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コスモのフォトアルバム

旅の記録 五街道ウォーク中!旧東海道、旧甲州街道、旧中山道を完歩。只今、日光街道に挑戦中!    

佐賀県の洋館①(1/2)

2020-11-25 05:36:02 | 洋館まとめ

佐賀県の洋館①


旧唐津銀行(県重要文化財)2019

佐賀県唐津市本町

外壁は、赤レンガ調タイルと白御影石とのコントラスト、アーチ窓、御影石バルコニーや、歯飾付き銅板製の三角屏風など「辰野様式」の外観を色濃く残している。特に各室に備えられている暖炉が、石炭を燃料として用いられていたことは、地域産業を背景としたものと考えられる。明治45年(1912)に竣工

平成29年4月11日に、旧唐津銀行本店が佐賀県の重要文化財(建造物)に指定されました。

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旧唐津銀行(県重要文化財)2019

 


旧古賀銀行(復元)

佐賀県佐賀市柳町

明治18年、両替商の古賀善平が設立した銀行で、大正8年頃には九州の5大銀行のひとつにまでに成長。その後は商業会議所などとして改装されましたが、現在は大正5年当時の姿に復元されています。

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旧古賀銀行(復元)

 


第一分団所(昭和15年)

佐賀県嬉野市塩田町

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第一分団所(昭和15年)

 


徴古館(国の登録文化財)

佐賀県佐賀市松原

鍋島家12代当主直映により昭和2年に創建。当時最も近代的な建物様式で国の登録文化財

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徴古館(国の登録文化財)

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福岡県の洋館⑤(5/5)

2020-11-24 05:42:26 | 洋館まとめ

福岡県の洋館⑤


石炭会館(旧若松石炭商同業組合)

福岡県北九州市若松区本町

若松石炭会館は明治38(1905)年に洞海湾沿いに建てられました。若松区内に現存する洋風建築としては最も古い建造物で、建築当初は若松石炭商同業組合の事務所でした。

石炭積み出し港、若松の歴史を象徴する木造二階建ての建物で、外装は、モルタル塗りで、様式建築の規範に従って、左右対称の造りとなっており、一対の円柱がこの効果を高めています。

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石炭会館(旧若松石炭商同業組合)

 


旧門司税関

福岡県北九州市門司区

旧門司税関は明治42年(1909)に門司税関が発足したのを契機に、明治45年(1912)に煉瓦造り瓦葺2階建構造で建設されたものです。昭和初期までは、税関庁舎として使用されていました。

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旧門司税関

 


大阪商船門司支店(門司港レトロ)

福岡県北九州市門司区

オレンジ色タイルと白い石の帯が調和したデザインの外観と八角形の塔屋は非常に美しい。旧大阪商船は大正六年(1917)に建てられた大阪商船門司支店を修復したものです。門司港レトロインフォメーションより

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大阪商船門司支店(門司港レトロ)

 


旧門司三井倶楽部

福岡県北九州市門司区

旧門司三井倶楽部は大正十年に三井物産の社交倶楽部として、門司区谷町に作られました。建物はハーフティンバー様式(木骨様式)と呼ばれるヨーロッパ伝統の木造建築工法で作られたもので、木造の骨組みの間を漆喰やレンガ、石などを使って埋めて壁が作られ、木造の骨組みがそのまま外観デザインのアクセントとなっています。

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旧門司三井倶楽部

 


御花西洋館

福岡県柳川市

明治43年に立花家の迎賓館として建てられた、鹿鳴館様式の流れをくむ伝統ある建物。当時は要人たちを迎えた園遊会が催され、その美しさは、明治の面影を今に伝える柳川情緒のシンボルとなっています。

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御花西洋館

 


旧日本生命保険株式会社九州支店(重要文化財)

 福岡県福岡市中央区天神

明治時代のわが国を代表する建築家辰野金吾(東京駅等を設計)、片岡安の設計により明治42年(1909)、日本生命保険九州支店として竣工した。尖塔やドームを有するなど小規模ながら変化に富む。赤煉瓦と白の石材の組み合わせは、19世紀末に英国で流行したスタイルである。戦後も日本生命のオフィスとして使われた後、昭和44年(1969)に国の重要文化財に指定された。

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旧日本生命保険株式会社九州支店(重要文化財)

 


