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スピリチュアル園芸生活(20)




宿命と運命は、同じ意味に扱われることが多いですが、別のものです。
宿命は、性別、生まれた時代、国、家族など変えられないもの、
運命は自由意志によって、切り拓き変えられるものです。
ということは、植物は動けないので、
まわりの環境を自分で変えることがほとんどできません。
宿命の中で、全てを受け入れ順応して生きているといえるでしょう。
運命は、種が風に運ばれるとか、雨が降る、降らない、
人間に世話されるなど、他力的なものしかありません。
このどんな宿命も運命も受け入れて生き抜く植物の
「強さ」にいつも感動し、尊敬します。
私たち人間は、ありがたいことに手足があり、動き、
見たり、聞いたり、声を発することも出来ます。
ですから、自分でいろいろな知恵と身体を使って
運命を切り拓いてゆくことが出来ます。
そんなふうに考えると、植物の偉大さを再認識しつつも、
自分の可能性も広がってゆく気がして、心に勇気や元気、
ゆとりや寛容さも広がる気がします。


















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