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文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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国内生産の維持正念場 トヨタ300万台 日産100万台…日経3面から。

2011年08月01日 20時49分36秒 | 日記
一段の効率化欠かせず  黒字化と拡大は芥川。

日本の自動車メーカーは、トヨタ自動車のカンバン方式のように、事業運営や生産工程の効率化を徹底し、価格競争力を武器に世界市場でシェアを伸ばしてきた。ただ世界の自動車市場を見渡すと、現代自動車など韓国勢が猛追。
円高や貿易自由化の遅れといったハンディキャップを抱える国内生産から抜け出す臨界点はそう遠くない。
 
トヨタの豊田章男社長は 「国内生産300万台を維持する」と語る。日本を代表する企業として、雇用を守る姿勢を示す。宮城県に小型乗用車向けエンジンの新工場を建て、数年後には年30万基程度を部品から一貫生産できる体制を築く。
 
日産自動車も、中国生産を倍増させ新興国で稼ぐ戦略を描くが、今後も100万台の生産規模は保つ方針。「自動車大手は主力産業の責任感として、雇用など国内への意識が強い」(第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミスト)という。
 
ただ永遠に歯を食いしばれるわけではない。自動甫用クラッチ大手のエクセデイは、自動車用変速機部品の生産でメキシコに進川し、上海子会社の生産能力を増強する。完成車メーカーの海外生産の拡大に合わせ、新興国需要などの取り込みに懸命だ。
 
生き残りをかけたさらなる効率化と、主力産業としての国内生産をどう両立させるか。


自動車メーカーだけで解決できる問題ではなさそうだ。      ヽ

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