文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

中国や朝鮮半島の「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」による反日プロパガンダのような行状をするわけはないのである。

2019年07月04日 15時53分08秒 | 日記

鈴木史郎さんのインタビュー特集こそが真実であり、朝日新聞などやNHKなどは愚かさの極みと言っても全く過言ではないことを証明している日常に、読者も遭遇しているはずである。

今どきのスポーツクラブに平日の昼に行かれたことのある人は、殆どがお爺ちゃんやお祖母ちゃんたちで一杯である事を経験している。

そこで、一度や二度は、私と同様の経験をしているでしょう。

浴室を出て洗面台があるとしよう。

そこで自分が使用した後の洗面台や椅子などを綺麗に拭いているのは、全員が、戦争世代のおじいちゃんたちである。

或いは、まだ濡れている箇所のある体で、ベンチに座ったりすると、「それはダメ…」と言って来るのも全員がお爺ちゃんたちである。

当初は、内心、ムッとしたりもしたが。

戦後生まれで、戦後の教育を受けた人間は、私を含めて、誰一人、そのような事をする者はいない。

つまり、あのような規律正しさを、徹底的に教えこまれた人間達が、中国や朝鮮半島の「底知れぬ悪」と「まことしやかな嘘」による反日プロパガンダのような行状をするわけはないのである。

戦後の教育をうけた者達が、連日のように、子供を虐待死させたり、卑劣な犯罪を冒したりしているのとは正反対なのである。

以下は前章の続きである。

ご長寿との楽しい出会い 

「からくりTV」の「ご長寿クイズ」は私か定年前から続けている私にとって大切なお仕事です。

これまでに388回放送され、一回あたり50人のご長寿の方にお集まりいただき、3回の予選を経てお爺ちゃんだけで1万2000人の方と出会いました。 

この番組でディレクターが期待していたのは、お年を召した方の天然なぼけ方やずれ方を出しながら、何ともいえない、視聴者を柔らかくくすぐるような笑いでした。

でも番組が企画段階で初めて話があった時、私は猛反対しました。 

お年を召した方を笑いものにするような番組、とんでもないと思ったんです。

それでディレクターに「勘弁してください」と申しあげました。

でもディレクターは諦めずに「でも史朗さん、ともかく1、2回だけ付き合ってやっていただけませんか?それでもし嫌だったら言ってください」と食い下がって来られたので、渋々引き受けました。 

しかし、実際にやり始めたら、考えが変わりました。

「珍回答」「迷回答」を連発してくださる、好好爺のような様子のご長寿の皆さんがとても屈託ない表情で明るく楽しそうにはじけていたからです。 

私は古典的なアナウンサーの教育を受けましたから、おじいちゃんたちを笑いものにすることなどあってはいけない、と思って番組に臨んでいます。

本番中も私は笑ってはいけない、失礼だからと思ってぐっとこらえる場面が何度もあります。 

そういう雰囲気を保ちつつ、どんな「珍回答」にも何があろうと顔色をできるだけ変えずにクイズ最優先で番組進行していくのですが、そこに間髪入れずに別の「珍回答」が次々見舞う。

そのギャップが視聴者には鮮烈な笑いとなったのでしょう。

それに、あの番組は特にご長寿の方々に好評でした。

さらに番組に出てそれまでの車いす生活から自分の足で歩き始めた、とか痴呆が進んでいたのに改善した―といった話を聞いているうちに私の気持ちはすっかり変わってしまいました。 

大変な時代、歯を食いしばって生きてこられて、老いても子供や孫に迷惑をかけたくない、と思いながらつつましく生きているご長寿の皆さんにとっては普段、あのような特殊な楽しさを味わう瞬間はあまりないでしょう。

自分にテレビカメラが3台も向けられアップで取り上げる、自分が思う存分発散できる。そういう機会をテレビがつくってくれた。

自分の住所や名前が大きく記されたたすきを掛けて席に座ると、そこにはもの凄い照明が当たっています。

それだけでも日常ではあり得ない光景です。

そこにアナウンサーの私がどんと座って司会すると、完全に独特な状態になって、かちんかちんになるから、それであのような答えが次々と出てくるのだと思っています。

ただ、皆さん、あがってはいますが心底楽しんでいらっしゃるのです。

この稿続く。


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