不安神経症のサルと心中しないためには

2023-10-24 13:30:06 | 生活




不安が強いゆえに、今のままでいいのかと言いながら以前からあるものしがみつき、いざ出る杭を見たら打ちまくる。さらに、昔の不合理な仕組みの改善策を喜ぶのではなく、むしろ何でお前は同じ目に遭わなくて済むんだ許さん!と足を引っ張る。


このような傾向は、社会が上手くいってる時はむしろノイズが少なくてその成長をブーストするし、ノイズを許さない風潮が相互監視として犯罪や非道徳的振る舞いへの一定の抑止になっている、という良い面もある(まあ共同体など社会的資本から切り離された人には関係なくなるけどね)。


しかし社会が衰退の方向に進んでいる時は、変化を恐れてそのまま泥船と心中する(茹でガエル)ような傾向はもちろん、さらにそこから抜け出したり船を改造しようとする人間の邪魔さえし出す(スパイト行動)ので、社会は遅々として変化せず、苦しみにのたうち回り続けることになる(これがいわゆる「人が死なないと仕組みが変わらない」という特性へ帰結するわけだ)。


で、こういった特徴はあまりに広範に見られるので、自分は批判的マインドを持っていたとしても、そこに抗うのは難しい。


となれば、死屍累々になる前に、「嫌がらせなどを振り切ってとっとと別の船に乗り換える(転職や移住)」か、「今の船に依存しなくて済むよう複数の帰属先を作っておく(副業などの蛸足化)」しかないだろう(ただし何回も言っているが、この世にユートピアはなく、ただ程度問題があるだけだ)。





ま、何事も他人に過度な期待はしないことが肝心である。

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