中国は2013年の時点で「ショート・シャープ・ウォー」(短期激烈戦争)という名の、尖閣・沖縄などを不法占拠する軍事侵攻計画、と題して2018-03-13に発信した章を再発信する。
以下は前章の続きである。
半島有事と尖閣危機は連動する
二つ目は、日本問題だ。
「日本が自力で在韓邦人の退避をできない」という問題だけでなく、半島有事の際に、中国共産党政府が尖閣諸島(沖縄県石垣市)を火事場泥棒のように不法占拠する恐れがあるのだ。
トランプ政権には、半島有事と尖閣危機が連動すると考える専門家が少なくない。
中国は2013年の時点で「ショート・シャープ・ウォー」(短期激烈戦争)という名の、尖閣・沖縄などを不法占拠する軍事侵攻計画をつくった。
海上民兵という漁民の格好をした非正規兵を送り込み、占拠するシナリオだ。
中国の浙江省には、この海上民兵大隊の基地があり、兵員6000人といわれている。
この海上民兵部隊とは別に、台湾侵攻を想定した海兵隊も強化されている。
この侵攻シナリオのことは、米国国防総省が2014年6月に公表した『中国の軍事力に関する年次報告書2014』にも明記されている。
現在、尖閣諸島を含めた沖縄では、中国軍機に対する自衛隊機のスクランブル発進が続いている。
毎日のようにスクランブル発進があるというのは、国際的には凖戦闘状態を意味する。
日本と中国が凖戦闘状態にあるというのが米軍側の見方だ。
この稿続く。
*中国は侵略しようとする相手国に対して、先ず、友好ムードを醸し出して来る事は、対インドとの国境紛争等で証明されている事実であることを思えば、今、中国が日本と友好を図っているかのような動きを見せているのを、一帯一路構想が、実はうまくいかない事や、経済的な不安があるからという側面だけで判断するのは、極めて危険だと言う事を江崎氏の本物の論文は明らかにしているのである。
中国の今の日中友好ムードは、尖閣上陸決行のためのものであると考えておくのが、真の、国際政治・国際情勢の認識だろう*
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