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文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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立憲民主に一票を託すのは日本の未来を危うくする…選挙戦では政策論の余りの欠落に驚く

2024年10月24日 08時59分08秒 | 全般
以下は本日発売された週刊新潮の掉尾を飾る櫻井よしこさんの連載コラムからである。
本論文も彼女が最澄が定義した国宝、至上の国宝であることを証明している。日本国民のみならず世界中の人たちが必読。
特に、総選挙を目前にしている日本国民全員が必読である。

野田立憲民主は最悪の選択だ
今週末、いよいよ総選挙だ。
自公で衆議院の過半数233議席に届かず、立憲民主党が議席を増やすと予想されている。
石破茂総裁が支持率を下げ、大幅な議席減に直面するのは或る意味自業自得だろう。
なんといっても氏の政策の多くはリベラル色が強く自民党らしくないからだ。
 とはいえ野田佳彦氏率いる立憲民主の躍進を許してよいのか。
立憲民主は日本共産党と最も近い政党だ。
野田氏の後ろ盾は共産党との連携も辞さない小沢一郎氏である。
立憲民主に一票を託すのは日本の未来を危うくすると、私は確信している。 選挙戦では政策論の余りの欠落に驚く。
野田氏はひたすら「裏金」問題に特化して自民党と不記載議員を批判するが、検察と自民党自身による再三の処分を経た同問題より、はるかに重要な政策課題があるだろう。 
野田氏の訴える政権交代が万が一、起きた場合、日本の未来は真っ暗だ。
野田氏の後ろ盾の小沢氏と共産党が強い影響力を行使して、日本は世界の自由陣営とは方向違いの道筋に踏み込むのではないか。 
国民生活を支え、日本の国力の土台を成す経済については、財務省がこれまで以上に強い力で野田政権の経済財政政策を主導するだろう。
その先にどんな日本経済が生まれるかは、財務省に主導されていた12年前の民主党政権を思い出せばよい。 

民主党政権は鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦の三氏が各々約1年ずつ政権を担当した末に、2012年12月に終わった。
12年も前のことなので、若い人たちは忘れてしまったか、そもそも知らないかもしれないが、民主党政権の3年3か月は日本にとっての悪夢だった。
当時のわが国が経済、外交、安全保障、およそ全ての面でいかに惨めだったかを、民主党を引きつぐ立憲民主党が勢力を伸ばし、政権奪取を窺おうとする今こそ思い出さなければならない。

この稿続く。



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