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文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

さて、

2010年09月09日 11時10分08秒 | 未分類
大江…加藤周一さんは、社会や国家の現状についても、同じく明快。日本は国際政治の場でいつも先見の明がなかった、と示す。戦後60年、戦争に敗れてアメリカの占領があった。ところが、それ以後も全面的にアメリカに頼ってきたのが日本の現状、というのが彼の認識。僕も賛成です。
 日本はいちばん大きな外交問題である日中関係を、戦後30年近く、解
決することができませんでした。日本と中国の外交関係を樹立するという、重要問題に手をつけなかった。
ところが、アメリカのニクソンとキッシンジャーが、中国と国交を開く決定をし、接近した。日本には予見できなかった国交回復が一挙に行われる。遅れると日本にとって非常に困る。田中角栄は、米中接近が目の前に現れて、猛烈な居合抜きの手法で問題を解決して、毛沢東と国交を結んだのです。日本人は国際的な変化が起きると対応する速度はきわめて速い。それが日本のやり方だと加藤さんは注で書かれています。

ところが、アメリカのニクソンとキッシンジャーが、中国と国交を開く決定をし、接近した。日本には予見できなかった国交回復が一挙に行われる。遅れると日本にとって非常に困る。田中角栄は、米中接近が目の前に現れて、猛烈な居合抜きの手法で問題を解決して、毛沢東と国交を結んだのです。

今、日本の政治家の中で、この猛烈な居合抜きの手法で、国難に対して問題解決が出来る政治家は、小沢一郎しかいないと僕は思う…奇しくも彼は田中角栄に政治を学んだのです…田中角栄が金権と言う一言で括られる政治家ではなかった事は言うまでも無い事です。学歴の壁を本当の意味で打破したのも彼が最初でしょう。

だから僕は、今は、躊躇いも無く小沢一郎に首相に成ってほしいと思う。

管さん、貴方は「つくづく小沢一郎は識見の高い政治家だ」と記者会見の後に言った…その事へ対抗するために…選挙で争っているのだから、それは選挙戦術としては当然でしょうが…僕には気になったのです。

「1人では何もできない…」そうでしょうか?昨日、僕が書いたように、国際会議等の場で、意見を求められるのも1人に対してです…国に対して意見を求める等と言う事は誰にも出来ないのは無論。

その1人が、常に、本当に、己の事では無く日本の事を考えていなければ、
竹中平蔵氏の様に…本人は意図していなかったでしょうが…日本が嘲笑される事にしかならないのです。

エリート層に居る者は、それなりに頭が良いのは当然の事…基本条件で論外の事です…政治に、或いは他国と相対する者…観光客に至るまで…に必要なものは、自分の国を思う心、本当に自分の国を愛する心です。

その土性骨の有無について、管さん、多分、貴方が全く知らないキーワードを言えば、「焼け野原」と「民主主義」です。

これを付け焼刃として、単なる知識として持っている者と、心の底から持っている者の違いなのだと僕は指摘します。

今のTV等に、真の民主主義は無いと、僕は、何度も言及して来ました。



続いて。

2010年09月09日 10時31分22秒 | 未分類
大江…加藤周一さんも若いときから日本の文化、世界の文化の問題を明快に定義した人です。彼の話がおもしろいのは、大きい範囲で考えながら、細かな言葉をぜんぶ自分で定義して使っているからです。彼の残した『日本文学史序説』(ちくま学芸文庫)と『日本文化における時間と空間』(岩波書店)は、日本の文学と文化はどういうものかを、明確に定義しています。加藤さんは自分の意見をすべて本で述べて、亡くなられました。亡くなられてから、僕は丹念に毎日読んできました。とくに若い人に読んでほしいと思います。
 簡単にいうと、『日本文化における時間と空間』には、日本人は「今」という時間の自分がいる場所のことしか考えない。「今、ここ」のことだけを長い歴史でずっと考えてきた国民だ、と僕たちに納得させるように書かれています。


ここでは…日本人は「今」という時間の自分がいる場所のことしか考えない。「今、ここ」のことだけを長い歴史でずっと考えてきた国民だ、という加藤周一大人の指摘を提示します。



おはようございます。

2010年09月09日 10時18分31秒 | 未分類
今日は、日本が生んだ宝物二人…内1人は先般亡くなりましたが(不束ながら御冥福を祈ります。天国でお会いした時に、あなたは大江、高橋だけとして、僕を入れてなかったよね、と一言いわれるでしょう)…の2009年、5/15週刊朝日誌上での貴重な対談の中から書き出して行きます。

