麦の刈り入れが始まりました。
ケッカ風のパスタはローマ地方の比較的新しい料理で、1960~70年代に出来たそうです(この名前が付けられる前からこのパスタはあったと思います。ナポリ地方にも同様のレシピがあります)。
しかし、いつどこで作られるようになったのかは、よくわからないそうです。作り方も色々あって、基本はボウルに小さく切った生トマト、ニンニク、バジルを入れて、塩、オリーブオイルでマリネして、茹でたパスタで和えるのですが、モッツァレラチーズ、オリーブ、すりおろしたチーズ、フェンネルシードを加えたレシピもあります。
ケッカ風という意味も、幾つかあって、フランチェスカ(女性の名前で愛称はケッカ)さんが作っていた、ケッカはイタリア語でオカマという意味があって、熱くも冷たくもない、チョット曖昧、そして材料にフェンネルシード(イタリア語でフィノッキオはオカマと言う意味もあります)を使う事等、他にも幾つかの説があるそうです。
今回作ったのは、いつも参考にする料理書に乗っていたレシピです。ボウルに角切りにしたトマト、ニンニク、千切ったバジル、塩を入れて混ぜて、多めのオリーブオイルを入れて、しばらくマリネします。
マリネしたトマト。
茹でたパスタをボウルに入れてよく混ぜ合わせます。
お皿に盛り付けます。