取材は、8月29日。上村被告は昨年5月、村木元局長の逮捕に先立って逮捕された時の心境について、「正直ほっとした。いつか、自分一人でやったことがばれるのではないかと恐怖を感じていたから」と振り返った。その後に元局長の関与を認めたとされる理由については、「検事からしつこく『指示されただろう』と言われ、違うと伝えても無視されて、検察が作ったストーリーから逃げられないと思った」と説明した。
上村被告は、「村木さんの指示を認めた時、取調室で思わず『ちくしょう』とつぶやいた。涙がズボンや手に何滴も落ちた」と明かし、「私は検察ストーリーのパズルのピースになり、パズルを完成させてしまった。村木さんを巻き込み、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と語った。
これは9月5日の朝日新聞一面に「検察の筋書き、『そうかも』と思う怖さ」
と題して掲載された 村木元局長 心境語る 郵便不正10日判決 の、社会面記載部分の抜粋です。
この酷い事件…週刊朝日2009年4月10日号特集に繋がっている文脈の中で、無辜の市民が被った受難は…現代でも…今でもキリシタン弾圧の様な事が起きている事…或いは米国ですら在ったマッカシーの赤狩りの様な事は起きているのだと言う事を証明している訳です。
60数年前までの私たちの国の歴史とは、そういう事のオンパレードだった訳ですから、米国の赤狩りを例として上げるのは…戦後の米国に於いてすら…その様な事が在ったのだからと言う意味だけですが。
村木さんの件を数度に渡り、詳細に…ジャーナリズムとしての正しい姿勢で…取り上げ続けたのは、週刊朝日一誌だけだったからです。
上村被告は、「村木さんの指示を認めた時、取調室で思わず『ちくしょう』とつぶやいた。涙がズボンや手に何滴も落ちた」と明かし、「私は検察ストーリーのパズルのピースになり、パズルを完成させてしまった。村木さんを巻き込み、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と語った。
これは9月5日の朝日新聞一面に「検察の筋書き、『そうかも』と思う怖さ」
と題して掲載された 村木元局長 心境語る 郵便不正10日判決 の、社会面記載部分の抜粋です。
この酷い事件…週刊朝日2009年4月10日号特集に繋がっている文脈の中で、無辜の市民が被った受難は…現代でも…今でもキリシタン弾圧の様な事が起きている事…或いは米国ですら在ったマッカシーの赤狩りの様な事は起きているのだと言う事を証明している訳です。
60数年前までの私たちの国の歴史とは、そういう事のオンパレードだった訳ですから、米国の赤狩りを例として上げるのは…戦後の米国に於いてすら…その様な事が在ったのだからと言う意味だけですが。
村木さんの件を数度に渡り、詳細に…ジャーナリズムとしての正しい姿勢で…取り上げ続けたのは、週刊朝日一誌だけだったからです。