ませてしまいます。
安く済ませたいだけなら、普通の車屋さんに
是非!継続車検を頼んでください。

ただただ【動くだけ】で良いなら(笑。

こちらの車両のオーナーさん、
お付き合いが20年以上です。2台目のビートルだし。
【きっとまだ、デイリードライバー】で頑張ってくれる!
そう思うので面倒でもやりました♪
お金も高いです♪
このくそ暑いのにエアコンなしで通勤です。
店長は無理♪

ちなみに↓

「カッコいい赤いウレタン製」
の、【強化タイプ】もあって、ローダウンした
個体に装着すると、かなりの実力を発揮して
くれる良品です。個人的に好きなパーツ。
※難点はゴムより使用限度が早い
まあ、そんなに普通に乗ってるオーナーさんには
薦めていませんが。

なかなか、
この個所をやってある個体って
少ないんですよ。本当に。

あ~あつい。。。。






レストアは忍耐です。

2019-07-29 18:23:39 | 73yタイプ1ビートル・フルレストア(販売車両)
現在、【販売車両73年ビートル】フルレストア
しています。

73年式です。差ほど?ビンテージな年式でも無いし
「なんでその年式をそこまで?」
というような年式かもしれません。でも46年が経過
しています。あと4年すれば
四半世紀のクラシックカー
となります。

あくまでも個人的主観ですが
もちろん「所有する」ということから
始まるわけですが、
【乗って楽しい】のは70年代の西ドイツ製ビートルです。
(個人的な見解ですよ)

「所有だけして満足」なクラシックカーもあります。
でも店長は「乗りたい」タイプなもので、
気を使ったり、今の車と比べてあまりにも
「クラシックカー」なのはあまり好きじゃないです。
A型フォードやパッカートなんていうクラシックカーは
【ピンっ】ときません。
車なので【乗りたい】んです。

ワーゲン好きが「何しろ古ければ古いほど」という
訳ではないんです。
どちらかと言えば、ワーゲンは「乗るクラシックカー」
なので、【レア過ぎる】のは乗りたい気持ちが高鳴り
ません(笑。
【レア】とされるワーゲンも所有していましたが
「その個体が1番乗らなかった」1台でした。
勿体なくて【乗れない】(笑。

「70年代も本気でレストアでかなり良い」↓

店長の夜のお仕事なので
「ぜ~んぜ~ん進まない~」
の1台ですが、「販売しないと裏店長」に
「あの~費用がずいぶん寝てますけど?」
と、怒られるので「サクサク」したいものの
下準備の作業が何しろ長い
3~4時間、夜間残業で作業していますが、
シャーシの「あとから塗ったシャシーブラック」が
分厚くてイライラするくらい綺麗な地金が出てきません。

ミッションまで黒く塗るなよ!↓

なんで?スチールじゃない部分まで錆止めを
塗るのか?意味不明。
でも、「大概、塗ってある」
カリフォルニアからの
「リビルトミッション」搭載のワーゲンも
どういう訳か「ブラックペイント」(笑
「銀色の地の色」はそのまま。
それが一番。
シャーシの補修が終わったらミッションも
バラバラにしてミッションケースは地の色
シャフトホーシングは「ブラック」に綺麗に
塗り直します。

まあね、
「塩カル」を撒く地域は「シャーシブラック」や
防腐塗料を塗るんですが、
関東の普通の地域で塗るのは
「昔の車屋さんのポーズ」でしかなく(笑
真っ黒に塗って「車検整備バッチリですよ」
とするためだったんですよね(笑。

【きちんと脱脂と足付け】してないシャーシスプレー
なんて、中途半端に剥がれて汚く見えるだけです。
剥がれた部分に泥が入り込んで、錆びて穴が空く。
良くある話です。
塗らない方がまし。なことも。

車検整備で「パリパリ」剥がすのが好きですが(笑。
剥がすと黒い塗料と泥や砂が一緒に落ちてきます。
「う~」そこに雨水が追加されたら!
グジュグジュして錆びちゃいます。
人間の皮膚じゃないんで、自然治癒はしません。
瘡蓋もできません(笑。穴が空くだけ。
※すでに塗ってある個体をレストア作業以外で
わざわざ剥がして販売しているかといえば、
諦めもあるのでわざわざは剥がしていないことも
あります。ご了承ください。

