2017年7月11日 三重県
猿田彦神社
三重県伊勢市宇治浦田
猿田彦大神が「みちひらきの神様」として登場する物語は、古事記や日本書記にも記されています。この世を治めるためにやってきた天照大御神の孫にあたる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)。瓊瓊杵尊を高千穂へとみちびいたのが猿田彦大神であり、瓊瓊杵尊のお供として天から降りてきた天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と夫婦になったと言い伝えられています。その後はこの伊勢の地を本拠地として、夫婦で国土開拓の指導を行なっていたとか。そのような功績により、猿田彦大神は「物事の始まりの際に『道標』となってくれる神様」であると、信仰されるようになったのです。
伊勢神宮を中心に三重県伊勢市の神社を巡る「お伊勢参り」。そんなお伊勢参りで欠かせないのが、「みちひらき」の神様である猿田彦大神を祀る「猿田彦神社」です。
▼佐留女神社:猿田彦神社境内
芸能上達や縁結び等の信仰があつい天宇受売命(あめのうずめのみこと)が御祭神。
▼五十鈴川駅:外宮や猿田彦神社の最寄り駅
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