日本銀行福岡支店

福岡県福岡市中央区天神

現在の建物は2代目の営業所として昭和26年(1951年)に建てられ、日本銀行32支店の中で最も古い建物となりました。

ルネッサンス建築を根幹とした設計で、日本銀行の営業所としては、戦後初めての鉄筋コンクリート造りの本建築です。

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日本銀行福岡支店

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福岡県の洋館④(4/5)

2020-10-31 05:56:59 | 洋館まとめ

福岡県の洋館④


旧小倉警察署庁舎(旧岡田医院) 登録文化財

福岡県北九州市小倉北区室町

紫川畔の角地に建つ。木造二階建、建築面積一六二平方メートル、寄棟造桟瓦葺で、南角に張出す玄関に円柱で支持した庇を付す。外壁は横板張で上げ下げ窓を連続させ、軒に蛇腹を廻らすなど洋風意匠とする。建築年代の明らかなものとして県内最古の庁舎建築。

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旧小倉警察署庁舎(旧岡田医院) 登録文化財

 


ニッスイ戸畑ビル(北九州市都市景観賞)

福岡県北九州市戸畑区銀座

1936(昭和11)年に建築。現在1階はニッスイパイオニア館(水産業の歴史知ることが出来るを)として活用されている。

民間として日本で初めて採用した漁業無線のアンテナをビル正面屋上に残し、75年前の建築当時の景観に戻しました。

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ニッスイ戸畑ビル(北九州市都市景観賞)

 


戸畑図書館(旧戸畑市役所)

福岡県北九州市戸畑区新池

この図書館は1933(昭和8)年に初めは戸畑市役所として建てられ、5市合併後は戸畑区役所として長らく使われていた建物

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戸畑図書館(旧戸畑市役所)

 


旧松本邸(重要文化財)

福岡県北九州市戸畑区一枝

松本健次郎が明治41年から45年にかけて住居と迎賓館を兼ねて建てたもので、洋館と日本館から成る典型的な貴紳住宅。洋館の設計は東京駅、日本銀行本店など数多くの建築を残した辰野金吾が主宰する辰野・片岡事務所外観及び室内意匠、家具とも、19世紀末欧州で起ったアールヌーボー様式を取り入れており、しかもそのデザイン、建築技術とも優れているのが特色。日本館の設計は明治専門学校の建物監督をした久田小三郎で、数寄屋造りの中央書院と書院造りの大敷が雁行するように配置されている。

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旧松本邸(重要文化財)

福岡県の洋館①(1/5)

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福岡県の洋館③(3/5)

2020-10-30 06:06:10 | 洋館まとめ

福岡県の洋館③


九州鉄道記念館・本館(旧九州鉄道本社)登録有形文化

福岡県北九州市門司区清滝

東西長さ六三メートルに及ぶ煉瓦造建築で、南北面中央に切妻造の玄関部を張出す。外壁はフランス積で欠円アーチ窓を連続させ、妻面にペディメントを飾り、中段に廻るコーニスでは焼過煉瓦を矢筈に積み、意匠を凝らす。九州鉄道の黎明期を伝える大規模建築。1891年

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九州鉄道記念館・本館(旧九州鉄道本社)登録有形文化

 


旧門司三井倶楽部(重要文化財)

福岡県北九州市門司区港町

旧門司三井倶楽部は大正十年に三井物産の社交倶楽部として、門司区谷町に作られました。建物はハーフティンバー様式と呼ばれるヨーロッパ伝統の木造建築工法で作られたもので、木造の骨組みの間を漆喰やレンガ、石などを使って埋めて壁が作られ、木造の骨組みがそのまま外観デザインのアクセントとなっています。内装には各部屋にマントルピース(暖炉)が配置されドア枠、窓枠、大階段の親柱などには幾何学模様のアールデコ調の飾りがされており、大正モダンを深くうかがうことができます。

アインシュタイン博士が全国を講演する為に来日した際に、三井倶楽部に宿泊しました。

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旧門司三井倶楽部(重要文化財)

 


旧大連航路上屋(構成文化財)

福岡県北九州市門司区西海岸

旧大連航路上屋は、1929年(昭和4年)に、国会議事堂等を手掛けた官庁建築課大熊善邦氏の設計により、『門司税関1号上屋』として西海岸に建設され、北九州・門司港の国際ターミナルとして使われていました。出入り口脇の監視室が半円形に飛び出す等、幾何学形態を取り入れたアールデコ様式が特徴です。

 1階に映画・芸能資料館「松永文庫」があります。

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旧大連航路上屋(構成文化財)

 


