以下は、アジアの「慰安婦を追跡する」と題して、米国人ジャーナリストのマイケル・ヨンさんが、3段組で、10ページに渡る、貴重な論文を書いている。PHP研究所が発行している月刊誌Voice12月号(700円)からの続きである。
本件の調査で訪れた8ケ国目がマレーシアだ。
1941年、真珠湾攻撃の数時間前に、日本軍はマレーシアのコタバルヘ侵攻した。
敵は英国、英領インド、オーストラリア、そして地元の抵抗勢力だった。
コタバルこそ太平洋戦争で初の大規模戦闘だった。
大英帝国の権勢は絶頂に達していた。
世界史上最強の帝国である。
日本には大英帝国、オランダ、米国、その他に対してすべて同時に戦端を開く大胆さがあった。
すぐさま日本軍はペナンの街路を闊歩した。
そしてシンガポールが続く。
あれから長い年月が過ぎた歴史となり、日本により英国がシンガポールを失った意味がさらに明瞭に見える。
米国流の解釈をすれば、シンガポールを失うのは米国のほぼ全軍が戦死または拘束されたうえでハワイを失うようなものだ。
この心理的損失は甚大だった。
この衝撃的な日本の勝利は短命ではあったが、その後のアジア全体の独立に大きな道を開いた。
この70年後に、われわれのチームは日本が20万から40万人の「性奴隷」を拉致し、ペナンのような場所に送り込んだという告発の真偽を確かめるためにペナン入りした。
韓国人と中国人による反日物語によると、貞節な地元の女の子たちが悪辣な日本軍の侵入によって連行され、海外の「強姦所」で無理やり働かされたという。
これは韓国人と中国人にとっては決して突飛な空想ではない。
2015年に、韓国人と中国人は性労働者の人身売買関与を継続しているのである。
まさに今年、大規模な売春婦密輸入網がカナダで捕縛された。予想どおりというべきか、逮捕された容疑者は韓国人と中国人であった。
売春婦人身売買は韓国と中国の伝統事業である。