スーパーにクリスマスの時期に食べるお菓子が並び始めました。


マルケ州フェルモ県に、人口2000人程の、卵麺のパスタで有名なカンポフィローネ(Campofiline)という町があります。
特に極細めんのカンポフィローネのマッケロンチーニ(Maccheroncini di Campofilone マッケロンチーニ・ディ・カンポフィローネ)が有名で、IGP(原産地名称保護制度 )に指定されています。
パスタ作りの歴史は古く、中世には既にあったそうです。
養鶏して産まれた鶏の卵が、大量に余った時に、その卵を使ってパスタを作ったのが始まりのようです。パスタを作って乾燥させれば、長期間の保存も出来て、一年中美味しいパスタが食べれるようになります。幅の広いパスタは、乾燥させると千切れてしまうので、極細に切ってみると千切れなかったので、極細になったという事も聞きました。
カンポフィローネのパスタは、デュラム小麦のセモリナ粉 又は小麦粉、平飼いで育てられている鶏の卵(小麦粉1kgにつき10個の割合)だけで作られます。水は加えません。そして28℃~40℃の低温で乾燥させます。



カンポフィローネのタリアテッレを使って、ロマネスコとアンチョビのパスタを作りました。

ロマネスコは房に分けて、大きい物は半分に切って、少し柔らかめに茹でます。

フライパンにオリーオイル、ニンニクのみじん切りアンチョビを入れて、弱火でニンニクが焦げないように炒めます。ロマネスコを入れて、フォークの背でつぶしながら炒めます。




茹でたパスタを入れて、よく合えます。お皿に盛って出来上がりです。
ブロッコリーやカリフラワーでも美味しく出来ます。これらの野菜とアンチョビの相性は絶妙です。