真摯さへの拘泥が悲劇を招くとしたら

2014-01-18 12:09:12 | レビュー系
たとえば民族紛争に関して、真剣な考察や真摯な態度・対話が唯一の解決策だと考えるのはわかりやすい。あるいはファシズムの暴走や連合赤軍の凶行などに対して、真摯な態度で向き合うことで同じような悲劇が回避できるという考えも理解しやすいものであるように思える。   しかし、本当にそうだろうか?自分の社会や民族、郷土、家族などのことを「真摯に」思いやって変えようとしたり守ろうしたりするからこそ、 . . . 本文を読む
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