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スメラ~想いをカタチに~

スメラは想いをカタチにするコミュニティーです みんなの想いをつなげて大きな輪にしてゆきましょう

【流れにのるまで(1)】

2010-05-15 11:59:32 | 【チベット・満州・中国の旅】
現地時間18:00ちょうどに北京に着きました。
この時間で気温23℃。
この季節にしては暑いのかな。
東京と比べれば。

空港について北京まではリムジンバスでの移動。
時間にして1時間くらいでしょうか。
タクシーでは100元、バスだと16元。
前回は荷物も多かったのでタクシーを使ったけど、今回はバスで。
節約が大事。

成田で少し両替しててよかった。
このおつりで小銭もできました。

バスの中で車が右側を走ってる違和感。
クラクションの音がやたらと鳴ります。

車内で気になったのは携帯電話。
もうみんな持ってますね。
それで、みんな車内で携帯使ってます。
文化の違いですね。

最初に向かったのは北京大学。
前回滞在したときによくしてもらったホテルでした。
そこを探します。

旅で厄介なのは宿探し。
日もすっかり暮れ、重たい荷物を引っ張りながら2時間ほどさまよいました。
結局は見つからず、探すのを断念しました。
もう疲れちゃったんですね。
妖しげななおじさんにもこえかけられるし・・・
バスでチャレンジなんても言ってられなくてタクシーを使って天安門に近い「東単」へ。
こういうときは基本に帰って、地球の歩き方を頼りにします。

一番安い東方しん光青年旅舎へ。

一泊138元。
借りるときにはデポジットでプラス100元払います。
あとで返してもらえるシステムですね。
部屋を見せてもらって、んんん・・・と思いましたが、こんなもんでしょう。

22:30に晩御飯。しばしさまよいましたが、結局はマックへ。
マックを出たのが23:00。

するとまた声をかけられました。

あああーーこわい・・・。

【出発】

2010-05-12 10:35:34 | 【チベット・満州・中国の旅】
空の上でブログの更新です。
何とか出発に漕ぎ着けました。

桜の計画どうなったかっていいますと・・・
実は桜の苗木を持っていくこことも、種を持っていくことも断念しました。
数少ない知人友人の協力を得て、3ルートで活路を見出そうとしましたが、
結局たどり着く結論は、中国の受け入れ先がないと持込みができないということ。
知り合いの日本人がいるだけではだめということなのです。
中国では受け入れ先のことを「単位」というのですが、
その「単位」が見つからないと始まらない訳です。

15年前、中国側の交渉は、中国人の方がいたのでスムーズにことは運びました。
日本の検疫もきちんとクリアー。
順調に中国国内はもちろんチベット自治区のラサまで滞りなく持っていくことができたのでした。

ところが今度は日本人、一人。自分・・・。
まっ、そこで悩むには悩んだのですが、美和Fがこういってくれました。

「まっ、いいじゃない!花さか爺さんで。」

なるほど、今年で完結しなくてもいいということ。
見栄はったり、無理したりしなくていい。
だって、ライフワークなのだから。

オバマ大統領が核廃絶についてこうスピーチされていました。
「私が生きている間に核のない世界は実現しないだろう。しかし、いまやれるべきことしっかりやっていこう」

そう。あせらなくていい。
自分が死ぬまでに桜が大きくなって、漢民族もチベット族もなく、宗教や国家を超えて花見ができて、そこに笑顔があればいい。
いい。時間かかっても。

平成25年に伊勢では式年遷宮があります。
この伝統を守るために、200年前から長野の山に木を植えている。
このスピード、効率が優先される現代で、これくらいの時のスパンで志を持つことがあってもいい。

それはちょっと自分らしく、自分に合っている。

という訳で、今回の旅の目的は、ラサで受け入れ桜を植えさせてくれる単位を見つけるということ。平たく言うと、ラサで友だち見つけよう!ってことなんです☆

いずれにしても、ことばも政治力もコネも金もありません。
どうなることやらってことで・・・

成田は雨でした。
美和Fからメールが届いてました。
「禊の雨だね」
祝福されております。

成田を出て、空の上。
もちろん快晴でございます☆

珍道中のはじまり、はじまりー!

【めんどくさい、からこそ】

2010-04-13 17:35:06 | 【チベット・満州・中国の旅】
先週、ある旅行会社に行ってきました。

チベット自治区に入るには入境許可証が必要になります。

チケットの手配、ビザ、旅程作成など、他の地域や海外と比べると手間、暇がかかります。

政情も不安定なところもあり、また桜の持ち込みもあるので、安全と確実性と時間を買えればと思い日本からのツアーを検討しました。

ところが…、高い!一月分の予算が10日間でなくなってしまいます(汗)

無理だ…、日本のツアーでは…

という訳で、自分でアレンジすることにしました。

中国内に入ってからチベットに入る手続きをする。

それは言葉のハンディ、そしてアウェーの向かい風を受け入れる覚悟が必要。

とにかく乗っかるしかないのです。

多少の不便さ、スケジュールの変更は止むおえない。

タイに行ったとき、財布を無くし、5000円で寝泊まりを含めた5日間を過ごしたことがありました。

そういえばその時もなんとかなった。

そう、たくさんの人に助けてもらったんだ。

甘える、というより、与えられた恵みを感謝して受けいれたい。

そう、思うのです。

美和Fがこの間言っていました。

「いちいち手続きしてれば、その数だけ出会いがあるんじゃない?」

人と人、確かに出会ってなんぼです。

こんなデジタルな時代に合わない自分には、めんどくさくてアナログなこの過程は合ってる、そんな気もしなくないです(^。^)

そして二つのこと。

一つは、桜の持ち込みには、中国の許可証が必要で、手続きには日本国内だけでなく、北京の税関とのやりとりが不可欠ということ(>_<)

もう一つは航空チケットを買ってしまったこと。ビザも申請してしまいました!