そういえば先ほどの前橋↓

避難?????
昔の「夕立」が懐かしいですね。
こんなのがしょっちゅう来ると
恐怖でしかありません。

恐怖ももう一つ
先ほど「消防署」の方が数名で来店
【消防法】
整備工場が燃える案件が立て続けらしく、
「ここは、これでは消防法に沿っていません」
というお話。
知らん!とは法律なので言えません。
その「消防法」に沿った内容に改善するには
また「費用」か、売却して他で商売です(涙。
色々調べたんですけどね。。。。。
許可も色々取ったんですけどね。。。
痛すぎる。。。
店長も小柄ではないですけど、
ガタイの良い消防士さんが6人で来たら
こっちは身構えますよ。
ちょっと考えて欲しいわ。
なんでお役所の方々は「大勢」で
「束」で来るんですかね?
「分担して効率よく他の仕事しないの?」
って思っちゃいます。

消防署から数百メートル。
うん?今更?何年も経ってますよ?

今日の店長は、いじけています。
もう
腹が立ってハンドルでイジイジしちゃいます

車検整備(継続・クラシックカー)

2019-07-28 16:07:47 | 74年スタンダードビートル作業
梅雨が関東は「あけた」とは
発表されておりませんが、
汗が噴き出るほど【暑い】

今週、「継続車検のワーゲンビートル」を
預かりましたが、不幸にも?
一番下の子供が【熱で保育所から拒否】の状態のため
夫婦で交代で「子守」です。
終わるはずの【継続車検整備】は、ほぼ部品の拾い出し
で作業が中断。
申し訳ないです。おまけに店長のヘルニアが。。。
※大手術でもしない限り、いつでも再発します

子供は具合が良くなって↓↓

980円のプール。羨ましいです。

で、【継続車検整備】です。
1)車検整備
と、
2)車検点検

1)と2)非常に似ていますが、
全然違うことは今までも言っています。


点検は「見るだけ」です。


新車から「5万キロ」くらいの日本車なら
【車検点検】だけで、個人的には何も心配せずに
「見ただけ」でも間違いなく走れると思います。
ただ「40年50年経過したクラシックカー」は、
いったいどこまで整備してあって、その部品の数々が
【まだ使ええてるのか?ダメなのか?】がかなり
微妙です。
また、「非純正品パーツ」「外国製品」である
部分で、2年ごとに無条件で交換しといた方が
無難。ってこともあり、時間も手間も掛かります。
【ファンベルト・オルタネーターベルト】も
コンチネンタル製で日本メーカーではありません。
お預かりしたビートルは2年2万1千キロ走りましたが
【ヒビだらけ】でした。日本車なら5~6年いけること
も多く、お金を掛けない方の日本車は10万キロくらい
まで交換されてないってことも多いです。
【判ってるので、無条件で交換】(笑。

まあ、「点検(目視)」の部分は基本的に新しいクルマと
変りはしませんが、
「通例見ない。気にしない」という個所も点検して
整備しなければなりません。

↑リアのスイングアーム根元の
「トーションバーグロメット」こちらは【右後ろ】
↓同じ【左後ろ】

目視でも「明らかに左が劣化」が判ります。
カバーの上面(円の上側)に隙間はゼロです。
グロメットが「痩せた」おかげで中心がずれています。
右側はかろうじて、マイナスドライバーが入るくらい。
【まっいいか】
と、思うものの、「目視でダメ」なものは、実際バラして
部品単体でみれば「完全にだめ」なことが殆ど。
結構、大変なんだけど「やらないともう間もなく音が
出てくるはず」なのでやっておきます(笑。

左側通行の日本では左の後ろが右より早く悪くなります。
【右折が左折より速度が出るから】
タイヤも一緒です。
だからローテーションするんです。

現在、「ビス1本までバラバラ」のビートル↓

このビートルなら↓
かなり
ラクチンです(笑。
丸見えで、外すのに邪魔な
ボディーが付いてません!