大江…僕は太平洋戦争で若い日本人の天才がたくさん死んだと思う。ちょうど大学を終えた年齢で、戦争で死なずにすんだ2人が、すごい勉強を一生続けられた。大野晋さん、加藤周一さん、同じ年に生まれて、同じ年に亡くなられた。
 すぐれた知識人と僕が見なす人は、使われる言葉のいちいちに、こまかくその人のお仕事や人間らしさが表れている。しかも、そこに厳密さとユーモアが共にあきらかです。大野さんの教室にいた人、加藤さんの外国の教室にいた人、たいていそこで学んだことが血肉になっています。
ウイットも。
 このウイットというのは、本人の話を聞かないとなかなか伝わらないんだけれども、注意深く読めばね、両先生とも、お書きになった本に、隠し味のようにまぶしてあります。
 たとえばね、大野さんの「神」というひとつの言葉を国語学的にあきらかにする本。これは丸山具男さんの本とも加藤さんの本とも、日本人の神の特殊さを教えてくださる点、共通しています。
 その上で、次のような言い方などウイットにみちている。日本人は自然に対して優しいという人がいるが、日本人が自然に優しいのではなく、日本の自然が人間に優しいのだ、といわれる。そういうギャグ的な表現と、国語学の厳密な分析の日本人論が調和してるんです。

この章は…僕は太平洋戦争で若い日本人の天才がたくさん死んだと思う。

の一行を指し示してコーヒーブレイクに入ります。

大江の対談の相手は井上ひさしです。



眠る前に。

2010年09月09日 01時41分56秒 | 未分類
竹中平蔵の様なちょっと頭が良かった位の人間じゃ世界をうならせる事は出来ない・・・マイナスをもたらす事はあっても。

僕の様に言っていたならば満場から拍手喝さいだったはず。

明日、大江健三郎と井上ひさしの対談から、皆さんの知らない事を引用して…それは加藤周一大人が言った事ですが…明瞭に、今、誰が首相に成るべきかを言います。


ジョン・レノン。

2010年09月09日 01時02分14秒 | 未分類
I-tunesで、彼が亡くなった後に発売されたアルバムを初めてみて、数曲を買った。
デモテープとして残されていたものだが…それでも本当に良い。

ジョン・レノンはサルトルより偉い…若い時から僕はそう言って来た…サルトルは知識人層しか読まないが、ジョン・レノンは世界中の人間の心に届いたからだ。

あの日、僕は本当にショックを受けたが、一つ、象徴的な変化が起きた。
それまで小さい時から歯医者が嫌だったのが嫌でなく成った。

ジョン・レノンですら、いなくなる人生だ。怖がるもの、嫌がるものなど何もない、と。僕は、あの日を境に、そう思った。

今、流れているのは♪You are here♪のデモテープ盤。
御存じの様に小野洋子との出会いを歌った素晴らしい曲です。

東洋と西洋の出会い…。

僕は、これと♪Grow old along with you♪を、こよなく愛してる。

貴方には、ずっと一緒に生きていて欲しかった。
僕は貴方と一緒に生きて来たと言っても過言ではないのだから。
僕は生き続けて来た 貴方と一緒に生きて来た 

ジョン・レノンよ。
世界は貴方の魂を受け継いで 素晴らしい響きを
貴方の代わりに 僕に届けてくれている。
僕はいつも貴方と 彼らと共に生きている

僕は、後40年、書き続けるぞ。貴方が 僕が 彼らが指し示す知性のために。



今日の整理。

2010年09月09日 00時13分57秒 | 未分類
竹中氏は先日、世界の大臣経験者や著名な学者などが参加した、ジュネーブでの国際シンポジウムに出席した。そこで、出席者の一人が「小沢一郎、民主党代表選に出馬」というヨーロッパの新聞を示して、竹中氏に「これは一体どういうことなのか」と問うたという。と言う

出席者の誰もが竹中氏に注目した。なぜこのような重大時に政権政党が代表選にエネルギーを費やしているのか、理解できなかったのであろう。竹中氏は、感情を交えずに説明した。しかし、それを聞いた出席者が
「どんなに間違っても、日本のようなあきれたまねはしないように気をつけよう」と言ったという。

