気温はそこそこ高いものの
いくらか風があって過ごしやすくなってきました。
寂しいですが秋~冬が始まります。
古い車は「オイル漏れしやすい」とよく聞くかもれません。
実際、今の自動車より「漏れやすい構造・漏れやすい部品」などで
構成されていることが多いです。
当たり前の話ですよ???
50年前と現代で構造も、部品の性質も一緒なはずが
ないじゃないですか。
いちいち気にしてたら古い車を趣味の相棒にはできません(笑。
ワーゲンのバルブカバー![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/7b/9042e0481454dbf48eb0218a4adf7e64.jpg)
まずは『納車整備』なのでしっかっり汚れをクリーナーで
落とします。
見た目の問題もありますが、接続される部分はしっかりゴミ等を
除去する意味もあります。
納車の際は「軽く塗装」も施しておくことも。
ガスケットの入る部分綺麗になりました![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/70/eeae3c9d74ca4dfe066074d6c3ca4eba.jpg)
古い自動車のエンジンバルブカバーは、ガスケットが「コルク製」
のことが多いです。
この「コルク製」のガスケットですが、コルクにオイルが染み込むことで
膨張してガスケットの性能を発揮できる。という性質を持っています。
現代の車はほぼ「シリコンゴム製」が多いです。っていうかほぼ
ゴム製なはずです。
なのでシールパッキンにも気を使い。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c4/53f0c6a02f5bade2067fcb45f7ff59de.jpg)
「水飴のような固まらないシール材」を塗っておきます。
ただ、「その必要はない」という話の方が本当は正解です。
「コルク製」に間違っても「シリコン系ガスケット」は使っては
いけません。画像にある「チューブ」の方です。
あとで、「ダダ漏れ」になってきます。
普通の自動車整備工場なんかだと「シリコン系」を塗ってしまう
ケースが多いですが、「大間違い」です。
コルクには、画像のような刷毛で塗るシール材です。
最近では「ワーゲン用シリコンガスケット」も発売されていますが、
ヘッド側・バルブカバー側を100%油脂除去しないと
ガスケットがずれて「やっぱりダダ漏れ」になります。
ワーゲンはバルブカバー側にもはヘッド側にもガスケットの入る
レールのような構造がありません。すこしでもずれてはまってしまうと
そこから「ダダ漏れ」します。今の車はガスケットの入る溝があるので
そういうことはほぼあり得ないんですが。
縮むことも考えてだと思いますが![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ca/8b54430f92b8f0ab822f696658b5b65d.jpg)
ガスケットの方が長く、このように「浮いて」しまいます。
考えないで、ただはめてしまうと
見えない内部で![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/dd/73d9fa78a4263e74446db52326ee6f8b.jpg)
このようにずれるわけです。
上側なら良いですが、水平対向のワーゲンは下側がこうなると
「オイルダダ漏れ」になります。
この画像の車両は「売約済みの納車整備」なのですが、
昨日、「普通の中古車屋さんで買ったんですがオイル漏れ直しますと
言われて、でも両側からボタボタ漏れてるんですが直せますか?」
と、一件のご依頼。
「コルク製ガスケットにシリコンシール材」が塗ってあり、
しかも「コルクガスケットが明らかに使い古し」(汗。
絶対、止まらないって。。。。余計漏れちゃうし。。。
たぶんそのままの方が漏れは少なかったはず。
今の自動車は例ええば「間違った溶剤」を使ったところで大惨事
は案外無いんですよね。
古い車の時代には「無かった溶剤」とかもあって、それが
功を奏すこともありますが、「全然合わない」ってこともあります
2個必要なコルクガスケット。。。数百円ですよ。
換えてくれよ。。。。と思いますね。
オイルパンのオイル漏れ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b0/32b5e534e797d155ebe7d5342ac3107c.jpg)
ここは「本来は油紙」みたいのでしたが、いつのまにやら
「紙製」が主流に。(ここもシリコン製あります)
この部分は「非常に漏れます?滲みます」
本当はメーカーも「1000キロ乗ったら増し締めしてください。その後
3000キロほどでもう一度増し締め、再度漏れてきたら
オイル交換の時期です」って言ってるんですよ。
なので「漏れるの前提」なんですよね。
ちなみに、塗る必要も無いですが、ここにも「水飴みたいなシール材」
使えます。「シリコン系」は使っちゃダメです。
「シリコン製のガスケット」が販売されてますが、取り付けや締め付けを間違え
安く、素人の方には店長は勧めません。。。。
自分で「漏れないシリコンガスケットに交換!」ってやる人もいますが
正直、みんな「漏れてます」(笑。
無難に「コルク製・ペーパー製」が良いですよ(笑。
まあ、自分でも出来る「オイル漏れ修理」はこれだけです。
あとはエンジン下さないと出来ないので。
サンデーメカニックでは、厳しいですよ。
いくらか風があって過ごしやすくなってきました。
寂しいですが秋~冬が始まります。
古い車は「オイル漏れしやすい」とよく聞くかもれません。
実際、今の自動車より「漏れやすい構造・漏れやすい部品」などで
構成されていることが多いです。
当たり前の話ですよ???
