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「フィンドフォーンの花」





15年以上前に読んだ本ですが、
また読みたくなって、本棚から引っ張り出してきました。
北スコットランドにあるフィンドフォーン共同体の
創設者のひとりであるアイリーン・キャディの自伝です。
アイリーン、夫のピーター、ドロシー・マクリーンの3人と
子どもたちは、フィンドフォーン村のはずれの
キャラバンパークに住み着き、荒れ果てた土地に
食料を確保するための菜園を作りました。
そして、アイリーンは神からの様々なメッセージを受け取り、
ドロシーが自然界のフェアリーと対話し、
ピーターがそれを実行に移し、18キロのキャベツや
27キロのブロッコリーなどなど、数々の奇跡を起こしました。
そんな奇跡が話題になって、
フィンドフォーンが有名になり、共同体ができあがりました。
その頃は,既に園芸をやっていたのですが、
読んだ当時、「こんなことがあるんだ!」という衝撃は忘れられません。
フィンドフォーンのことをもっと知りたくてたまりませんでしたが、
インターネットなど普及していない時代で、関連する書籍の
発売を待つくらいしかありませんでした。
読み返してみて、やはり私たちは自然の中で生かされていることや、
そのことを実感しながら生きることで得る幸福感を
忘れてはいけないのだと再確認しました。
アイリーンは,もう何年も前に亡くなってしまいましたが、
フィンドフォーンは今もフィンドフォーン財団として
存在していて、様々なワークショップを開催しています。
日本語のホームページ
死ぬまでに、一度は訪れてみたい憧れの場所です。

震災から一年、3月11日の昨日は、
子どものときから長らくお世話になり、
なかなかお会いできなかった、
大切な方のお見舞いに、伺いました。
そこで伺った話によると、知り合いの方が
陸前高田のご実家に帰られて、
津波に遭って亡くなられたと知り、
ショックを受けました。
私の知り合いで被災された方は,今まで一人もいませんでした。
とてもとても、心やさしい、いい方でした。
深い悲しみに心が痛んでいます。
震災は,まだまだ終っていない......とつくづく実感した一日でした。
























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