まっ!
だからこそフレームアップした個体は
「今がチャンス!全部換えちゃうぞ!」とすすんで
作業します♪
ただ継続車検の個体は
「やりつらい」ので、やや逃げ腰、後ろ向きな作業に
なります(笑。

これが
「古い車の車検整備」です。
10万円で支払いが終わる?
無いです。絶対に。
10万円で終わるのは
「点検だけした」というだけです。

昔、知り合いの整備工場さんが
「ランボルギーニの車検を60万円請求したら
ものすごく怒られた」
そうです。
「そんな安いはずないだろ!100万以上は掛かるはずだ!」
とお客さん。
「ちゃんと見たのか?」
と1時間も怒られたそうな。。。
ちなみに「2年で500キロ」しか乗ってなかったそうです。
「子供が整備してももっと掛かるぞ!」
と意味不明に怒られたんだそうな。
子供が整備↓


整備は「交換したりばらしたり」が整備です。
「しなくても大丈夫なのは製造から年数や距離が
浅い日本車」でしょうね。
外車やクラシックカーはやっぱり専門的なお店や
「時間じゃなく、丁寧に考えてくれる」お店が良い
でしょうね。





レストアの下準備。73年ビートル・フレームアップ

2019-07-24 16:19:17 | 73yタイプ1ビートル・フルレストア(販売車両)
昨晩深夜、前橋は「避難警報4」で
夜中いっぱい雨音とスマホの警報がうるさくて
まいりました。

おかげで、自家用車は水抜きの限界を
超えたようで、浸水(涙↓↓

マットから水が。。。。
カーペットも、ビショビショ。。。
あとで原因を直さないと。。。。

レストア。
良く、相談されるのが
【サビてないのでレストアしてください】
【レストア前も錆びていませんでしたか?】
【レストアしたら雨ざらしでも大丈夫ですか?】
などなど。。。

判ってないですよね。
【ボロボロになったから、レストア】する
訳で、店長も必要なく綺麗な良い個体は
部分的に直したり補修したりして販売します。

レストア=新車みたいになる
ということで、
作業する人間も【もうこういう作業にならないように】
と、思いながらしっかり作業していると思います。
でも、「新車」にはなりません。
一回サビた個体は色々な溶剤などもありますが
「新品の鉄」には戻りません。
【出来る限り錆びないように】
作業する人間も頑張りますし、
オーナーも、またボロボロに成らないように
頑張らないといけません。
それが「クラシックカー」なんです。

今現在、色々なお店で売られているクラシックカーも
「レアケース(未使用倉庫保管)」でもなければ
一回以上はサビて、何度かの修復を受けているはずです。
個体によっては【何回、色替えしたか判らない】ほど
色が変わった個体も多くて当たり前です。

↑↑
【ビス一本までバラす】
まさにこういう状態。
一個ずつの「ネジやナット」「パーツ」を
使える、使えないを判断しながら、一個一個を
サンドブラストしたり綺麗に錆を取り去り
組立て直します。
幸いにして、ミニクーパーやワーゲンビートルは
【新品部品】が揃います。
他のクラシックカーからすれば、レストアも容易と
言える車種です。

ただ、
「純正が無く、付いてるのも使えない」
場合に、「仕方なく社外品リプロパーツ新品」で
組み立てます。
出来る限り元のパーツは使いたいところです。
リプロパーツも「良かったり悪かったり」します。

「リプロ品は新品だから錆びない」
そんなことはありません。
純正品より「短期間」で錆びます。
良く見れば「MADE IN TAIWAN」って書いて
あったり、チャイナだったりボッシュ製ですら
マレーシア製品です。
日本製に慣れた人には考えられないかもしれませんが
「悪くなるのがハイペース」です。

ORIGINAL純正パーツの【N/O/S】なんかは
高額なのはそのせいです。
マニアは「純正」で出来る限り組み上げたい、
維持したいわけです。
ただ、それには知識もお金も時間も掛かります
手ごろなリプロ品新品を使い安価で、維持する方が
気分的には楽です。
ただ、維持するには【こまめなメンテナンス】が
必要です。
だから「雨ざらしで乗りっぱなし」になんか
したら【絶対だめ】なんです。
新車のクヲリティーはありません。
最大限の自主努力