50年前と現代で構造も、部品の性質も一緒なはずが
ないじゃないですか。
いちいち気にしてたら古い車を趣味の相棒にはできません(笑。
ワーゲンのバルブカバー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/7b/9042e0481454dbf48eb0218a4adf7e64.jpg)
まずは『納車整備』なのでしっかっり汚れをクリーナーで
落とします。
見た目の問題もありますが、接続される部分はしっかりゴミ等を
除去する意味もあります。
納車の際は「軽く塗装」も施しておくことも。
ガスケットの入る部分綺麗になりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/70/eeae3c9d74ca4dfe066074d6c3ca4eba.jpg)
古い自動車のエンジンバルブカバーは、ガスケットが「コルク製」
のことが多いです。
この「コルク製」のガスケットですが、コルクにオイルが染み込むことで
膨張してガスケットの性能を発揮できる。という性質を持っています。
現代の車はほぼ「シリコンゴム製」が多いです。っていうかほぼ
ゴム製なはずです。
なのでシールパッキンにも気を使い。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c4/53f0c6a02f5bade2067fcb45f7ff59de.jpg)
「水飴のような固まらないシール材」を塗っておきます。
ただ、「その必要はない」という話の方が本当は正解です。
「コルク製」に間違っても「シリコン系ガスケット」は使っては
いけません。画像にある「チューブ」の方です。
あとで、「ダダ漏れ」になってきます。
普通の自動車整備工場なんかだと「シリコン系」を塗ってしまう
ケースが多いですが、「大間違い」です。
コルクには、画像のような刷毛で塗るシール材です。
最近では「ワーゲン用シリコンガスケット」も発売されていますが、
ヘッド側・バルブカバー側を100%油脂除去しないと
ガスケットがずれて「やっぱりダダ漏れ」になります。
ワーゲンはバルブカバー側にもはヘッド側にもガスケットの入る
レールのような構造がありません。すこしでもずれてはまってしまうと
そこから「ダダ漏れ」します。今の車はガスケットの入る溝があるので
そういうことはほぼあり得ないんですが。
縮むことも考えてだと思いますが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/ca/8b54430f92b8f0ab822f696658b5b65d.jpg)
ガスケットの方が長く、このように「浮いて」しまいます。
考えないで、ただはめてしまうと
見えない内部で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/dd/73d9fa78a4263e74446db52326ee6f8b.jpg)
このようにずれるわけです。
上側なら良いですが、水平対向のワーゲンは下側がこうなると
「オイルダダ漏れ」になります。
この画像の車両は「売約済みの納車整備」なのですが、
昨日、「普通の中古車屋さんで買ったんですがオイル漏れ直しますと
言われて、でも両側からボタボタ漏れてるんですが直せますか?」
と、一件のご依頼。
「コルク製ガスケットにシリコンシール材」が塗ってあり、
しかも「コルクガスケットが明らかに使い古し」(汗。
絶対、止まらないって。。。。余計漏れちゃうし。。。
たぶんそのままの方が漏れは少なかったはず。
今の自動車は例ええば「間違った溶剤」を使ったところで大惨事
は案外無いんですよね。
古い車の時代には「無かった溶剤」とかもあって、それが
功を奏すこともありますが、「全然合わない」ってこともあります
2個必要なコルクガスケット。。。数百円ですよ。
換えてくれよ。。。。と思いますね。
オイルパンのオイル漏れ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b0/32b5e534e797d155ebe7d5342ac3107c.jpg)
ここは「本来は油紙」みたいのでしたが、いつのまにやら
「紙製」が主流に。(ここもシリコン製あります)
この部分は「非常に漏れます?滲みます」
本当はメーカーも「1000キロ乗ったら増し締めしてください。その後
3000キロほどでもう一度増し締め、再度漏れてきたら
オイル交換の時期です」って言ってるんですよ。
なので「漏れるの前提」なんですよね。
ちなみに、塗る必要も無いですが、ここにも「水飴みたいなシール材」
使えます。「シリコン系」は使っちゃダメです。
「シリコン製のガスケット」が販売されてますが、取り付けや締め付けを間違え
安く、素人の方には店長は勧めません。。。。
自分で「漏れないシリコンガスケットに交換!」ってやる人もいますが
正直、みんな「漏れてます」(笑。
無難に「コルク製・ペーパー製」が良いですよ(笑。
まあ、自分でも出来る「オイル漏れ修理」はこれだけです。
あとはエンジン下さないと出来ないので。
サンデーメカニックでは、厳しいですよ。