この時に竹中は何故以下の様に言えなかったのか?…大事な事です。

ご存じの様に日本は世界有数の民主主義国家です。これは今の与党である民主党の規約。今、彼らは、日本の「失われた20年」を回復するのに相応しいのはどちらか…熾烈な争いをしています…アメリカの大統領選挙は長過ぎる、金が掛り過ぎるなんて言う者は居ないでしょう…いずれにしても日本は、これまでの20年に決別するでしょう…浮揚するのには後20年掛るかもしれないが、20年後にはGDP1,000兆円の国に成り、自由と知性を深め、最上の民主主義を完成し、今の比ではない位、世界に大いに貢献しますよ…楽しみにしていて下さい…。と

それと日本で最も優秀なジャーナリストの1人と言っても過言ではない上杉隆が伝えてくれた事…

日本テレビ系列の「太田光の私か総理大臣になったら…秘書田中。』に出演したときのことである。自民党の大村秀章衆院議員の言葉を合図に、筆者を除く出演者全員が、小沢氏の不動産購入の特異性について批判を繰り広げていた。
 その際、筆者は次のように反論した。「誰か、全議員の政治資金収支報告書を確認したんですか。小沢氏ひとりではないですよ。私か見ただけでも、政治資金による不動産購入は少なくとも4人は確認できている。ちゃんと調べてから発言した方がいいのではないですか」

その後、少なくとも37人の国会議員の不動産購入が明らかになっている。だが、不思議なことに、その途端、この問題へのメディアの追及は、途絶えている。結局、検察もメディアも、本質的な「政治とカネ」の問題など追及するつもりなどさらさらないのであろう。

単に既得権を壊そうとする小沢一郎という政治家に対し、検察と司法クラブという。官報複合体”が、国民世論へのスピン(情報操作)を繰り返しているようにしか見えない。

「小沢氏は悪いことをやっているにちがいない」
代表選挙告示後、ある著名政治評論家がテレビでそう言ってのけていた。
・・・・
わたしたちのTV{は、この20年間、こんな事を続けて来たのです。…それで世論…


今週号の週刊朝日も必見です。

2010年09月08日 17時48分22秒 | 未分類
あんまり最新号をアップするのは週刊朝日にも迷惑に成ってしまいますから、
是非、購入して読んで下さい。350円ですが、何倍もの値打ちが有る。


巻頭から読むべし記事がドーンと…菅原文太が聞く…小沢一郎…独占120分
永田町・仁義なき戦い と映画に引っかけてキャッチコピーにしていますが、

菅原文太は日本でも有数の進学校を出た極めて頭脳明晰な男ですから、
今、日本人が知りたい事を的確に伝えています。

「世論の正体」次期首相にふさわしいのはどっち?
本誌が巣鴨・新橋で聞いてみた…この記事は、しょうもないお笑い番組よりも…大笑いできる…どうぞ今日のストレスを本当の笑いで発散して下さい。


今頃、スペインに居るはずの若者よ。
1週間後には、これらの記事を…明日にでも昨年5月号の素晴らしい対談記事をアップして上げるから楽しみにしていてくれよ。



ジャーナリズム大賞が在るならば…。

2010年09月08日 15時37分47秒 | 未分類
僕は思うのだが、もしジャーナリズム大賞とでも呼ぶべきものがあったなら
文句なく2009年から2010年にかけての週刊朝日に上げるべきだと思う。

更に、週刊朝日は、既述したように不要な部分…プチブル的な本当に不要・無用の部分だ…週刊実話や週刊大衆にも販売部数で負けているのだから、今のままじゃ駄目な訳だし…この部分が読者を確保しているなんて思えない…多分、その逆だろう。

貴誌の記者にも外部の優秀なジャーナリストにも更に真実追求を続けて頂くのは無論だが、上記の不要・無用なプチブル部分に、世界中の優秀なフリーランサーに、世界の記事を書かせれば良いのではないだろうか?

人間や自然の森羅万象全ての領域に、世界には本物の優秀なフリーランサーが居るはずだから…彼らだって自分の記事が著名入りで、民主主義国家として実質的には世界第二の経済大国の、質の高い読者に読まれるとしたら…気合いも入るだろうと僕は思う。日本にニューズ・ウィークに匹敵する雑誌が誕生するためだったら、僕は連日、過去も含めた貴誌の素晴らしい記事をアップし続けて宣伝して上げるよ…

