文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

私は、今朝の社説を書いた朝日新聞論説員に問いたい。

2011年05月21日 09時37分47秒 | 日記

私は、今朝の社説を書いた論説員に問いたい。
朝日は、何かが起きたら、それはもうどうでもいい。と言う様なことを、一面の大スクープ記事にするような新聞なのか。
貴方がたの宣伝機関の様にして、物事を報道するテレビ朝日のニュース・ステーションに、昨夜、ジェラルド・カーチス教授が出ていた。
私は、教授に対して、尊敬はしても、その他の感情は持たないものだが、そもそも、日本の政治制度は、アメリカの大統領制とは全く違うのである。
現首相が暫定首相だっただけではなく、選挙惨敗首相=政治家としては、その時点で失格=でも、朝日を筆頭とした各社論説員たちの見事なチームワークで、何もかもが、この人間と正反対の人間…3月11日に、彼こそ首相で居るべきだった人間を、徹底的に悪役に仕立て上げ、…推定無罪の人間を有罪扱いしてくれたから、首相としての首が繋がった人間は、米国の様な大統領選挙で選ばれた人間では無い。
今に成って、やっと、原発について、ベントが遅れていなかったならば、水素爆発は防げたはずだ、と、原子力学者が声を上げ出した。
私が、何度も指摘している様に、ベントとは、放射能を、外部に放出することなのである。
一国の首相、総理大臣が、俺が行く、或いは、「俺は原子力には詳しいんだ、俺が行って見てから、決める」とでも言ったのか。
いずれにしろ、国のトップが来る前に、或いは、来ている最中に、放射能をまき散らす作業を為す国は無いだろう。
それは5番街のまん前に、ウォールストリートのまん前に、フットボールスタジアムや、野球場を作る馬鹿はいない、のと、同じことだ。
3月11日、東電の意思決定者二人の内、会長は、新聞界OB等も引き連れて、中国を訪問していた。
社長は、関西出張中で、何とか名古屋小牧空港まで、その日の内に、辿り着き、自社の契約ヘリが夜間飛行には対処できていなかったから、防衛省に頼み込んで、搭乗して東京に向かっていた時に、防衛大臣は「一民間企業の社長の分際で…」として、小牧空港に引き返させた。
週刊アエラに依る完璧なスクープ記事の章を参照してください。

このような状況の時に、その性格、まるで中小企業の親父、何でも自分でやらないと気が済まないという、信じ難い低能。
その様な夜郎自大は、ありとあらゆる階層に掃いて捨てるほど居る訳だが、首相、総理大臣の資質としては、言語同断だろう。
ましてや、米国と屹立する世界の大国、日本のトップを務めるべき資質では無い。

故に、日本中に、今、充満している気持ち…実質は8割以上の国民が、この人間は退場して欲しい。
貴方が、これ以上、災厄を捲き散らかしている場合か!

一刻も早く、自ら身を引くべしと思っている事に対して、ジェラルド教授よ、小学生の様な論評を下すのは、全くのお門違いである。
そして、それに便乗したかのような、朝日論説員の今朝の社説は、なんという罪深い物である事か。
私は、こう言う朝日なら、読む必要はない、定期購読なぞする必要がないと断言する。

国のトップとして対策本部に居て、獅子奮迅の働き、指示をしていなければならない人間が、3月11日の朝に、朝日新聞1面に掲載された彼についての大スキャンダルスクープ記事。
あの時の状況では、彼は、これでジ・エンドだった訳だ。

これを打ち破る絶好の機会として、翌朝に、貴重なヘリコプターを使い、おまけにテレビカメラクルーまで乗せて。
あろうことか福島原発に視察に向かった。
この事のおかしさを即座に指摘し書いたのは、1.2億人で私ただ一人だったのか。
シンパシーを不実に使うことは、そもそも巷の悪党どもと何ら変わらない論理だ。


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