門司郵船ビル(構成文化財)

福岡県北九州市門司区港町

門司郵船ビルは、昭和2(1927)年に建設された鉄筋コンクリート造4階建の建物。大正3(1914)年に竣工したJR門司港駅(旧門司駅)の改札口を出ると、駅前広場越しに左右対称のファサード(建物の正面)が見えます。駅前広場を挟んで歴史ある2つの建物が対峙し、実に90年近くの間、門司港の歴史を見守ってきたことになります。

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門司郵船ビル(構成文化財)

 


門司港駅(重要文化財)

福岡県北九州市門司区西海岸

北九州市屈指の観光地・門司港レトロ地区の玄関口で、国の重要文化財でもある門司港駅が、約6年に渡る改修工事を終えてグランドオープンした。105年前の1914(大正3)年に竣工した当時の姿が甦る。2019年3月グランドオープン

東京駅の竣工も同じ1914(大正3)年だが、開業は東京駅が12月20日だったのに対し、門司港の現駅舎は2月1日の営業開始なので、少しだけ先輩に当たる。現役の駅舎として国の重要文化財に指定されているのはこの2つだけだ。

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門司港駅(重要文化財)

福岡県の洋館①(1/5)

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福岡県の洋館②(2/5)

2020-10-29 05:39:05 | 洋館まとめ

福岡県の洋館②


門司赤煉瓦プレイス①(醸造棟)登録有形文化財

福岡県北九州市門司区大里本町

正二年築 煉瓦造七階建 
建築面積 約1211.73㎡ 延床面積3029.33㎡ 平成12年度まで醸造所として稼動。 
内部には戦前期のドイツ製醸造機器が保管されており、大変貴重である。

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門司赤煉瓦プレイス①(醸造棟)登録有形文化財

 


旧大阪商船(登録有形文化財)

福岡県北九州市門司区港町

大正6年、大阪商船門司支店として建築された木造洋風2階建。オレンジ色のタイルを張った外観は、ヨーロッパで起こった「ゼツェシオン風」でまとめられ、頂部の大きなアーチ型の窓と、その上部の塔屋が印象的。

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旧大阪商船(登録有形文化財)

 


旧門司税関(構成文化財)

福岡県北九州市門司区東港町

旧門司税関は、明治45(1912)年に建設された税関庁舎です。初代は完成してすぐに火事で焼失したため、現存する建物が二代目になります。昭和2(1927)年に三代目の庁舎となる旧合同庁舎が完成するまで使用されました。

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旧門司税関(構成文化財)

 


大連友好記念館

福岡県北九州市門司区東港町

門司港が中国・大連市と国際航路を結び、1979年には北九州市と大連市が友好都市を提携。友好都市締結15周年を記念し、ロシア帝国が1902年に大連市に建築した鉄道汽船会社の建物を、そっくり複製し建築されたものが、この「大連友好記念館」。

外壁は茶と白のタイルのコントラストが美しく、煙突や屋根に取り付けた窓などのデザインも印象的。

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大連友好記念館

 


NTT西日本門司ビル(景観重要建築物)

福岡県北九州市門司区浜町

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NTT西日本門司ビル(景観重要建築物)

福岡県の洋館①(1/5)

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福岡県の洋館①(1/5)

2020-10-28 05:46:48 | 洋館まとめ

福岡県の洋館①


旧福岡県公会堂貴賓館(重要文化財)

 福岡県福岡市中央区西中洲

フレンチ・ルネッサンス様式を基調とするこの木造建築物は、明治時代に来賓接待所として使用されていました。
それから百余年。国の重要文化財にも指定され、今もなお明治時代の古き、よき歴史情緒を感じる貴重な建物となっています。

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旧福岡県公会堂貴賓館(重要文化財)

 


日本銀行福岡支店

福岡県福岡市中央区天神

現在の建物は2代目の営業所として昭和26年(1951年)に建てられ、日本銀行32支店の中で最も古い建物となりました。

ルネッサンス建築を根幹とした設計で、日本銀行の営業所としては、戦後初めての鉄筋コンクリート造りの本建築です。

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日本銀行福岡支店

 


門司赤煉瓦プレイス④赤煉瓦交流感館(倉庫棟)

福岡県北九州市門司区大里本町

大正二年築 煉瓦及び鉱滓煉瓦造平屋建 建築面積 950㎡ 延床面積950㎡

産業史的にも建築学的にも貴重なこの赤煉瓦建物の保存・活用を市民の手で行うために、特定非営利活動法人門司赤煉瓦倶楽部が設立され、地域交流の新たな出発を迎えるにいたりました。