何故?…最高の週刊誌無くして本物の民主主義無し。だからだ…



田原や竹中への挽歌にはそこらの歌を、170年後の世界にはColdPlayの曲を贈る。

2010年09月08日 13時06分19秒 | 未分類
以下の記事は、この20年が何故あったか?ということの全てを教えてくれる。

同時に「文明のターンテーブル」の正しさも。

2010年9月17日号 週刊朝日 ギロン堂
日本の一大事に「権力闘争」に明け暮れる民主党

 民主党代表選が、菅直人首相、小沢一郎前幹事長の対決という形でスタートした。投票日の9月14日まで、マスメデイアは代表選の話題で盛り上がるであろう。だが、私たち国民には、少なからぬ違和感がある。8月30日、第9回中部経済サミットが名古屋で開かれた。そのなかで、出席者の一人だった竹中平蔵氏が、聞き流すことのできない発言をした。竹中氏は先日、世界の大臣経験者
や著名な学者などが参加した、ジュネーブでの国際シンポジウムに出席した。
そこで、出席者の一人が「小沢一郎、民主党代表選に出馬」とい
うヨーロッパの新聞を示して、竹中氏に「これは一体どういうことなの
か」と問うたという。83円台をつけた円高と9千円を割った株安にたまりかね、日銀は10兆円を市場に投入することを決めた。一時的に円は85円台、株価も9千円台に回復したが、1日しかもたずに円高、株安に逆戻りした。日本経済
は明らかに危機的状況にあり、民主党政府は円高、株安、そしてデフレ対策に全力を注ぐべきである。そんなときに、首相と前幹事長、そればかりか民主党の全議員が、なぜ党の代表選などにエネルギーと思考力のすべてを費やしているのか。質問者は、そのことを竹中氏に問いただしたのであった。
 出席者の誰もが竹中氏に注目した。なぜこのような重大時に政権政党が代表選にエネルギーを費やしているのか、理解できなかったのであろう。
 竹中氏は、感情を交えずに説明した。しかし、それを聞いた出席者が
 「どんなに間違っても、日本のようなあきれたまねはしないように気を
つけよう」と言ったという。
 先週号でも述べたが、私は、代表選は先延ばしすべきだと考えていた。
 1990年には世界第1位であった日本の国際競争力は今年、27位にまで落ち、00年には世界3位だった国民I人当たりの国内総生産(GDP)も08年には23位にまで落ちた。この20年間に、日本は落ちこぼれてしまったのだ。
 文科省の調査によれば、今春に大学を卒業した若者の就職率は60・8%で、前年度比で過去最大の下げ幅となった。企業の倒産は増加し、失業者も増え続けている。日本で、東京以外の地方はいずれも深刻な不況に陥っており、国民が願っているのは景気の回復だ。菅氏、小沢氏のいずれが代表(=首相)になるのか、といったことではない。
 菅首相や小沢氏、そして鳩山由紀夫前首相は、こうした危機意識は持っていないのだろうか。 菅首相は、日銀が懸命に打ち出した円高、株安対策がたった1日しかもたなかったことを、一体どう捉えているのか。次に、どのような対策を打とうとしているのだろうか。
 8月19日に、鳩山グループの研修会が軽井沢で行われて以来、私たち
国民は小沢・鳩山両氏が仕掛けた駆け引きに振り回されてきたという思いが強い。こんな重要な時期に、民主党内の権力闘争に付き合わされるのは真っ平である。
 菅・小沢両氏の討論を見ていても、あまりにも現実にとらわれすぎていて夢というものが持てない菅首相に対し、小沢氏は自分が首相になれば、財源はどのようにでもなるといケ魔術師のような夢をひけらかしている。民主党員やサポーターたちも、このような2人に代表を委ねてよいのか、と不安を強めているのではないか。



さて、
竹中氏は先日、世界の大臣経験者や著名な学者などが参加した、ジュネーブでの国際シンポジウムに出席した。そこで、出席者の一人が「小沢一郎、民主党代表選に出馬」というヨーロッパの新聞を示して、竹中氏に「これは一体どういうことなのか」と問うたという。と言う事について…

そもそも金融大乱をもたらした強欲・狡猾な20世紀資本主義の本山に所属する人間が、何を生意気に他国の政治スケジュールに口を出すか、と言う話ですが

…僕ならこう言う…ご存じの様に日本は世界有数の民主主義国家です。これは今の与党である民主党の規約。今、彼らは、日本の「失われた20年」を回復するのに相応しいのはどちらか…熾烈な争いをしています…アメリカの大統領選挙は長過ぎる、金が掛り過ぎるなんて言う者は居ないでしょう…いずれにしても日本は、これまでの20年に決別するでしょう…浮揚するのには後20年掛るかもしれないが、20年後にはGDP1,000兆円の国に成り、自由と知性を深め、最上の民主主義を完成し、今の比ではない位、世界に大いに貢献しますよ…楽しみにしていて下さい…。と

