空っ風がまだまだな季節
どうしたら?
こんなに?
砂ぼこりが?
さすが群馬県(涙。
屋根下にあって、3方向には壁がありますが
巻き込むのでこうなります。。
ひどい。
花粉?一緒に飛んでるので最悪です。
先週かな?
来店された新規さんが、
「行きつけのショップで1ピースのドライブシャフトの
交換を依頼したら、出来ないと言われたので
こちらではどうやって?1ピースに交換しているのか
教えて欲しい」
ということでした。
【依頼したショップに教えたいから】
とのことでした。
教えません。
情報を探して
出てくることであれば、それはそれで良いでしょうが
うちの作業方法はある意味
うちの【飯のタネ】です。
当店で依頼されるならまだしも、
他の業者さんを儲けさせるために教えるのは嫌ですし
そのワーゲンがうちで購入されているのであれば
まだ良いですが、商売上なにもない方に
教えても何もうちにはメリットが無いです。
少し前に作業として終わっている画像が
残ってるので、アップしてみます。↓(色の関係見えやすい)
上方に写ってるのが「分割式交換用ブーツ」
下方に写ってるのが「1ピース非分割式ブーツ」
になります。
当店で使うのは、非分割式の日本メーカーのです。
分割式には↓
Volkswagenの文字。
VOLKSWAGENじゃない辺り、純正じゃないですよね?
複製品リプロダクション製品です。
この「分割式」で交換することは【ほぼ100%】で(笑
製造時は【非分割式】なのですが、破れてミッションオイルが漏れるようになると
【分割式へ交換】がメーカーの推奨交換です。
ドイツ製のビートルで、まだ非分割式1ピースブーツの個体は
ほぼほぼ皆無です。
過去の記事で1ピースになったままの個体の話もしていますが
殆ど存在しません。
また、メキシコ製ビートルは製造年からまだ20数年なので
1ピースブーツのままの個体も多く見ます。
分割式↓
意味?判りますよね?
なんで、「液体オイルの部分に使うブーツなのに分割式に交換」に
なってしまうか??
本当なら切れ目があるブーツは非現実的ですよね??
だけど、分割にしないと困る理由があるわけです。
1ピースが理想なのに。
1ピースを通した状態(装着後)
装着する前の状態↓
右か?左方向のヤジるし部分より
丸で囲んだ1ピースブーツを通す必要があります。
意味が判らない人は理解力が無さ過ぎます。
【現実的に、どうですか???】
ちなみに、これ以上ホーシングは分解が出来ません。切断以外には。
新車製造時↓
オレンジの矢印の部分に溶接の跡が見えると思いますが
感が良い人なら判りましたね?
製造時には、先にブーツを通過させてから、溶接してるんです。
そして、当然ながらアッセンブルされた後は
「切断」以外に、ボルトなどでの固定ではないので
取り外しは不可能です。
また、切断してもジグなどを製作して位置をずらさないように
再度溶接する緻密な作業が必要となります。
現実的に
そんな作業してシャフトブーツの交換なんかしない!
ということです。
最初からVW社は製造時のブーツが劣化したら
【分割式に交換してください】という設定なんです。
おそらくですが、
当時、ドライブシャフトホーシングを部品発注すれば
1ピースのブーツがセットされた状態で
手に入る仕組みだったと思います。
ただ、それも現実的じゃなく(高額になっちゃうから)
結局、現実的なのは【分割式ブーツ】であって
当時としては【画期的な発想】は間違いないです。
他のメーカーに分割式ブーツなんて当時無いですから。
最先端な交換方法なわけです。
ただ??
繋ぎ目にシールを塗ろうが?
止めるクランプバンドをしっかりしめようが?
割と早い時期に
滲み
漏れ
破れ
が出ます。
嫌なんです!!!!!!!!!
整備するさいにベタベタで!!!!!!
繋ぎ目の「耳」の部分が
どうしても、厚みがあってどの位置に向けても
フレキシブルに動作するブーツですから
不自然なんですよ。
わかりますよね?
