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現政権「刷新されるべき」 ゴルバチョフ元ソ連大統領…日経新聞8月18日7面より

2011年08月18日 15時24分47秒 | 日記
プーチン氏の出馬けん制

ソ連崩壊の引き金となった1991年8月の保守派クーデター未遂事件の20周年を前に、ゴルバチョフ元ソ連大統領(80)は17日、モスクワで記者会見した。

メドページェフ大統領とプーチン首相(前大統領)が率いるロシアの現政治体制に関して「政権は必ず刷新されるべきだ」と指摘し、来年の大統領選にプーチン氏の出馬観測が出ていることを暗にけん制した。

ゴルバチョフ氏はプーチン氏の権威主義的な政治手法を批判した上で「大統領を1期でやめていれば歴史に(名を)残せたはずだ」とも語った。

一方、クーデター計画については「当然(事前に)知っていた」と述べ可能性を察知していたことを明らかにした。
保守派クーデターは91年8月20日に予定された新たな連邦条約調印の阻止が狙いだったとされ、大統領が可能性を認識していたかどうかが専門家の間で議論になっていた。

(モスクワ=石川陽平)

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