次に
竹中氏は、感情を交えずに説明した。しかし、それを聞いた出席者が
 「どんなに間違っても、日本のようなあきれたまねはしないように気を
つけよう」と言ったという。

竹中氏は日本のマスコミや、自分も含めたエリート層がいかに愚かしかったかをきちんと伝え、相手にこう言わせるべきだったろう。
「どんなに間違っても、日本のようなあきれたマスコミやTV番組を流し続けたりはしないように気をつけよう」と言ったという。と

田原さんよ、貴方はTV界にインサイダーとして居るから真実が見えていないのだろうが、次章を読んでくれ…爆笑問題の大田と言うのは芸人には珍しい読書家だと読んだ事があるから、マシなんだろうと感じていたが、TV界に居れば同じ阿呆になるんだと言う事も明瞭に分かった記事だ。

それに貴方が「朝まで生TV」で勇名を馳せた、この20年が、正に日本の「失われた20年」だったじゃないか。
貴方はTVメディアには芸能事務所等に対するタブーしかない、何でも言えるなんて言っているけど…それは「朝まで生TV」だけの事で、実態は違う事は誰でも知ってると僕は思う。

民主主義にあるまじき様々なタブーがTV界全体には在る…だから今の「あきれかえる」TVに成っている事は、貴方の様にTV界で飯を食っている訳ではない国民は知っているよ。

昨夜、貴方と竹中平蔵のやり取りで全てが分かった、見えたと思った。

そうして今朝、起きてすぐに頭に浮かんだのはColdPlayの曲だった。

♪The Scientist♪…貴方達への挽歌としても相応しいけど、貴方達には勿体ない21世紀の名曲。 貴方達には今の日本に流れている流行歌で十分でしょう。

既述したカバレリア・ルスティカーナより、この曲の方が、日本とブラジル、
或いは世界の空に…170年後…響き渡らせるのに相応しいかも知れない。

マスカーニはスカラ座の音楽監督に成りたくてムソリーニに取りいった哀しい男だから。

それでは、170年後の日本の空に、ブラジルの空に、世界中の空に、国連の会議場に…鳴り響くべき名曲を、「文明のターンテーブル」の読者の方々に贈ります


The Scientist  by ColdPlay

Come up to meet you,
あなたに会う為にやってきたんだよ
tell you I'm sorry,
あなたにすまなかったと言う為に
you don't know how lovely you are.
あなたはあなたがどんなに美しいかを知らなかった
I had to find you,
わたしはあなたを見つけなければならなかった
tell you I need you,
わたしにはあなたが必要だと言う為に
tell you I set you apart.
あなたと離れてしまったと言う為に
Tell me your secrets,
あなたの言えなかった事を僕に言って下さい
and ask me your questions,
あなたが聞きたい事を僕に尋ねて下さい
Oh, let's go back to the start.
わたしたちの始まりに一緒に戻りましょう
Runnin' in circles,
ぐるぐる走り回って
comin' up tails,
追いかけっこをして
heads on the science apart.
わたしとあなたは硬貨の表と裏だった
Nobody said it was easy
容易い事だなんて誰も言わなかった
it's such a shame for us to part,
わたしたちが離ればなれになったのはほんとうにはずかしいこと
nobody said it was easy,
だれもかんたんなことだなんていわなかった
no one ever said it would be this hard
だれもこんなにつらいひどいことだとは言わなかった
Oh, Take me back to the start.
嗚呼!わたしをはじまりに戻して下さい
I was just guessing,
わたしはおもっていた
the numbers and figures,
いろんな数字が
pulling the puzzles apart.
パズルが引き裂かれた様になったのだと
Questions of science,
科学についての疑問
science and progress,
科学と進歩
do not speak as loud as my heart.
わたしの心は張り裂けそう
Tell me you love me,
私を愛していると言って下さい
come back and haunt me,
もどってきてわたしを離さないで下さい
Oh, when I rush to the start.
嗚呼!わたしが始まりに駆けていく時
Runnin' in circles,
走り回り
comin' up tails,
追いかけっこをしながら
heads on the science apart.
あなたとわたしは硬貨の裏表
Nobody said it was easy
誰も簡単な事だなんていわなかった
it's such a shame for us to part,
私たちが引き裂かれたのは本当に恥ずべき事だった
nobody said it was easy,
誰も簡単な事だなんていわなかった
no one ever said it would be this hard
誰もこんなに辛く酷い事だとは言わなかった
Oh, Take me back to the start.
嗚呼!私を始まりに戻して下さい

Ow woooh wowowowo,
Ow woooh wowowowo,
Ah woooooh wowowowo,
Ah woooooh wowowowo,
Ow woooh wowowowo,
Ow woooh wowowowo,
Ow wooooh wowowowo...
Ow wooooh wowowowo...

