文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

この男を徹底的に批判する事こそ首相の役割である事に岸田は全く気が着いていなかった。だから競り負けたのである。

2021年10月26日 08時07分31秒 | 全般

以下は全くラフの原稿である。
静岡県の参院補選で自民党候補が負けた(と言っても僅差で競り負けたのだが)ニュースには、少なからずゾッとした。
何故なら、愈々、リニア新幹線の着工を阻止し、JRから関連の技術を盗んだ中国に、世界最初にリニア新幹線を開業させた国であるとの地位を与え、世界から中国が建設を請け負うとする目論見に加担しているだけではなく、中国の為に「役に立って来た馬鹿」の筆頭である川勝を静岡県民が勝たせたに等しいからである。

だが、本欄は、そんな愚劣な事を許さないし、上記の結果に、いつまでもゾッとしたりはしない。
岸田首相が二度も静岡県に応援演説に入ったにも拘わらず負けた理由が明瞭に見えるからである。
岸田首相の「聞く耳を持つ」というキャッチフレーズが齎した必然の敗戦なのである。
野村監督が言った名言「負けに不思議の負けなし」を首相は実践しただけの事。

聞く耳を持つ、等と言う、或る面では当たり前の事を、敢えて言い出した理由こそが最大の敗戦の理由であると言っても良い。
朝日新聞が安倍前首相憎しで捏造報道し、中国と朝鮮半島の「役に立って来た馬鹿」が唱和して、今なお攻撃している愚劣に対して、
かつて、優柔不断であることが致命的な欠点だった岸田首相は、かつての欠点で、これに応じた。
つまり、その時点で彼らの罠に嵌っていた事に、岸田首相が全く気付いていないからなのである。

私なら、どのような演説をするかについては、後述するが。
川勝は、自民党政府を、つまりは、日本国を徹底的に批判し、否、批判どころか嘲笑して、立憲民主党、共産党等の野党候補を全面支援したのである。
この男を徹底的に批判する事こそ、首相の役割である事に、岸田は全く気が着いていなかった。
だから競り負けたのである。
もし、岸田が日本国首相として、静岡県民に、「この選挙は、日本国を支持するのか、中国を支持するのか、を、皆さんに問う選挙です!」と演説していたならば、僅差の負けの反対で圧勝していたはずである。
しかも、その事こそが真実だったのだから。

岸田よ。
一刻も早く、「聞く耳を持つ」という言葉は、彼らの罠に嵌った偽善である事に気が着くべし。

日本国の首相なのだから、それぐらいの明晰は持て!





 

 

 


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