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門司赤煉瓦プレイス④赤煉瓦交流感館(倉庫棟)

 


門司赤煉瓦プレイス③(北九州門司麦酒煉瓦館)

福岡県北九州市門司区大里本町

大正二年築   設計 林栄次郎 鉱滓煉瓦造二階建塔屋付
建築面積 210.74㎡ 延床面積446.27㎡

日本における最初期の鉱滓煉瓦建物であり、現存最古の本格的鉱滓煉瓦建築である。初期工業学校建築家出身者 林栄次郎による設計建築の意匠及び技術水準が刻印されており大変貴重である。

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門司赤煉瓦プレイス③(北九州門司麦酒煉瓦館)

 


門司赤煉瓦プレイス②(旧組合棟)

福岡県北九州市門司区大里本町

大正六年築 煉瓦造平屋建 建築面積107.43㎡ 延床面積107.43㎡

醸造棟組合棟とも基本設計はドイツのゲルマニア社と伝えられ、実設計は林栄次郎と推定される。現赤煉瓦写真館

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 門司赤煉瓦プレイス②(旧組合棟)

福岡県の洋館②(2/5)

 

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高知県・徳島県の洋館

2020-10-27 05:32:45 | 洋館まとめ

高知県・徳島県の洋館


高知県の洋館

野良時計

高知県安芸市土居

家ごとに時計のなかった明治の中頃、土地の旧家で地主であった畠中源馬氏が自分で時計組み立ての技術を身につけ、歯車から分銅まで手づくりで作り上げた時計台。
この時計台の原型は、当時畠中家の台所にかかっていた八角形の米国製の掛時計で、これを何度も分解しては組み立てて時計の構造を学んだといわれています。
古くから周辺で農作業をしていても遠くから時間を知ることができ、「野良時計」として現在も多くの人々に親しまれています。

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野良時計

 


徳島県の洋館

脇町劇場(オデオン座)

徳島県美馬市脇町大字猪尻字西分

1933(昭和8)年8月、藤中富三氏・清水太平氏らが中心となり、旧脇町に劇場を建設することを提唱し、当時、町内の事業家であった森幸雄氏や吉川長次氏に働きかけて協力を得ることになりました。翌年、脇町劇場は西洋モダン風の外観で、回り舞台、奈落などを備えた本格的な芝居小屋として建てられました。
戦前には歌舞伎や浪曲の上演で人気を集め、戦後には歌謡ショー公演や映画上映など地域の憩いの場として親しまれました。
その後、映画の斜陽化と建物の老朽化が重なり、閉館、取り壊される予定でした。しかし、山田洋次監督の松竹映画『虹をつかむ男』のロケ舞台となったことがきっかけで、平成11年に町指定文化財として昭和初期の創建時の姿に修復され、一般公開されることになりました。  美馬市ホームページより

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脇町劇場(オデオン座)

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愛媛県の洋館

2020-10-26 05:57:18 | 洋館まとめ

愛媛県の洋館


今治ラジウム温泉

愛媛県今治市共栄町

1927(昭和2)年築の鉄筋コンクリート造り。欧風の三角屋根の主屋、八角形のドーム形の男女浴室などを備えた独特の形式が評価されている。

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今治ラジウム温泉

 


旧町立図書館(現ビジターセンター)

愛媛県喜多郡内子町

もともとは警察署であったらしい。1936年(昭和11年)建築

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旧町立図書館(現ビジターセンター)

 


旧化育小学校(現内子児童館)

愛媛県喜多郡内子町

1879年(明治12年)建築

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旧化育小学校(現内子児童館)

 


おおず赤煉瓦館

愛媛県大洲市大洲

明治34年に大洲商業銀行として建てられ、当時では珍しい外壁に赤煉瓦、屋根には和瓦を葺くという和洋折衷な建造物。

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おおず赤煉瓦館

 


開明学校・申義堂

愛媛県西予市宇和町卯之町

白壁造りにアーチ型の窓と、舶来製のガラスを組み合わせた新時代の外観は、当時の人々が次々と見学に訪れたほど。現在は明治時代を中心に、昭和前期までの教科書など、貴重な資料約6,000点を収蔵・展示する教育資料館として利用され、当時の掛図を使った明治・大正時代の授業が体験できる「明治体験授業」(要予約)も行っている。敷地内には、母体となった私塾の申義堂も保存されている。 いよ観ネット