来月の5/11~6/9まで行っきます(^-^;

あぁぁぁぁー!!!

ずっと内緒にしてた、お袋にも話しました。

なんだろう?このワサワサした胸騒ぎは!?

少しでも中国語、触れてみよう。

ワサワサ…ワサワサ…

支離滅裂☆

【桜ひとり】

2010-04-08 14:28:59 | 【チベット・満州・中国の旅】
そうそう、伊勢でしたね。

あれから2カ月が過ぎました。

なぜに伊勢に行ったかといえば、旧年の無事平安のお礼と今回のプロジェクトのご協力のお願いを取り付けるためでした。

5月の連休明けから1か月程度、中国、チベット自治区へ行きます。

チベットの首都ラサに桜を植えるというのが今回の一番の目的。

その桜に祈りを込めたい、ということで、伊勢神宮に精通されている中山先生を友達のリラさんに紹介して頂いて訪問したというのが、2か月前でした。

中山先生と奥様のみどりさんのご協力を得て、桜に伊勢神宮のご祈祷を賜ることができることになりました。

あとは旅の資金とプランです。

今まさに動いているところなのですが、今回は一人での旅。

そして入境にさまざまな手続きとコスト、日数がいることもあり、大変になりそうです。

ただもう始まっています。

会社にも休みの届けをだし、受理頂きました。

資金もなんとかぎりぎりまで調達に帆走すれば準備できると思います。

たただ今回の主役は「桜」。

無事に持ち込みできるかを目下調整中です。

この見通しがつけば、旅の日程もFIXできそうなんですが・・・

ちょっと、中国大使館まで行ってきますね。

それと、今回のプロジェクトのもう一つ。

植樹した桜の前で、「桜」を歌うこと。

「桜」は森山直太郎さんが歌っていた曲です。
その曲を夏川りみさんが中国語歌っていたので、これにチベット訳を加えて、
3言語混声で歌いたいのです。

チベット族の方、漢民族の方、そして自分と。

とりあえず想いは今日はこの辺にして・・

さあそろそろ、動こう。

また書き始めます。

wombにも是非遊びに来て下さいね。

では。始動!

【健康であるということ】

2009-08-20 00:06:55 | 【チベット・満州・中国の旅】
8/14、0泊二日で名古屋に行ってきました。

成瀬さんに会いに。

大学時代、名古屋の夜間大学に行っていた自分は昼間、某テレビ局の報道部でカメラマンアシスタントの仕事をしていました。

成瀬さんは、カメラマンで、私のことをよく可愛がってくれました。

成瀬さんとは一緒に中国、チベットの旅をしたことがあります。

その旅は、北京から、チベットのラサまで旅のポイントごとに桜の苗木を植樹していくというもの。

北京、蘭州、ラサにはヤマザクラが植わっています。

もう10数年も前の話です。
ただその旅は悔いの残る残念な旅でもありました。

そのサクラが根をつけているのかいないのかもわかりません。

平和を祈念して植えたその木の行方を見るということ。

そしてまた新しい志で、ラサにサクラを植えてきたい。

そしてダライ・ラマのいる、インド、ダラムサーラにも。

この過渡期に、チベットがどこに向かうかは、世界の人権と国家に対する、モラルのフレームに関わってきます。

でも国家も人権も背負う話にはしたくない。

ただ日本人として、これが大事じゃないかと思うのです。

【お花見】o(^-^o)(o^-^)o

美しい桜を見て、美味しいご馳走を食べて、楽しい時間を過ごすo(^-^)o

まずはそこから始めてみれば。

そこでは面倒臭い話はなし!

お互いの食文化の交流と交換があればいい。

ホントにちっちゃな単位でいいから。

日本にはいろんなモノを掛け合わせ、混ぜ合わせ、自国のものにアレンジして、融合し、カタチにする力があります。

そういうのをシンクレティズムというのだけれど、以前、西洋的宗教観からすると、原始的で矛盾に満ちた考え方とされてきました。

でもこれだけグローバル化が進み、文化の多様性が明らかになっている今、これから必要な価値観って、他のカルチャーをどんだけ受け入れて、どんだけ消化(昇華)できるかに懸かっていると思います。

つまり、日本の得意な領域って訳です(>_<)

であればここは、勝負どころじゃないかな、と。

日本の強みをどんだけ表現できるか、ここだと思います(^O^)

そこんとこが日本が世界とつながれるポイントならば、そこんとこをカタチにしていってなんぼでしょう☆
変えられない、譲れないものがあるなら、それは変えなくても、譲らなくてもいい。

ある意味それが大事にしている価値観だったり、個性と呼ばれるものかもしれないからです。

ただ、それを強制させたり、押し付けるのは「NG」(>_<)

そこの最低限のルールが守れれば、お花見のステージセットはできるのではないかと思うのです。

満たされる中から溢れる想いこそ、本当の「想い」。

新しいサクラの下で、お花見ができるといい。

民族、人種、イデオロギー、宗教、ジェネレーションを越えて。

ホントに小さな単位でいいから。

夢、というか目標。
来年の四月~五月にかけてチベットにサクラを植えに行く。

予算、つまりお金も見通しはない。

問題は山ほどある。

でも自分がやりたいこと、自分にしかできないことを考えて、考えてここに行き着きました。

今日は日も改まって8/20、もうスタートはきってます。

う~~~~びびるなぁ~(*_*)

明日も歩みつづけよう。

全ての日々はラサに通ず。