訳 芥川賢治

注:仕方がないから訳そうと思って歌詞を見た時から、僕は涙が止まりませんでした。
20代の或る時…銀河鉄道の夜…を読んだ時と同じような号泣の中で、僕は、この歌詞を訳しました…170年後に、ヒロシマ、ナガサキ、日本中の空に、ブラジルの空に、世界中の空に、国連の会議場に、この歌が流れてほしいと思って。

ですから芥川賢治の心を斟酌して頂いて 無断転用や引用はしないで下さい。

新潟が生んだ戦後最高の歌手であるSさん、
この歌が貴女のキーに合い、貴女の感性にもピッタリでしたら、
大阪公演の時に、貴女の声で歌ってくれませんか? 



村木さんについて思う事。

2010年09月08日 10時28分43秒 | 未分類
こんなに酷い目に遭いながら…自分を番号で呼ばれ…投獄され理不尽な取り調べを受けながら…検察は必要な組織だ…だからしっかりしてほしい。

そのような場所での執拗な尋問に屈して…自分を売った元部下に対しても…尋問の過酷さを身を持って味わったからこそ…全く恨んでいない…。

こんな素晴らしい人を…罪をでっち上げて投獄した、何とかいう検事こそ投獄されるべきではないのか…35番と名札の番号を付けて。(35番の意味は日本中の爺さん婆さんなら誰でも知ってる)

弁護士の資格を有している事を売りにしている仙谷さんよ。
僕はそう思うが、貴方はどう思う?



アンジェラ・デービスに驚く。

2010年09月08日 02時09分21秒 | 未分類
村木さんの事を考えていたら アンジェラ・デービスの事が浮かんできた
仕方が無いのでネットで調べる事にしたら英文しかない。
これまた仕方が無いので読んでみる事にした。

いやーホンマにアメリカ人の知的パワーと人生は凄いね。既述したようにジョン・レノンとヨーコ・オノの最高に美しい曲♪アンジェラ♪…英文ウキペディアで調べていてアルバムSome Time in NYの中の曲だった事も思い出した…LPの時代…真っ先に買った…カリフォルニア大学の黒人助教授が無実の罪で投獄された…当然ながら彼女の生涯までは知らなかった…

調べて驚いたのなんの…大学でサルトルに傾倒し、ソルボンヌでも勉強…優秀な成績を収める…黒人で米国共産党員…カリフォルニア州知事だったロナルド・レーガンに忌諱されUCLA助教授を首に成る…挙句に無実の罪で追われ…逃亡したのだがNYで捕まり投獄…

この時、ジョンとヨーコの、この素晴らしい曲だけではなく、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーもSweet Black Angelと言う曲を捧げたと…明日、I-tunesで買って聴こう…

それからがまた大変、アメリカ共産党の副大統領に打って出たりetc.
ソルジェーニツインに、何処かの刑務所の改善をサポートしてくれと頼まれて
そこまでは勘弁と断ったり…レズビアンであることをカミングアウトしたり

何よりも存命中な事に吃驚…欧州に留学している頃は知的に可愛い人だったが
今ではこれ以上ない様な貫禄たっぷりの…押しも押されもせぬ風雪の人としての圧倒的な表情…今はシラキュース大学の偉い客員教授をしている。

彼女は今でも現役バリバリ…レーガンは痴ほう症に成り2004年に死去。それでも94歳まで生きた



明日。

2010年09月07日 21時14分12秒 | 未分類
今、世界一周の途中、ロンドンを旅行中の若者が、読みましたよ。とアメーバにペタを着けて来た。

明日、この若者の為に、今日、宅配されたばかりの週刊朝日の中から、沢山の記事をアップして上げよう。

帰国したら週刊朝日の定期購読者に成れよ。
後40年、死ぬまで書き続ける僕の本が出版されたら買って読んでくれよ(笑)と。



世論とは一体何なのか?

2010年09月07日 18時25分50秒 | 未分類
30歳をとうにすぎ40にも成ろうかと言う男たちが、毒にも薬にも成らない事を言い続け、或いは言わせ続け、この者達を使い回してドラマと称する物を作り続けてきたTV。

或いはバレーボール中継に大騒ぎして、一体何なんだと言う様な、同じ事務所のタレント…と呼ぶのもおこがましい稚児達を、これからはこのグループにキャアキャア言うのが約束事…。

その様なTVが作る世論とは一体何なのか?