現在、片手間で仕上げ中の73年ビートルは
20年くらい置き去りだったようで、
その間に「雨漏りして床が抜けた」という
推測的状態です。
残念です

ばらせば、ばらすほど、
「あれ?中途半端な6Vルックになってたけど
これは、実は元々はかなり良い個体だったんじゃない?」
と推測できる個所が随所に。。。。

ドライブシャフトブーツ↓

分割交換タイプでなく、VWマークが入った
【筒形純正品】です。
これが備わっているのは、【新車の時だけ】です。
この車はブーツ交換がミッション下ろして大きな
作業をしてじゃないと筒形で交換が出来ません。
なので当時からディーラーでも「分割式」で対応が
当たり前です。
工賃だけで5万円以上掛かっちゃいますからね(笑

ってことは、、、【走行距離自体が少ない】と
推測出来ます。
まず、今時あり得ないからです。メキビーですら
筒形を見なくなりましたしね。

たしかに、この状態でエンジン始動できるだけの
交換調整して試しに始動しましたが、
エンジンは静かだったんですよね(笑
「あれ?」って感じ。

エアクリーナーとヒーターホースは社外品ですが
(こんなのオーナーでも交換できる)
その他のインマニ類のナットに「傷が無い」
ってことは、エンジン類も特に補器類ですら
外す用事まで走っていない。ってことですからね。
見た目の「なんだかな」
とは、裏腹に「基本機能は状態は良い」みたいです。

ちなみに
シートもヘッドライナーもカーペットも
【新車時のまま】でした。
テキトーなオールペイントに、6Vフェンダーで
非常に中途半端なビンテージになっていましたが
こうなる前までは「状態が良く、走行も少ない」
って想像が、推測が出来ます。
ただ、置きっぱなしが長すぎてエアーベントグリルから
雨漏りして、少しずつフロアーに。。穴を。。。
って個体でしょう。
勿体ないです。
その証拠に、ボディー脱着時にすべてのボルトはスムーズに
外れ、拍子抜けしましたから。
アスファルト駐車場だったのがまだマシな状態を保った
んでしょうね。

まああ、今回ここまでバラバラ(笑。
やってる店長も「ここまでやって中途半端は出来ない」
です。時間勿体ないですからね。
フロアーもフレームアップしなくても直せましたから。
でも、ここまで分解。
細部までピカピカな状態に戻します。
乗るのが勿体ないくらい(笑

純正ORIGINALにレストアはしていません。
かといって、ビンテージルックのような
100%「なんちゃって」になるような
微妙な個体にするつもりはありません。
シートからステアリングポスト、細かいパーツを
アイロン時代にして
「本気でマニアな人」じゃないと
判らない。と思う個体にします。

言って見れば
「なんちゃってなんだけど、雰囲気の良いビートル」
に仕上げます。

最大限の妄想で(笑

ちなみに~ですが、
店長が求めるお客様への【メンテナンス】は
1)スイッチ一個、ドア開閉、にしても丁寧に
2)ワックス掛け
3)車庫を立てる・ボディーカバーをする
そんなことです。
工具買ってどうのって話じゃないです。
是非、工具なんか揃えず、ただただ乗ってください
【出来るメンテナンスを欠かさないで】


フレームアップレストア・73年式タイプ1ビートル(販売車両)

2019-07-23 12:37:47 | 73yタイプ1ビートル・フルレストア(販売車両)
明日くらいから
梅雨明け!とのことですね。
やっとか。。。。そんな感じの今年の夏。

そういえば
のっ!【販売車両のお話】です。
1台製作開始しています。
11月~12月には完成させる予定♪


今回、久しぶりに【フレームアップ・パンオフレストア】
の車両となります。
※まだまだこれからバラバラにします。
 これでバラシの途中です。


「おいおい錆びだらけじゃないか!」
「うん?まあ、こんな感じの状態もかなり多いですよ」


★フロアーの状態
まあ、「そうね、お決まりに穴が空いてるね」
「フレームはまったく傷んでないね」
「ボディー取付のボルトもすんなり外れたし」
そんな感じ。おそらく、通常これくらいなら
フレームアップしないでフロアーパンkitを
溶接・板金で修理する範囲です。

フレームアップまでする作業の基本的な目安は
【フレームまで腐っている】という基準が
あると思います。
今回の車両なら、そこまでしなくても
それなりに【良い車に戻った】といえるでしょう。