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開明学校・申義堂

 


宇和島市立歴史資料館

愛媛県宇和島市住吉町

この建物は、初めは明治17年(1884)9月、宇和島広小路に「宇和島警察署」として建てられました。市内の70%が消失した戦災も免れた後、昭和28年(1953)2月、当時の南宇和郡西海町(現:愛南町)役場として、同町に移築され平成2年(1990)1月までその役目をはたしていました。庁舎が新築されるのを期に平成4年(1992)3月市民の協力などにより宇和島に里帰りをし、樺崎砲台跡そばに復元されました。建築様式は、擬洋風建築に分類され、明治初期の文明開化の時代に、わが国の建築工匠たちが社会の要望にこたえるべく、西欧の技術を懸命に習得した頃のものです。

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宇和島市立歴史資料館

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香川県の洋館

2020-10-25 05:52:41 | 洋館まとめ

香川県の洋館


旧引田郵便局局舎

香川県東かがわ市引田字畑方

旧引田町中心街に立地し、東面して建つ。桁行12m梁間6.5m、寄棟造の木造平屋建。外壁はタイル貼及びモルタル塗洗出しで、頂部に「〒」マークをあしらう半円形ペディメントを付け、正面及び側面の三方に八角形の窓を左右対称に配す瀟洒な造り。1931年

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旧引田郵便局局舎

 


善通寺駐屯地

香川県善通寺市南町

第14旅団司令部等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地

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善通寺駐屯地

 


乃木館

香川県善通寺市南町

この建物は、明治31年10月1日、旧軍第11師団が四国全域を管区として編成された際、師団司令部として建てられたもので、善通寺駐屯地では通称「乃木館」と呼ばれています。

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乃木館

 


旧善通寺偕行社(重要文化財)

香川県善通寺市文京町

1903年に旧陸軍の社交場として建てられ、戦後も市役所や郷土資料館などとして活用されてきました

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旧善通寺偕行社(重要文化財)

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山口県の洋館②

2020-09-29 05:43:19 | 洋館まとめ

山口県の洋館②


藤原義江記念館(旧リンガー邸)登録有形文化財

山口県下関市阿弥陀寺町

1936(昭和11)年に英国系商社ホーム・リンガー商会の社長の息子のために建てられた住宅で、別称紅葉館としても知られています。白い瀟洒な洋館で、鉄筋コンクリート造の3階建ての造り、内部もたいへん雰囲気があり当時の西洋人の生活の一端がうかがえます。藤原義江は下関出身の世界的オペラ歌手

旧リンガー邸といえば、長崎のグラバー園にホーム・リンガー商会を設立したフレデリック・リンガの旧邸が今も残っている。 

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藤原義江記念館(旧リンガー邸)登録有形文化財

 


旧下関英国領事館(重要文化財)

山口県下関市唐戸町

旧下関英国領事館は、領事館として使用する目的で建てられた建物としてはわが国現存最古のもので、明治39年(1906)の建築です。明治期の領事館の様子を窺い知ることのできる貴重な建造物として、平成11年(1999)に重要文化財に指定されています。

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旧下関英国領事館(重要文化財)

 


旧伊藤博文邸

山口県光市大字束荷・伊藤公記念公園内

全体的には洋風建築ですが、二階など一部を和風に造りあげたところに、この建築の特色があります。明治時代の終わりごろ、伊藤博文が、先祖の三百年祭に当たり「家屋」を建築し、「将来は図書館に」と命じたのが建築のきっかけであるといいます。1909年(明治42)3月に工事が始まり、10月23日に家屋の上棟式をおこないました。ところが、その三日後の10月26日、伊藤博文はハルピンで亡くなりました。邸が完成したのは、その翌年5月のことです。

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旧伊藤博文邸

 


岩国微古館(いわくにちょうこかん)

山口県岩国市

「岩国徴古館」 (いわくにちょうこかん) は1945年(昭和20年) に完成した石造り風の重厚な建物です。正面玄関に並ぶ角柱や、錦帯橋をモチーフにしたと思われる内装デザインなどに際立つ特徴があります。戦時中の建築で、構造体はレンガ造りですが、資材にも制約がある中、不足する鉄に替えて竹を用いた「竹筋コンクリート」が使われたとも言われています。その時代を感じさせない設計はすばらしく、1998年(平成10年) 1月には岩国市の登録有形文化財となっています。 

