台湾の半導体企業が熊本県に進出

2022-01-03 17:00:00 | 九州旅行
これが何だかわかるかい(by 松尾象山)?


見た目ただの立ち入り禁止の空き地だが、ここは台湾の半導体受託製造企業TSMCが2024年に工場を建てる予定地らしい。


一枚の写真ではわからなくても、設備投資額は8000億で1500人の雇用が見込まれる、と聞けばかなりの規模であることが理解されるのではないだろうか。ほど近くにソニーの巨大な工場があり、そことも製造工程で深く関わっているらしい(というかソニーグループが20%未満の割合で出資するのだとか)。


新たに駅を作る構想もあるようで、かなりの力の入れようであることがわかる。また、少し車を走らせれば、近くにはNISHIMUTAなど巨大ショッピングモールや工業団地も存在している。






これがさらに発展・拡大するとなれば、元々光の森の建設&ベッドタウン化で全国トップクラスの人口増加率を誇る菊陽町は、熊本の、いや九州の中で台風の目となる存在になりうるかもしれない。


そこに比較的近場の熊本空港拡張がドッキングすれば、なかなかおもしろいことになりそうだ( ̄▽ ̄)


前の記事で書いたインバウンド経済もそうだけど、円安や経済停滞という現象が進行する(進行させる)なら、それに合わせた生き残り戦略が必要となるが、(人件費や建設費が安くなっているがゆえの)先進国の工場誘致とそれに付随した町作りというのは、その一つであると言えそうだ。

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