京都-3b

　水産海洋学会も終わり、一息です。昨日は早退、今日は休んでました。体調維持、健康管理のためです。

　京都水族館の続きです。

　ここの売りが、オオサンショウウオ。

　入館後、流域展示の次にかなり気合の入った専門コーナーができています。

　
　こんだけオオサンショウウオがゴロンッと群れてると、　

　独特のグロさを通り越して、迫力です。

　賀茂川で捕獲された中国産の輸入・放流（逃げ出し、遺棄）個体との交雑種を預かり、展示しています。この経緯をしっかりと展示にも生かしています。遺伝的攪乱の恐ろしさ、まずさをこれほどわかりやすく展示している水族館は他にはないのではないでしょうか。

　展示生物確保が自然個体群に悪影響を及ぼさないようにと、

　希少淡水魚、特にタナゴ類の繁殖に力を入れています。
　ここまでやっている水族館も珍しい。


　オオサンショウウオのヌイグルミ。こいつを担いで東京まで帰る勇気がなかったので、あきらめました。ヌイグルミ、マグカップ、そして野球帽は購入禁止令が出ているので。