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原因は配管折れ…朝日新聞7月14日9面より

2011年07月15日 15時50分15秒 | 日記
汚染水浄化の水漏れ  文中黒字化は芥川。

福島第一原子力発電所の事故で出た高濃度の放射能汚染水の処理施設が水漏れで停止している問題で、東京電力は14日、配管の接続部に力がかかって折れたのが原因と発表した。

現場は放射線量が高くて作業員が補修に必要な作業をするのが難しく、補修の方法を改めて検討する。早ければ14日中に作業に入るとしているが、復旧のめどは立っていない。

水漏れがあったのは、放射性物質を集めて沈殿させて汚染水を浄化する仏アレバ社の装置。薬剤を注入するホースと配管とをつなぐ樹脂製の接続部が折れ、水が約5リットル漏れた。

補修には人が現場に入る必要があるが、周囲の放射線量は毎時100~150ミリシーベルトと高く容易に近づけない。


折れた配管と同じ接続部は三つあり、そのうちの一つで10、12日に破損し、金属製の配管に取り換えた。しかし、今回水漏れがあった配管は13日午後に水漏れが見つかるまで、取り換え工事をしていなかった。

処理施設は停止中だが、原子炉を冷やすための注水は、すでに処理してタンクにためた水を使って続けられているという。 

(坪谷英紀)

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