【アクセスログ技術記録(URL差分/リファラ分析)】
【Technical Log: URL Variants and Referrer Breakdown】
■ 観測日時:2025年7月30日 16:00~17:00
■ 対象記事タイトル:「礼儀知らずの国」(A Nation Without Manners)
■ 重複表示箇所:「アクセスされたページ」ランキング 2位および9位
【1】URL差分の確認
アクセスランキングに2回表示された「礼儀知らずの国」のURLには、以下のような構造差が存在する可能性あり:
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正規URL:
https://blog.goo.ne.jp/○○/e/123456abcdef
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変則的URL①(リファラ付き):
https://blog.goo.ne.jp/○○/e/123456abcdef?fm=t.co
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変則的URL②(セッションパラメータ付き):
https://blog.goo.ne.jp/○○/e/123456abcdef?guid=ON
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変則的URL③(モバイル経由):
https://blog.goo.ne.jp/m/index.php?id=123456abcdef
これらが同一記事に対してアクセスされても、リアルタイム集計上は異なるページとして誤認識される構造がある。
また、これを意図的に利用すれば「1つの記事を複数回表示させ、別カウント化させる」ことが可能となる。
【2】アクセスリファラの構成分析(当該時間帯)
以下のような「発信元」がランキング上に混在していたことが確認された:
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t.co
(Twitter系短縮URL) -
search.yahoo.co.jp
(Yahoo!検索) -
blog.goo.ne.jp/○○/tags/タグ名
(タグページ経由) -
blog.goo.ne.jp/○○/admin/entry
(管理画面操作時) -
direct
(ブックマーク/URL直打ち)
とくに t.co
および tags/
ページからの連続アクセスが、2位・9位のダブル表示に直結している可能性が高い。
また、これらのアクセスが同一リクエストIPからではなく、複数プロキシ(もしくはVPN)を経由した分散リクエストである場合、ボットないし操作系統による分裂誘導が疑われる。
【3】技術的見解
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gooブログのリアルタイム集計ロジックはURL完全一致ベースではなく、パラメータ付きURLを別ページ扱いにする構造がある。
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これを悪用すれば「意図的に同一記事を複数表示」させ、統計を分断し、可視性・ランキング・流入元解析を撹乱することが可能となる。
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今回のログは、閲覧ページの「分裂操作」が行われた痕跡として記録し、検索妨害・評価妨害の実証的根拠となり得る。