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岩国微古館(いわくにちょうこかん)


山口県の洋館①

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山口県の洋館①

2020-09-28 05:40:33 | 洋館まとめ

山口県の洋館①


旧不動貯金銀行下関支店(構成文化財)

山口県下関市南部町

中国労働金庫下関支店はかつての銀行街に位置し、不動貯金銀行下関支店として利用されていました。明治33(1900)年に創設された不動貯金銀行は全国に支店を出し、大正8(1919)年には下関支店を創設。その後、同銀行は日本貯蓄銀行、協和銀行を経て、昭和48(1973)年に山口県労働金庫下関支店となっています。

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旧不動貯金銀行下関支店(構成文化財)

 


下関南部町郵便局(現役の郵便局舎で日本最古)

山口県下関市南部町

下関南部町郵便局は、下関に現存する最も古い洋風建築物で、明治33年(1900)に赤間関郵便局(当時)が電信局を統合し、新築移転されたもの。
外壁のレンガは厚さ60cmという堅固なもので、逓信省(ていしんしょう)技師の三橋四郎が設計を行った。
いまなお現役の郵便局舎としては日本最古のもの。

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下関南部町郵便局(現役の郵便局舎で日本最古)

 


旧秋田商会ビル

山口県下関市南部町

日本の近代建築史を代表する建築物。旧秋田商会ビルは、大正4年(1915)に竣工した和洋折衷のユニークな建築物。鉄骨鉄筋コンクリート造、地上3階、地下1階、塔屋付き、屋上には日本庭園と茶室を備えている。
内部は1階を純洋風の事務所空間、2階及び3階を格調高い書院造住宅としており、西日本で最初の鉄筋コンクリート造の事務所建築であるとともに、わが国に現存する同種建築物としては最古級のもの。

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旧秋田商会ビル

 


旧逓信省下関電信局電話課庁舎(現田中絹代ぶんか館)

山口県下関市田中町

建物は大正時代の建築で、保存のための工事は行われていますが、当時の面影を知るには十分貴重な建物です。空襲の戦火にも負けなかった建物。老朽化で取り壊しの計画があったものの、市民の運動を受けて保存された。この建物はもともと電信局電話課庁舎として建てられたもの

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旧逓信省下関電信局電話課庁舎(現田中絹代ぶんか館)

 


旧宮崎商館(構成文化財)

山口県下関市田中町

宮崎商館は石炭商の事務所として唐戸桟橋からほど近い下関市田中町に明治40(1907)年に建てられました。戦後は生命保険会社や化粧品会社の事務所として利用され、その後、昭和40年代から近年まで美容室として使用。平成20(2008)年に改修工事が行われ、現在は1階が医院、2階の一部は下関市出身の女優・木暮実千代に関する資料を展示しています。

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旧宮崎商館(構成文化財)


岡山県の洋館②

岡山県の洋館③

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島根県の洋館

2020-09-27 05:49:34 | 洋館まとめ

島根県の洋館


出雲大社前駅

島根県出雲市大社町

出雲市大社町と松江・JR出雲市駅を結ぶ私鉄一畑電車の出発点が神門通りの中ほどにある「出雲大社前駅」です。駅舎は昭和5年(1930年)に建てられた鉄筋コンクリート平屋建て、ふくらみのある半円形の緑の屋根を持つ外観で親しまれています。内装は、白く塗られた内壁や高い天井、窓はステンドグラスになっています。

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出雲大社前駅(島根県出雲市大社町)

 


薬師湯旧館

島根県大田市温泉津町温泉津

薬師湯(旧藤乃湯)の旧館で、大正初期に建てられた木造洋館の震湯は、温泉街の中でも存在感があり、建築学的にも貴重な建物と言われ、温泉津に現存する温泉施設としては最古。

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薬師湯旧館

 


興雲閣

島根県松江市 殿町

松江城二ノ丸に建つ明治建築の洋館。
明治36年(1903)に完成した県内に残る数少ない明治建築で、明治40年(1907)、皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)のご宿泊所としても使用されました。正面には車寄せがあり、周囲を豊かな装飾で飾る柱を配した優美な造りです。戦後は各種展示会場、市教育委員会庁舎などに転用された後、『松江郷土館』として郷土の歴史・民俗資料などが展示されました。

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興雲閣

 


旧日銀松江支店(現カラコロ工房)