耳の部分。
まるっきり、丸い筒であればどの位置も同じ力で曲がったり伸びたり
収縮したりするわけでしすよね。
負担が多い箇所は必ずそこから
劣化や不具合を起こします。
一日に何万回も上下にフレキシブルな動作をするシャフトホーシングの
ミッションオイルを漏れないようにジョイントしているダストカバーな
訳ですよね?
出来る限りスムーズに、密閉が完璧で、適度な硬さで
日本メーカーの望むゴム質であったりが理想なはずです。
日本の自動車のFF式ドライブシャフトブーツは
「生涯破けない」くらいに良い製品になりました。
そういう部分を古い車に使うというのは「邪道」と
思う人も居るだろうし、店長も邪道だと思っています(笑
ただね??
「通例、見えない箇所」であれば性能が良い方がいいですよね??
考え方の違い
フレキシブルに動くための構造も違いますよね??
ジャバラの方がスムーズに思えませんか??
ですが、
【現実的じゃない】のがこのブーツへの交換で
ベタベタになるのが嫌じゃなければ
分割式ブーツならオーナーが交換もできます。
(人にも寄りますよ)
でも、この1ピースタイプにするには
先ほどまでの状態にミッションをする必要があります。
1)エンジンを降ろす
2)リアブレーキを分解、取り外す
3)ミッションを降ろす
4)シャフトホーシングをミッションから取り外す
この作業が100%必要です。車載では交換が出来ません。
現実的ですか??
交換の工賃だけで
8~9万円くらいはうちなら欲しいです(笑。
なので、ミッションの内部的修理や
オイル漏れの修理の際に一緒に交換をするという理由が無い限り
【費用的な面でおすすめが出来ません】
ただ、「もれない。にじまない」は間違いなくアップグレード
必ずします!!言い切れます。
車検整備の際に
毎回、下回りを見れば感動します(笑
それにしても、
「なぜ?ホーシングがブルーに塗ってある?」
と思われるかもしれませんが
意味は無いです(笑
ボディー関係の塗装した際に微妙に余った塗料が勿体ないので
【ほぼ見えない】箇所に使っておきました(笑
九州の海に似合う一台を作っていますが、
そんな「見えない・意味不明」な部分はそういう
理由で、深い意味が無いです(爆。
長男も
「派手なミッションだね」と。。。
ってことで、
1ピースのブーツに交換することは
殆どの場合「できない」と言われますし
世の中の99.9%は分割式のはずです。
それが当たり前の交換です。
でも1ピースなら10年は軽く持つみたいですし
漏れも、滲みもないですから。
でも、交換にハードルが高すぎて誰も挑みません。
そのためだけには(笑
どうやって交換するか?は
自分で調べたら良いと思いますし、
エンジンも降ろさないと出来ない作業をドライブシャフトブーツのため
だけに?やるのか?という疑問を考えた方が良いですよ
クソみたいな田舎のVWショップが
試行錯誤しながら考えて気を使ってやる作業ですが
それを簡単に持って行こうとしないでください(笑
これだけ画像があれば、どうしてるかは
有識者なら知識はあるでしょうから判るはずです。
また素人さんが考えるほど【簡単】ではないことなので
教え損です♪
知識は使える人に伝えるからこそ価値が上がります。
まあ、猫に小判です。
ジェネシス
の
フィルコリンズ
71歳だそうです。
そうなんだ~そうだよね~
小学生の頃からジェネシスファンで
ピーターガブリエルからボーカルがフィルコリンズに変わった
時代からが好き。
【最後のステージ】
でも、過去に数回。。。
引退とか、裏方に回るとか、、、、
でも何回もジェネシスも復活してますから(笑
店長も
何回も
「もう!やめた!!!!」
してますから(笑
長男と四男。
子供が10歳の差があると
(あいだにまだ2名居るけど)
ちょっと面白い。
四男にしてみたらパパが二人いるようなもんですよね(笑
これなら早死にしても大丈夫だ♪
バハマブルーで
キャルルック作ってました。二人で(笑
キャルルックに
YANASEはおかしくないか?
なら?
F-4さんで良いか?
色々、言いながら二人で
仕上げておりました(笑
すごくない???
グランツーリスモ7!
F-4さんのステッカーもウインドーに貼れるんですよ!!
もはやゲームじゃないね。
凄いですよね(笑