週刊朝日2009年4月10日号の様な事、今年の、村木さんに対する特集の様な事を…一度もやったことの無いTVや、新聞が作る世論とは一体何なのか?

この様な事を読んだ事も考えた事も無い人達の世論とは何なのか?

それに依りかかろうとする政治家たちは正しいのか?

自分たちの党が掲げた大義ゆえの受難ではなかったのか?

それに立ち向かう事は、これっぽちもせずに、その時党首で次期首相間違いなしの情勢だったから、ここ20年でも例が無い様な、尋常ではない迫害を受けた人間を、検察に売り飛ばす等と言う者に、どんな民主主義が在るのだ?

僕は朝日新聞の論説委員に問いたい。




「検察の筋書き、『そうかも』と思う怖さ」

2010年09月07日 18時06分59秒 | 未分類
取り調べは魔術のよう 家族の支えで否認貫く

村木元局長と弘中惇一郎・主任弁護人から判決前の記事化について承諾を得た上で、2日に埼玉県内の元局長の自宅で取材した。

元局長は昨年6月、自称障害者団体が同制度を利用するための偽の証明書を発行するよう部下に指示したとして、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で大阪地検特捜部に逮捕された。特捜部の調べに元局長の指示を認めたとされる元部下らが公判で次々と証言を覆し、地裁は捜査段階の調書の大半を証拠採用しないと決定。立証の柱を失った検察側は6月、推論を重ねることで元局長から元部下への指示を説明し、懲役1年6ヵ月を求刑した。

村木元局長は逮捕後、容疑者自身が取り調べ状況などを記す「被疑者ノート」などを弁護人から差し入れられ、拘置所でつけていた。こうした記録をもとに、検事から「執行猶予付き(の有罪判決)なら大したことはない」 「長い裁判を考えて容疑を認める気持ちにはならないか」と言われ、怒りのあまり涙が出たことを明かした。

捜査については「郵便割引制度を悪用した大事件だけに部下が単独でやったと考えにくかったと思う」と理解を示しつつ、「取調室で検察が作った私が知らない事件のストーリーを何度も聞かされると、『そうかもしれない』と思ってしまう怖さがあった」と指摘。捜査段階で元局長の関与を認めたとされる元部下らに対しては「恨む気持ちはまったくない」と語った。 

勾留生活の心の支えになったのは同じ厚労省官僚の夫と娘2人の存在で、支援者からは約500通の手紙が届いたという。

大阪地検の捜査取調室は私、検事、事務官3人。そこで、検事は特捜が作った私か知らない事件の「ストーリー」を繰り返しました。途中で「そうかもしれない」と思い、自信を持って否定できなくなる。「魔術」にかけられそうな怖さがありました。

取り調べが始まって10日目、検事があらかじめ作った供述調書を持ってきました。それには、これまで言ったことがない元上司や部下の悪口が書かれていました。「こんなものにサインできない」と断ると、検事は「私の作文でした」と認めました。

 逮捕から6日後の昨年6月20日の取り調べでは、検事に「容疑を認める気持ちはないか」と説得され、さらに「執行猶予付き(の有罪判決)なら大したことはない」と言われた時は、怒りで涙が出ました。「一般市民には犯罪者にされるかされないか、公務員としてやってきた30年間を失うかどうかの問題だ」と訴えたことも覚えています。

私の指示で偽の証明書を発行した、と捜査段階で説明したとされる当時の係長(上村勉被告、同罪で公判中)らを恨む気持ちはない。逆にそういう調書を作った検事が怖い。公判では、凛の会側から証明書発行の口添えを依頼されたという国会議員が、その日に別の場所にいたことも明らかになりました。私たちは検察を頼りにしているし、必要な組織。捜査のプロとしてきちんとやってほしかった。


拘置所の日々

 朝晩の点呼の時は自分につけられた「13番」と答えました。昨年6月14日の逮捕の翌日、容疑者が裁判官の勾留質問を受けに行くための専用バスに乗る際、初めて手錠と腰縄をつけられました。腰縄をきつく締められた時、「これが犯罪者の扱いなんだ」と感じました。

 拘置所では約150冊の本を読みました。朝と夜に聴けるラジオでは、頻繁に児童虐待事件のニュースを耳にしました。そのたびに(雇用均等・児童家庭局長だった自らの立場から) 「何とかしたい」と思いました。