島根県松山市殿町

長野宇平治の設計で昭和一三年に完成した。鉄筋コンクリート造三階建、地下一階で、塔屋と煙突を有する。外観はギリシャ神殿風の意匠でまとめ、営業室と客溜は吹き抜けの大空間で、地下は金庫室である。当初形式をよく保持し、地域の核として親しまれている。昭和前/1938/1981・2000改修

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旧日銀松江支店(現カラコロ工房)

 


協同組合倉吉大店会(旧第三銀行倉吉支店)

鳥取県倉吉市魚町

倉吉の旧街道「倉吉往来」に面して建つ明治期の疑洋風建築の好例。当初第三銀行の支店として建造され,その後いくつかの金融機関を経て,現在は事務所として使用されている。旧往来に面した角地にあって,倉吉の中心街の明治期の様子を今に伝えている。

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協同組合倉吉大店会(旧第三銀行倉吉支店)

 


山陰合同銀行旧北支店(現こうきんカラコロ美術館)

島根県松山市殿町

鉄筋コンクリート造二階建で、西面して建つ。営業室と客溜は二層吹抜けの大空間とし、北側に重役室などを配し、北東隅に金庫室を設ける。松江城南東の金融街に位置し、大オーダーの六本付柱、メダリオンの装飾、隅丸の石造風外壁が、地域景観の核となっている。大正/1926/2012改修

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山陰合同銀行旧北支店(現こうきんカラコロ美術館)

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広島県の洋館

2020-09-26 05:34:31 | 洋館まとめ

広島県の洋館


旧呉鎮守府司令長官官舎(入船山記念館)重要文化財

広島県呉市幸町

明治38年の建築。木造平屋建てで,和館と洋館を接合した建物である。表に洋館,奥に和館があり,洋館正面中央にポーチと玄関,玄関奥に広間公室がある。入船山はゆるやかな丘陵地で,旧海軍呉鎮守府開設にあたり軍政会議所が建てられた。明治38年6月2日の芸予地震の後に現存の建物が再建され,以後,歴代の呉鎮守府司令長官官舎として使用された。戦後,和館は改造されたが,洋館はよく残されており,明治時代末期の建築技術を示す貴重な例となっている。 

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旧呉鎮守府司令長官官舎(入船山記念館)重要文化財

 


旧呉鎮守府庁舎(海上自衛隊呉地方総監部庁舎

広島県呉市幸町

旧呉鎮守府庁舎。1907(明治40)年に竣工した地下1階、地上2階建て、延べ1,990m2 のレンガ石造の建築で、レンガと御影石(みかげいし)との調和がとれた、呉市に現存する代表的なレンガ構造物です。外壁はイギリス積みの積み方で、2階には柱頭に桜を彫刻した石柱が両側にあるなど、凝ったデザインと入念な仕上げが建物の美しさと重厚さを表現しています。毎週日曜日には一般公開されています。

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旧呉鎮守府庁舎(海上自衛隊呉地方総監部庁舎)

 


竹原市歴史民俗資料館

広島県竹原市

昭和の初期、図書館として建てられたレトロモダンな洋風建築。もともとは江戸時代中期の儒学者、塩谷道碩の旧宅跡で、頼山陽の叔父、春風が志を受け継いで学問所にしていたところです。館内には、当時赤穂の塩とともに名を馳せ、町に繁栄をもたらした製塩業の歴史や資料などが展示されています。 

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竹原市歴史民俗資料館

 


福寿会館(洋館)

広島県福山市丸之内

個人の別荘として建てられた木造,2階建ての洋館。屋根を急勾配とし外壁をモルタル塗りとした,立ちの高い外観に,昭和初期の洋風の住宅建築の特徴がよくあらわれている。庭に面した側の妻にある中央部の浮き彫り装飾や窓上部のアーチ形装飾が美しい。1935-1937頃

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福寿会館(洋館)

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鳥取県の洋館

2020-09-25 05:44:31 | 洋館まとめ

鳥取県の洋館


米子市立山陰歴史館(旧米子市役所)

鳥取県米子市中町

昭和5年に建てられた赤レンガ色のモダンな洋館は、長い間米子市役所として市民に親しまれてきました。3階建てで規模も大きくタイル張りの建物は遠くからでも目を引き、建築当時としては山陰随一、市の有形文化財に指定されています。

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米子市立山陰歴史館(旧米子市役所)

 


