文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

再発信!労働基準局も労働組合も労働者もなぜ「円安を!」の声を上げないのか、いつも不思議に思っている。

2024年08月29日 16時17分17秒 | 全般
2012/9/6
先ずは、藤巻健史 ふじまき・たけし 1950年、東京都生まれ。
モルガン銀行東京支店長などを経て、現在は投資助言会社「フジマキ・ジャパン」の代表を務める。
著書に世界経済「大動乱」を生きのびよ』(朝日新聞出版)など。
ブログは、http://www.fujimaki-japan.com/takeshi/の連載コラムから、彼が今まで書いて来た中でも一番の名言を、ご紹介する。
9/14号、週刊朝日から。 
文中黒字化は私。
…前文・全文略。
方法は円を安くすることである。
最低賃金を上げても円の価値を下げれば、日本人労働者は海外労働者に太刀打ちできる。
日本人労働者の最低月給が10万円だとしよう。
1ドル=80円なら月給1千ドルの外国人は8万円で雇える。
日本人経営者にとって、日本人労働者を雇うほうが外国人労働者よりも高くつく。
空洞化が起こり日本人は職を失う。
しかし1ドル=160円の円安になれば、月給1千ドルの外国人を雇うには16万円必要となる。
日本人の最低月給を12万円に上げても、仕事は海外に行かないのだ。
労働基準局も労働組合も労働者もなぜ「円安を!」の声を上げないのか、いつも不思議に思っている。
人の首を切る代わりに円の価値を切れ!


2024/8/26 in Onomichi

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