ベストアルバム

６月に入ったこともあり、最近は雨の日が多い。


腐り姫の曲は、そんな中で聞くのにぴったりだ(もともと腐り姫の曲は雨をイメージして作られたものが多い)。特に「とうかんもり」のしっとりとした雰囲気は、煩わしい雨への苛立ちを和らげてくれる。そして雨上がりの瑞々しい木々の様子(それは自分の気持ちでもある)を象徴するのは「翠の森」…などと考えているうちに、なぜか突然SOPHIAのtruthを思い出した。


「時々思うの、本当は誰もかもが一人ぼっちじゃないかと」というくだりで始まる、ちょっといかにもすぎて苦笑してしまう曲だが、久しぶりに聞いてみるかと昔編集した「ベストアルバム」なるものを引っ張り出す。するとそのラインナップは


1.FUNKASTIC (RIP SLYME)
2.Last Smile (LOVE PSYCHEDELICO)
3.truth(SOPHIA)
4.ハイ、チャイナ！(thee michelle gun elephant)
5.眩暈(椎名林檎)
6.グングニル(BUMP OF CHICKEN)
7.夕立ち(スガシカオ)
8.都忘れ(GLAY)
9.ロイヤスストレートフラッシュ(RHYMESTER)
10.ヒトコイシクテアイヲモトメテ(エレファントカシマシ)
11.愛のことば(スピッツ)
12.Birds(徳永英明)
13.さよなら、まぼろし(SEX MACHINEGUNS)
14.追憶～nikoensis(TOPCAT)
15.HERO(Mr.Children)


ベストというよりは当時よく聞いていた曲をまとめただけの印象が強いが、truthの後に「ハイ、チャイナ！」を入れているあたり、ダウナー系⇒アップ系といった流れは考えていたらしい(「グングニル」も同じコンセプトか)。でも「ハイ、チャイナ！」だとあからさますぎて逆に微妙。今なら、4番を「リリィ」か「武蔵野エレジー」に変える。ついでに言えば、6,9番は削除、11番は「君が思い出になる前に」か「ロビンソン」にチェンジ、13番は削除し、15番はinnocent worldあたりに変える。マシンガンズの分はあえて最後に「世直しGood Viberation」を入れるのもあり、という感じ。


とまあ文句ばかりつけているが、Last Smileや「眩暈」は久しぶりに聞いて早速MP3プレイヤーに入れたり、ヒップホップを聞きなおそうかと思ったり(今度は歌えるようになりたいものだ)などと、色々収穫があったのも事実。とはいえまあ一番でかいのは、今日の夜にカラオケで歌うネタが広がったことかな…