仁風閣

鳥取県鳥取市東町

仁風閣は、第11代藩主・池田慶栄の未亡人である宝隆院のために鳥取城内に造られた扇御殿の跡に建つ白亜の洋風建築「仁風閣」。明治時代に、のちの大正天皇の山陰地方行啓時の宿泊施設として建てられた。現在は一般公開され、1階には池田家や鳥取藩、仁風閣に関する資料を展示。2階ベランダからは、隣接する宝隆院庭園が一望できる。

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仁風閣

 


わらべ館(旧鳥取県立図書館)

鳥取県鳥取市西町

1952年の鳥取大火で市街地のほとんどの建物が焼失する中、旧図書館はかろうじて焼失を免れた数少ない建物だったが、老朽化が進み保存が難しい状態になっていた。1995年(平成7年)7月7日、旧図書館の外観を復元し童謡・唱歌及びおもちゃをテーマとする博物館として開設された(置塩章設計)。

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わらべ館(旧鳥取県立図書館)

 


下町公民館

鳥取県八頭郡智頭町大字智頭

当初は智頭町役場として建築されたが,昭和3年に現在地に移築され,町役場や電報電話局として用いられてきた。木造2階建,寄棟造・桟瓦葺,外壁下見板張で,正面に玄関ポーチを設けるが,全体に装飾はほとんどない。地方における洋風庁舎建築の一事例。 1914年建築

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下町公民館

 


智頭消防団本町分団屯所

鳥取県八頭郡智頭町大字智頭

智頭街道に面して建つ。木造,下見板張,総2階の切妻造,桟瓦葺洋館で,正面の屋根中央部を切妻破風に切り上げ,切妻造の火の見櫓をのせる。正面中央壁沿いの梯子段が切妻破風を貫通して櫓に至る特徴ある姿形は地区のランドマークとして親しまれている。建築1941年

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智頭消防団本町分団屯所

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岡山県の洋館③(3/3)

2020-09-24 05:44:56 | 洋館まとめ

岡山県の洋館③


倉敷案内観光所(旧倉敷町役場

岡山県倉敷市

大正5年(1916)、倉敷町役場として建てられた木造洋風建築が特徴。登録有形文化財に指定されている。中橋のたもとにあり、現在は観光案内所と無料休憩所になっている。 るるぶ

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倉敷案内観光所(旧倉敷町役場)

 


中国銀行倉敷本町支店

岡山県倉敷市本町

第一合同銀行の倉敷支店として,大正11年に竣工したルネサンス風の建物です。総社市出身の薬師寺主計が設計しました。彼は大原美術館や有隣荘など,大原家関連の建物の多くに関わった建築家です。 鉄筋コンクリート造り(一部木造)の2階建てで,屋根は寄棟,小屋組はトラス組です。外壁は御影石洗い出しで仕上げられ,腰壁は御影石貼りになっています。正面に6本,側面に3本の円柱をあしらい,屋根は銅板一文字葺きで,前後の屋根上には3つの屋根窓が設けられています。

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中国銀行倉敷本町支店

 


旧日本銀行岡山支店本館

岡山県岡山市北区内山下

県庁に近い市中心部に位置する。外装に花崗岩を用いた煉瓦造及び石造建造物で,小屋組は鉄骨トラスとする。正面中央にコリント式オーダーと三角ペディメントをあしらうなど古典主義様式の格調高いデザインが特徴的。

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旧日本銀行岡山支店本館

 


禁酒会館(洋館)

岡山県岡山市北区丸の内

大正10年頃、景気が悪くなったり、社会不安が募ってくるとその悩みを飲酒に逃れる人が増えていったそうです。このことに愁いた禁酒運動家の成瀬才吉と河本正二氏が、当時の資産家であった綱島長次郎氏を設立委員長にし 禁酒運動の拠点「岡山禁酒会館」の建設に乗り出しました。
木造3階建で、寄棟造・スレート葺(一部鉄板葺)の屋根は3階部分で腰折れ風に処理されています。ドイツ壁風と白タイル張を組み合わせ垂直性を強調した正面の意匠と相俟って、市街地の歴史的景観の象徴となっています。

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禁酒会館(洋館)

 


旧第17師団偕行社(岡山県総合グラウンドクラブ)

岡山県岡山市北区いずみ町

造二階建、寄棟造桟瓦葺、桁行二三・七メートル梁間一〇・九メートル、正面左右に切妻の階段室を張出す。外観は半円ペディメントやイオニア式円柱を用いた古典様式で整える。1910

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旧第17師団偕行社(岡山県総合グラウンドクラブ)

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