 家族との接見が禁止されている時は弁護士が何度も接見室を訪れ、アクリル板ごしに「しっかり心をもって」「100%信頼しています」などと書かれたり、夫(56)と長女(25)、次女(19)が並んだ写真が張られたりした手紙を読ませてくれました。3人とは100回以上、文通もしました。夫と頻繁に手紙をやり取りしたのは初めてで、気持ちを伝えたい大切な相手だと改めて気づきました。

否認を貫けだのは、娘2人の存在があったから。自分が頑張れない姿を見せてしまうと、「2人が将来つらい経験をした時にあきらめてしまうかも」と思ったのです。共働きだったので、娘とI緒にいる時間が少なくて、申し訳ないとずっと思っていました。   

今回はそんな2人に助けられたのです。大学受験を控えていた次女は私と接見するため、夏休み中は大阪の短期マンションを借り、塾に通いました。

判決前の心境

やれることは全部やりました。言えることは全部言いました。真実は強いと思っています。静かな、落ち着いた気持ちで判決を待っています。


2010年9月5日 日曜日 朝日新聞朝刊



2009年5月15日号、田原総一郎のギロン堂

2010年09月07日 17時07分03秒 | 未分類
テレビメディアが内包する変わらない悪しき体質

 4月23日午前3時ごろ、赤坂の公園で全裸になって騒いでいたとして、SMAPの草剛さんが逮捕される事件が起きた。公園近くの住民から「酔っぱらいが騒いでいる」と110番通報があり、赤坂署員が駆けつけて、現行犯逮捕したのだという。しかも、赤坂署は23日夕刻に草務さんのマンションを家宅捜索した。
 
私は、草さんに大いに同情している。逮捕はともかく、家宅捜索はあきらかに行き過ぎである。なぜ、酔っぱらって公園で裸になっていただけで家宅捜索なのか、さっぱりわからない。
 おそらく警察は麻薬の使用を疑ったのだろうが、草さんの尿からも薬物反応は出ていないのである。それにテレビ、新聞、ラジオなどが異様なまでの大騒ぎをしたことで、なおも草さんに同情している。SMAPの一員として人気タレントではあるとしても、騒ぎすぎである。6時間飲んだことをまるで悪事のように報道したメディアも少なくない。酔っぱらって深夜の公園で裸になったのが、それほど大騒ぎする事柄なのか。まるでよってたかって〝草いじめ”をしているようだ。
 
しかし、ここで私はテレビにかかわる人間として、テレビというメディアの特性、というよりはおそらく他メディアの人々には理解し難い弱点について記しておかねばなるまい。
 テレビメディアにはさまざまな弱点がある。総務省に管理されている免許事業であり、製作費は全面的にクライアントに依存している。だが、そういう現実はありながら、作り手が覚悟を決めれば政府批判も自民党批判もできる。クライアントに弱いとはいえ、もし問題があり、作り手が覚悟を決めれば、トヨタ批判もパナソニック批判もできる。現に私自身、テレビにかかわっていてタブーだと感じたことはない。宗教批判も右翼批判もできる。だが、そのテレビの世界で唯一のタブーがあるのだ。視聴率を稼ぐ売れっ子タレントや、売れっ子タレントを抱えるプロダクションや事務所の批判である。売れっ子タレントが暴力ざたやセクハラまがいのことを行っても、テレビメディアでは彼らの行動を批判しないし、話題にもしない。彼らが出演を拒否すること、プロダクションや事務所が売れっ子タレントの出演を拒否することを何よりも恐れているためである。
 
私は、時にバラエティー番組にゲストとして出演を求められることがある。そんなとき、私はお笑いタレントなどに、時の売れっ子、芸能界の実力者たちの論評を求めてみる。すると決まったように彼らは絶句し、顔が硬直する。政治家や経営者、スポーツ選手たちの論評は気楽にやる彼らが、である。そこで私かズバズバ論評する。しかし、こうした部分は100%カットされる。まったく日の目を見ない。だから改めてタブーだと気付かされるのである。
 
ところが、警察ざたになり、逮捕などされると一時的にタブーが解ける。このときとばかりに大騒ぎするのである。弱いテレビメディアがいじめに転じるのだ。この典型が〝草いじめ”である。
 ところが、一瞬が過ぎると、たちまちいじめたタレントの擁護合戦が始まる。コメンテーターたちがタレント擁護を競い合う。だが、これはヒューマニズムではなく、タレントのプロダクションや事務所のご機嫌取り、売り込みのための懸命なパフォーマンスなのである。