でも、今回バラシてしっかり直したいので♪
フレームアップです。


エンジンは「1300・AB型・」ORIGINALエンジン
でファクトリーのままです。
オーバーホールの形跡は【ゼロ】です。
今回はオーバーホール
状況を見てですが、
クランクメタル、メインメタルなどは交換になり
ついでに【1300→1600】にボアアップの
予定です。
こんな見た目ですが、掛かりました。
異音も無く。。。さすがビートル♪
※エアコンは付けません。
こんなエンジンに↓↓

今は↓↓


★ボディーのスタイル
73年後期なので、ビックテールですが
71年が一台丸ごとあるのでボディーごと
そっちを使おうか?という今の予定。
71年アイロンテールにしてしまおうかな?
という状態です。
2スリットのエンジンフードにアイロンテール。

★インテリア
ここが重要で、今回
「フロアーの穴」が多いので補修では直しきれ
ないため、「フロアーパンkit」で切断して溶接板金
ですっきり直します。
そうなると、
「古い年式のシートレール」もついでに交換が
出来ます。
なので、「ローバックシート」にしてしまいます。
【ステアリング】も重要で、アイロンテールにするなら
これ↓

の方が、雰囲気がよろしいので、
ステアリングコラム一式交換して~
ホーンリング付きのステアリングにしちゃいます♪

ドナーのビートル↓↓


となりのアイロンテールのような
見事なフィニッシュに数か月後復活します(笑


販売車両です。売り物。
ノロノロ作業してるとmairu店長に
「何か月も経費が寝てるし、そればっかりですね」
と、「チクッ」と言われちゃうのでサクサク
作業する予定。

雰囲気の想像はしていますが、
とりあえず【大人用】に仕上げます。
出来れば50代以上の作業している人間の気持ちが
判って頂けるような方にお譲りしたいです。

★ご注意★
【作業途中】での販売や予約は受けません。
【自分の希望のように作って欲しい】受けません。
【仕上がりの雰囲気はどんなですか?】判りません。

6Vルック・ビンテージルック・バケロクといった
言い方のスタイルにはなりません。
頼まれてもしません。
年式とおりの純正スタイルにはしません。
「おかしくない笑われない雰囲気の店長好みの
ビートル」になります。

最近、【緑系】が少ないので
「ブリティッシュグリーン系」も良いかな?
内装は「TANライトブラウンかな?」など
妄想中です。

妄想が激しくて
今回、「下から製作・整備・オーバーホール」
下側を製作、修復しながら、「上は考える」
という進行となります(笑。
ホビーラジコンの【説明書とおり】な進行です。

妄想族なので
グリーンだった話が青系になったりもする
場合があります(笑。

ここ一カ月くらい、「お笑い芸人さん」の
不祥事?でずいぶん盛り上がっています。
色々な事情や考えもあるかもしれませんが、
グレーじゃだめな(オフホワイト?)時代
ですからね。こういう騒ぎになるんですよね。
ただね、ここで一つ「そうだよね」と思ったのは
某大物芸人さんが「芸人にあんな会見させたら
みんな笑えなくなる」って言う部分。
やっぱりね、しらけちゃうし、そもそも論も
通り過ぎて「気の毒」に見えちゃうんですよね。
なんとか笑っちゃいけない事例なんだけど、
「悪いことしたら死ね」的な落とし方は
嫌な世の中だなと。。。

まあ、話しは違うかもしれないけど、
店長のお店で販売する車は、個人的には
「店長が楽しい・雰囲気良い」と思えなければ
ただの【商売】です。金儲けです。
だから、「店長の思い通りに近い製作」
と、なるんです。っていうか、そうしか出来ない
んだってことが判ったから(笑。

なので、「頼まれては作らない」
完成のまじかで、
「あ~俺の好みと違う」と思えたら
買わなくて結構です♪
出来上がった状態が、
「これは好きだ!製作内容も金額に見合う!」
と、思ったらすぐに電話ください♪

作ってる店長が楽しく妄想出来ない車は
店長は作れません♪
っていうか、完成しません(笑。
だって、お客さんと店長の好みは違うから。

店長が完成して
「あ~出来た~♪嬉しい!よいよい!」
と、思えなければきっと完成した車は
【金儲けの手段】でしかありません!

完成までお待ちください♪


あ~金儲けして~